昨日の「気になるコメント」で書いた、
「他人のガンは、移植される病気でないこと」
に対して、
「知りませんでした。
多分、あのNewsを見ている殆どの人は知らないと思います。」
と、少々ビックリするコメントをいただきました。
他人のガン細胞は、
それを取り出して、
別の人間に移植しても、
その人に、そのガンが植え付けられることはありません。
植えつけられた人間の免疫力により、
瞬時にそのガン細胞は殺されてしまいます。
それで、ガンが移るのであれば、
外科医は皆、イロイロなガンが発症して早々に死んでしまいます。
私も、何回かガン細胞を移植されたことがあります。
乳ガンの手術を行い、
乳腺の中に埋まっているガンのカタマリの一部を、
検査のために切り取る時に、
メスが滑って、
ガン組織を切り裂き、
勢い余って、ゴム手袋を破り私の指に突き刺さりました。
間違いなく、
数千か数万個のガン細胞が私の指の中に入りました。
理論上ガンにはならない、
とは分かってはいても、
気持ち良いものではありませんでした。
左手の指から乳ガンが出てきたら如何しよう・・・
有り得ないとは分かっていて、
幼稚な考えですが、
自分の身に降りかかると気持ちの良いものではありませんでした。
その時、何をしたかというと、
すぐにクレスチンというクスリを飲みはじめました。
免疫力を上げるためです。
念のため3週間ほど飲みました。
無駄、意味が無いとは分かっていながら・・・
20年以上前には、
まだ、内視鏡が今のような、
電子スコープといわれるようなハイカラなものではなく、
覗きのカメラでした。
その時、カメラを覗きながら、
食道ガンの病巣から生検のために細胞のカタマリを鉗子で採りました。
それが、勢い余って、
私の目の中に飛び込んできました。
ガンが自分の目の中に入った!
あのときの恐怖はありませんでした。
勿論、それにより、私の目がガンになることはない、
ことなど、理論的には分かってはいても、
怖い思いをしました。
現在、ガン患者さんの血液の検査により、
血液中のガン細胞を見ることができます。
世の中、ご自身ではまだ気が付いていない
無症状のガンを背負った方々はたくさんいます。
そのガンを背負った将来のガン患者さんが、
もし献血をしていたら、
その血を輸血されたかたは、
ガンが発症してしまうことになります。
ガン細胞とは、
己の細胞が突然変異したものであって、
すでに自己の細胞ではなくなっています。
したがって、理論的には、
免疫細胞が殺してくれるはずですが、
なかなか理屈どおりにはいきません。
勿論、発生してくる多くのガン細胞は、
免疫細胞により殺されていくことは分かっています。
しかし、それをすり抜けたガンは成長して発ガンに至ります。
ガンと免疫の難しい関係です。
しかし、流石に他人のガン細胞は、
即座に、己の細胞とは違うことを、
免疫細胞が認識してくれて、
瞬時に殺してくれます。
このブログを書いている時に、
また、かのナンとか学説の信望者からのコメントが、
入っていました。
申し訳ありませんが、
あなたの考え方は間違っています。
何も知らない方々に誤解を与えてしまいます。
今後、このブログへのコメントの投稿はご遠慮願います。
以上 文責 梅澤 充
「他人のガンは、移植される病気でないこと」
に対して、
「知りませんでした。
多分、あのNewsを見ている殆どの人は知らないと思います。」
と、少々ビックリするコメントをいただきました。
他人のガン細胞は、
それを取り出して、
別の人間に移植しても、
その人に、そのガンが植え付けられることはありません。
植えつけられた人間の免疫力により、
瞬時にそのガン細胞は殺されてしまいます。
それで、ガンが移るのであれば、
外科医は皆、イロイロなガンが発症して早々に死んでしまいます。
私も、何回かガン細胞を移植されたことがあります。
乳ガンの手術を行い、
乳腺の中に埋まっているガンのカタマリの一部を、
検査のために切り取る時に、
メスが滑って、
ガン組織を切り裂き、
勢い余って、ゴム手袋を破り私の指に突き刺さりました。
間違いなく、
数千か数万個のガン細胞が私の指の中に入りました。
理論上ガンにはならない、
とは分かってはいても、
気持ち良いものではありませんでした。
左手の指から乳ガンが出てきたら如何しよう・・・
有り得ないとは分かっていて、
幼稚な考えですが、
自分の身に降りかかると気持ちの良いものではありませんでした。
その時、何をしたかというと、
すぐにクレスチンというクスリを飲みはじめました。
免疫力を上げるためです。
念のため3週間ほど飲みました。
無駄、意味が無いとは分かっていながら・・・
20年以上前には、
まだ、内視鏡が今のような、
電子スコープといわれるようなハイカラなものではなく、
覗きのカメラでした。
その時、カメラを覗きながら、
食道ガンの病巣から生検のために細胞のカタマリを鉗子で採りました。
それが、勢い余って、
私の目の中に飛び込んできました。
ガンが自分の目の中に入った!
あのときの恐怖はありませんでした。
勿論、それにより、私の目がガンになることはない、
ことなど、理論的には分かってはいても、
怖い思いをしました。
現在、ガン患者さんの血液の検査により、
血液中のガン細胞を見ることができます。
世の中、ご自身ではまだ気が付いていない
無症状のガンを背負った方々はたくさんいます。
そのガンを背負った将来のガン患者さんが、
もし献血をしていたら、
その血を輸血されたかたは、
ガンが発症してしまうことになります。
ガン細胞とは、
己の細胞が突然変異したものであって、
すでに自己の細胞ではなくなっています。
したがって、理論的には、
免疫細胞が殺してくれるはずですが、
なかなか理屈どおりにはいきません。
勿論、発生してくる多くのガン細胞は、
免疫細胞により殺されていくことは分かっています。
しかし、それをすり抜けたガンは成長して発ガンに至ります。
ガンと免疫の難しい関係です。
しかし、流石に他人のガン細胞は、
即座に、己の細胞とは違うことを、
免疫細胞が認識してくれて、
瞬時に殺してくれます。
このブログを書いている時に、
また、かのナンとか学説の信望者からのコメントが、
入っていました。
申し訳ありませんが、
あなたの考え方は間違っています。
何も知らない方々に誤解を与えてしまいます。
今後、このブログへのコメントの投稿はご遠慮願います。
以上 文責 梅澤 充