多くのガンでは、
再発を来たした場合、
治ることはありません。
しかし、多くの患者さんは、
当然ながら根治を求めています。
確率は低いですが、
再発後に根治、
正確には「治ったモドキ」と言うべきでしょうが、
そのような状態を得ることができる患者さんもいます。
現在も、十名ほどですが、
「絶対に根治は無い」
と言われた、思われた患者さんで
治ったモドキの状態を年単位で続けている患者さんがいます。
本当に治ったのかも知れません。
セカンドオピニオンに来られる患者さんでは、
様々な情報をすでに仕入れておられるかたも少なくありません。
そのような患者さんでは、
「再発 = 根治不能」
とはじめから諦めてしまっているかたもおられます。
ガンが根治不能ということは、
将来ガンの進行により、
その患者さんは必ず死に至る。
ということを意味します。
気楽に
「ガンと同居できればよい」
「ガンが大きくならなければいいんです」
などと考えられている患者さんもいますが、
ガンは猛獣です。
何時、鋭い牙を剥いて襲いかかってくるか分かりません。
扱い方一つで、
おとなしい猫になってくれることもありますが、
必ずそうなってくれるとは限りません。
先日も、
「再発 = 治らない」
と、アッサリと根治は諦めてしまい、
真っ当な治療は拒否して、
こともあろうに、
代替療法にすべてを賭けてしまった患者さんが
セカンドオピニオンに来られました。
例によって、
玄米菜食の食事療法にサプリメント、
そのほかは熱心に爪を揉まれていたようです。
ご家族が心配になりセカンドオピニオンに来られました。
再発時の写真やデータをお持ちになっていましたが、
あらためて検査したところ、
当然の結果として再発時点より確実に悪化していました。
根治を目指すにはあまりにも厳しい、
それは、ほぼ不可能な状態でした。
一方、再発時の検査所見から考えると、
根治の可能性も十分に考えられる状態でした。
治ったもどきかも知れませんが、
その状態に至るチャンスは十分にあったと思われます。
治療の順番を考えて、
抗癌剤治療、放射線、免疫など、
すべて総動員すれば、
可能性は十分に考えられました。
しかし、
「治らない」という間違った自己判断、
およびその後の代替療法が
そのせっかくのチャンスを完全に奪い去ってしまいました。
完全に手術適応のある消化器ガンの患者さんで、
「手術では治らない」
というご家族のとんでもない勘違いから、
食事療法に走り、
完全に手術のチャンスを失った患者さんもいます。
そのご家族は、
同じガンでの手術後に間も無く亡くなられたご友人を見て、
ガンで手術を受けると、
そのような結末に至るものであると信じ込まれてしまったようです。
勿論、手術を行うことだけで、
ガンが治る患者さんは、
概ね半数です。
しかし、消化器のガンで、
ガンが根治するためには手術しかありません。
不孝な結果に終わった
たった一例だけを見て、
それがすべてだと考えてしまう。
それはよくあることですが、
それは取り返しのつかない
本当に大きな悲劇を生みます。
また、その不孝な結果に終わった一例だけを、
それがすべてあるかのように、
大々的に取り上げて、
まったく効果の無い代替療法に引きずり込んで、
自分のお客さんにしようと目論む、
とんでもない輩もいますので騙されないでください。
「ガン再発 ≒ 根治不能」
であることは間違いありません。
しかし、
「再発 = 根治不能」
ではありません。
≒ と = との違いは、
生きるか死ぬかの差です。
ご自信で簡単に決める問題ではありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
再発を来たした場合、
治ることはありません。
しかし、多くの患者さんは、
当然ながら根治を求めています。
確率は低いですが、
再発後に根治、
正確には「治ったモドキ」と言うべきでしょうが、
そのような状態を得ることができる患者さんもいます。
現在も、十名ほどですが、
「絶対に根治は無い」
と言われた、思われた患者さんで
治ったモドキの状態を年単位で続けている患者さんがいます。
本当に治ったのかも知れません。
セカンドオピニオンに来られる患者さんでは、
様々な情報をすでに仕入れておられるかたも少なくありません。
そのような患者さんでは、
「再発 = 根治不能」
とはじめから諦めてしまっているかたもおられます。
ガンが根治不能ということは、
将来ガンの進行により、
その患者さんは必ず死に至る。
ということを意味します。
気楽に
「ガンと同居できればよい」
「ガンが大きくならなければいいんです」
などと考えられている患者さんもいますが、
ガンは猛獣です。
何時、鋭い牙を剥いて襲いかかってくるか分かりません。
扱い方一つで、
おとなしい猫になってくれることもありますが、
必ずそうなってくれるとは限りません。
先日も、
「再発 = 治らない」
と、アッサリと根治は諦めてしまい、
真っ当な治療は拒否して、
こともあろうに、
代替療法にすべてを賭けてしまった患者さんが
セカンドオピニオンに来られました。
例によって、
玄米菜食の食事療法にサプリメント、
そのほかは熱心に爪を揉まれていたようです。
ご家族が心配になりセカンドオピニオンに来られました。
再発時の写真やデータをお持ちになっていましたが、
あらためて検査したところ、
当然の結果として再発時点より確実に悪化していました。
根治を目指すにはあまりにも厳しい、
それは、ほぼ不可能な状態でした。
一方、再発時の検査所見から考えると、
根治の可能性も十分に考えられる状態でした。
治ったもどきかも知れませんが、
その状態に至るチャンスは十分にあったと思われます。
治療の順番を考えて、
抗癌剤治療、放射線、免疫など、
すべて総動員すれば、
可能性は十分に考えられました。
しかし、
「治らない」という間違った自己判断、
およびその後の代替療法が
そのせっかくのチャンスを完全に奪い去ってしまいました。
完全に手術適応のある消化器ガンの患者さんで、
「手術では治らない」
というご家族のとんでもない勘違いから、
食事療法に走り、
完全に手術のチャンスを失った患者さんもいます。
そのご家族は、
同じガンでの手術後に間も無く亡くなられたご友人を見て、
ガンで手術を受けると、
そのような結末に至るものであると信じ込まれてしまったようです。
勿論、手術を行うことだけで、
ガンが治る患者さんは、
概ね半数です。
しかし、消化器のガンで、
ガンが根治するためには手術しかありません。
不孝な結果に終わった
たった一例だけを見て、
それがすべてだと考えてしまう。
それはよくあることですが、
それは取り返しのつかない
本当に大きな悲劇を生みます。
また、その不孝な結果に終わった一例だけを、
それがすべてあるかのように、
大々的に取り上げて、
まったく効果の無い代替療法に引きずり込んで、
自分のお客さんにしようと目論む、
とんでもない輩もいますので騙されないでください。
「ガン再発 ≒ 根治不能」
であることは間違いありません。
しかし、
「再発 = 根治不能」
ではありません。
≒ と = との違いは、
生きるか死ぬかの差です。
ご自信で簡単に決める問題ではありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。




