10月4日の「クスリのおかげ」
に対して、
たくさんの励ましのコメントをいただきありがとうございました。
すべてクスリのおかげ、
と考えると、
実際に虚しく感じることもありますが、
一日中、
患者さん一人一人で違う、
抗癌剤治療のメニュー作りをしていると、
本当に疲れます。
あの記事を書いた土曜日は、
メチャクチャ忙しい一日で、
あのページを書いたのは、
その殺人的な戦争のような一日が終わった後で、
アタマの中が朦朧としているような状態でした。
あの日は特別でしたが、
患者さんの数が多いと、
一日の終わりには、
アタマの真がジーンと痺れている感覚になります。
そのことを冷静に考えると、
あながちクスリだけの手柄ではないな、
患者さんの経過に、
私自身の力も多少は関与しているなと、
感じることができます。
しかし、朦朧としたアタマで書いたあのページを
あらためて見直してみると、
私なんかより遥かに虚しい思いで
日々ガン治療に励んでいる医者が
たくさんいることに気付きました。
標準治療だけしか、
行われない多くの抗癌剤治療専門の先生方です。
勿論、一人一人の患者さんに気を配って治療を続けておられる先生も
たくさんいることは、
重々理解しています。
標準的抗癌剤治療では、
患者さんの個性は勿論、
ガンの個性もまったく無視して、
見るのは、
身長と体重、
それに白血球と血小板の数だけ、
ただそれだけで、
その上、健康保険の枠にガッチリ絞めつられたうえで、
すべてが決まる治療メニューを、
日々繰り返しておられる先生方は、
さぞかし、
虚しい思いをなされているのではないかと
余計な心配をしてしまいました。
標準治療では、
患者さんが、
良い経過を辿っても、
それはまさにクスリのおかげ、
エビデンスのおかげ以上の何者でもありません。
病状の悪化を見ても、
それはただエビデンスの想定内のことです。
何回か書きましたが、
現在の標準的抗癌剤治療では、
身長と体重と、
その日の血液データだけをインプットすると、
コンピューターが即座に、
その患者さんの治療メニューを提示してくれる。
医者はそのコンピューターから吐き出される一枚の紙を
カルテに貼るだけ。
それを看護師が見て、
指示通りに患者さんの腕に針を刺して点滴を開始する。
チョット極端かも知れませんが、
現在の標準治療の現場と
そう大きくかけ離れた光景でもないように思います。
抗癌剤治療において、
今の傾向どおりに、
標準治療一辺倒化が進めば、
近い将来、
ロボット治療になることは
目に見えているように思います。
医者不足も医療費逼迫も叫ばれているようですから、
人件費のかからないロボット医療は、
日本のガン医療の救世主になってくれるかも知れません。
ロボットは、
虚しさを感じることもないでしょうし・・・・
いただいたたくさんのコメントと、
あのページを読み返してみて、
エビデンスの虜になり、
ただひたすら、
均一治療を進めている先生方がお気の毒になりました。
余計なお節介でした・・・・
以上 文責 梅澤 充
に対して、
たくさんの励ましのコメントをいただきありがとうございました。
すべてクスリのおかげ、
と考えると、
実際に虚しく感じることもありますが、
一日中、
患者さん一人一人で違う、
抗癌剤治療のメニュー作りをしていると、
本当に疲れます。
あの記事を書いた土曜日は、
メチャクチャ忙しい一日で、
あのページを書いたのは、
その殺人的な戦争のような一日が終わった後で、
アタマの中が朦朧としているような状態でした。
あの日は特別でしたが、
患者さんの数が多いと、
一日の終わりには、
アタマの真がジーンと痺れている感覚になります。
そのことを冷静に考えると、
あながちクスリだけの手柄ではないな、
患者さんの経過に、
私自身の力も多少は関与しているなと、
感じることができます。
しかし、朦朧としたアタマで書いたあのページを
あらためて見直してみると、
私なんかより遥かに虚しい思いで
日々ガン治療に励んでいる医者が
たくさんいることに気付きました。
標準治療だけしか、
行われない多くの抗癌剤治療専門の先生方です。
勿論、一人一人の患者さんに気を配って治療を続けておられる先生も
たくさんいることは、
重々理解しています。
標準的抗癌剤治療では、
患者さんの個性は勿論、
ガンの個性もまったく無視して、
見るのは、
身長と体重、
それに白血球と血小板の数だけ、
ただそれだけで、
その上、健康保険の枠にガッチリ絞めつられたうえで、
すべてが決まる治療メニューを、
日々繰り返しておられる先生方は、
さぞかし、
虚しい思いをなされているのではないかと
余計な心配をしてしまいました。
標準治療では、
患者さんが、
良い経過を辿っても、
それはまさにクスリのおかげ、
エビデンスのおかげ以上の何者でもありません。
病状の悪化を見ても、
それはただエビデンスの想定内のことです。
何回か書きましたが、
現在の標準的抗癌剤治療では、
身長と体重と、
その日の血液データだけをインプットすると、
コンピューターが即座に、
その患者さんの治療メニューを提示してくれる。
医者はそのコンピューターから吐き出される一枚の紙を
カルテに貼るだけ。
それを看護師が見て、
指示通りに患者さんの腕に針を刺して点滴を開始する。
チョット極端かも知れませんが、
現在の標準治療の現場と
そう大きくかけ離れた光景でもないように思います。
抗癌剤治療において、
今の傾向どおりに、
標準治療一辺倒化が進めば、
近い将来、
ロボット治療になることは
目に見えているように思います。
医者不足も医療費逼迫も叫ばれているようですから、
人件費のかからないロボット医療は、
日本のガン医療の救世主になってくれるかも知れません。
ロボットは、
虚しさを感じることもないでしょうし・・・・
いただいたたくさんのコメントと、
あのページを読み返してみて、
エビデンスの虜になり、
ただひたすら、
均一治療を進めている先生方がお気の毒になりました。
余計なお節介でした・・・・
以上 文責 梅澤 充



