ご承知のとおり、地球の温暖化が大きな問題になっています。
洞爺湖でのサミットでも、
最大の問題のようです。
「温暖化」と言えば、
何となくホノボノとした感覚さえ覚えますが、
人類、全生物、地球にとって極めて深刻な問題です。
100年後には人類は滅びているかも知れません。
それを、皮肉って、
「“温暖化”などというから、
真剣みが出てこない、
深刻さが伝わらない、
“地球温熱地獄化”とでも言い方を改めた方が良い。」
と、あるお笑いタレントが、
テレビで言っていたいましたが、
一理あると思います。
温暖化の先には、
最悪、人類滅亡という、
地獄化が待っているはずです。
うまいこと言うものだと感心しました。
言葉の使い方一つで、
受ける感じは大きく違ってきます。
ガン治療の現場でも、
「緩和ケア」
と言えば、何となく聞こえはイイですが、
言い方を変えれば、
「ガンに対して無治療」
「ガンの増大には目を瞑り、苦痛を和らげるだけ」
「ガンの悪化は放置して、死を待つだけ」
「座して死を待て」
ということになります。
それが「緩和ケア」の真実です。
そのような、真の意味を込めた言い方をされたなら、
どのくらいの患者さんが、
耳に心地の良い「緩和ケア」に行きたいと思うでしょうか。
また、
「積極的治療」
と言えばこれまた、
ガンに対して積極的に攻撃を仕掛けるようで、
聞こえはイイ言葉です。
しかし、
ガンに対して積極的ですが、
そのガンを背負った生身の身体に対しても、
積極的に痛手を負わせている事実は、
意識させない言葉です。
積極的治療の真実は、
ある意味、自らの身体を犠牲に、
敵に体当たり攻撃を仕掛ける、
勇猛果敢な“特攻”のような治療でもあります。
冗談抜きに、事実、積極的な標準的抗癌剤治療では、
1~2%の患者さんで、
敵に放ったはずの爆弾でモロに被爆し、
爆死してしまいます。
それもエビデンスです。
現在の日本の抗癌剤治療では、
その「特攻のような積極的治療」と
「座して死を待ての緩和ケア」
その両極端しかないことは、
悲しむべき状態だと思います。
そして、その両極端の治療(?)は、
甘い言葉のオブラートに包まれ、
多くの患者さんは本当の意味を知らされないまま、
それに突き進んでしまいます。
しかし、実際のガン治療には、
その中間の治療も存在していることをお忘れなく。
以上 文責 梅澤 充
洞爺湖でのサミットでも、
最大の問題のようです。
「温暖化」と言えば、
何となくホノボノとした感覚さえ覚えますが、
人類、全生物、地球にとって極めて深刻な問題です。
100年後には人類は滅びているかも知れません。
それを、皮肉って、
「“温暖化”などというから、
真剣みが出てこない、
深刻さが伝わらない、
“地球温熱地獄化”とでも言い方を改めた方が良い。」
と、あるお笑いタレントが、
テレビで言っていたいましたが、
一理あると思います。
温暖化の先には、
最悪、人類滅亡という、
地獄化が待っているはずです。
うまいこと言うものだと感心しました。
言葉の使い方一つで、
受ける感じは大きく違ってきます。
ガン治療の現場でも、
「緩和ケア」
と言えば、何となく聞こえはイイですが、
言い方を変えれば、
「ガンに対して無治療」
「ガンの増大には目を瞑り、苦痛を和らげるだけ」
「ガンの悪化は放置して、死を待つだけ」
「座して死を待て」
ということになります。
それが「緩和ケア」の真実です。
そのような、真の意味を込めた言い方をされたなら、
どのくらいの患者さんが、
耳に心地の良い「緩和ケア」に行きたいと思うでしょうか。
また、
「積極的治療」
と言えばこれまた、
ガンに対して積極的に攻撃を仕掛けるようで、
聞こえはイイ言葉です。
しかし、
ガンに対して積極的ですが、
そのガンを背負った生身の身体に対しても、
積極的に痛手を負わせている事実は、
意識させない言葉です。
積極的治療の真実は、
ある意味、自らの身体を犠牲に、
敵に体当たり攻撃を仕掛ける、
勇猛果敢な“特攻”のような治療でもあります。
冗談抜きに、事実、積極的な標準的抗癌剤治療では、
1~2%の患者さんで、
敵に放ったはずの爆弾でモロに被爆し、
爆死してしまいます。
それもエビデンスです。
現在の日本の抗癌剤治療では、
その「特攻のような積極的治療」と
「座して死を待ての緩和ケア」
その両極端しかないことは、
悲しむべき状態だと思います。
そして、その両極端の治療(?)は、
甘い言葉のオブラートに包まれ、
多くの患者さんは本当の意味を知らされないまま、
それに突き進んでしまいます。
しかし、実際のガン治療には、
その中間の治療も存在していることをお忘れなく。
以上 文責 梅澤 充