昨夜、大阪府知事が、
夜のニュースショーのような番組に、
生出演していました。
その中で、大阪府の教育問題について触れていました。
大阪府の子供の成績は、
全国平均でかなり低いようです。
彼は、その改革を仕掛けているようですが、
教育委員といわれる人間たちの抵抗に苦しんでいるようです。
そこで、面白いことを言っていました。
昨日の戦争のような激務が終わって、
一杯飲みながらテレビを見ていたので、
正確な言い回しは覚えていませんが、
「委員や文部科学省の役人の子供は
公立学校には行かせない。
そんな文部科学省の役人が公立学校のことを
真剣に考えるはずがない。」
という内容のことを言っていました。
フト、考えると、
医療もまったく一緒ですね。
ガン対策基本法とやらの成立に尽力したといわれる
某国会議員も、
ご自身がガンになられたとき、
その基本法の中心であるはずの、
某がんセンターでの治療ではなく、
まったくエビデンスの無い、
そして健康保険の通らない治療を続けられた、
と漏れ聞いております。
教育も医療も、
政治レベルでは、
すべての国民に均等に、
最低限度の保障を与えることが主眼でしょうから、
当然といえば当然です。
経済的に余裕があれば、
そんな最低の教育、医療を、
甘んじて受ける必要はないはずです。
教育界や医療の世界に身をおく人間であれば、
すべての国民に均等に与えられている教育、医療が、
最低レベルであることは、
十分すぎるほど知っているのです。
最低限度の教育であることを知っていて、
しかも、経済的に余裕があり、
ご自身の子弟は、
いくらでもその上の教育を受けるさせることができるのであれば、
大阪府知事の言うとおり、
最低限度の教育の底上げを
真剣に考えることなど
有り得ないように思います。
医療とてまったく同じです。
厚労省の官僚の目から見れば、
何も知らない国民は、
最低限度の医療を受ければいいのです。
ガン医療の現場を知っている医者では、
そのご家族を、
がんセンターにお願いして
標準的抗癌剤治療を受けさせることは、
ほとんど有り得ないと思います。
少なくとも、
私は父親の治らないガンに対して、
そこでの治療など、
微塵も考えませんでした。
6年間私が診ました。
身内の患者であれば、
多少の無理はしてでも、
最低限度の標準治療だけで済ませることは有り得ません。
そのワンランク上の、
いくらでも用意されているオプションを必ず付け加えます。
その前に、
限られたガン以外では、
標準的抗癌剤治療は行いませんが、
最低保障の健康保険だけでの治療だけで、
ガン治療を終わりにすることはありません。
昨日の「ガンの根治」で書いた、
「ガンが根治する」ためには、
最低限度の治療では、
手術で根治する以外には、
非常に難しいのが現状です。
しかし、健康保険では認めていないオプションは
たくさん用意されています。
現在の、
お役人が支配している、
日本の医療制度のもとで、
満足なガン治療を行うことは、
不可能だと思います。
ご自身にあった、
オプション治療も必要です。
本日も、
その標準治療だけを続け、
挙句にガン難民になられた患者さんが、
セカンドオピニオンに来られました。
貧しい日本のガン治療はまだまだ続くような気がします。
以上 文責 梅澤 充
夜のニュースショーのような番組に、
生出演していました。
その中で、大阪府の教育問題について触れていました。
大阪府の子供の成績は、
全国平均でかなり低いようです。
彼は、その改革を仕掛けているようですが、
教育委員といわれる人間たちの抵抗に苦しんでいるようです。
そこで、面白いことを言っていました。
昨日の戦争のような激務が終わって、
一杯飲みながらテレビを見ていたので、
正確な言い回しは覚えていませんが、
「委員や文部科学省の役人の子供は
公立学校には行かせない。
そんな文部科学省の役人が公立学校のことを
真剣に考えるはずがない。」
という内容のことを言っていました。
フト、考えると、
医療もまったく一緒ですね。
ガン対策基本法とやらの成立に尽力したといわれる
某国会議員も、
ご自身がガンになられたとき、
その基本法の中心であるはずの、
某がんセンターでの治療ではなく、
まったくエビデンスの無い、
そして健康保険の通らない治療を続けられた、
と漏れ聞いております。
教育も医療も、
政治レベルでは、
すべての国民に均等に、
最低限度の保障を与えることが主眼でしょうから、
当然といえば当然です。
経済的に余裕があれば、
そんな最低の教育、医療を、
甘んじて受ける必要はないはずです。
教育界や医療の世界に身をおく人間であれば、
すべての国民に均等に与えられている教育、医療が、
最低レベルであることは、
十分すぎるほど知っているのです。
最低限度の教育であることを知っていて、
しかも、経済的に余裕があり、
ご自身の子弟は、
いくらでもその上の教育を受けるさせることができるのであれば、
大阪府知事の言うとおり、
最低限度の教育の底上げを
真剣に考えることなど
有り得ないように思います。
医療とてまったく同じです。
厚労省の官僚の目から見れば、
何も知らない国民は、
最低限度の医療を受ければいいのです。
ガン医療の現場を知っている医者では、
そのご家族を、
がんセンターにお願いして
標準的抗癌剤治療を受けさせることは、
ほとんど有り得ないと思います。
少なくとも、
私は父親の治らないガンに対して、
そこでの治療など、
微塵も考えませんでした。
6年間私が診ました。
身内の患者であれば、
多少の無理はしてでも、
最低限度の標準治療だけで済ませることは有り得ません。
そのワンランク上の、
いくらでも用意されているオプションを必ず付け加えます。
その前に、
限られたガン以外では、
標準的抗癌剤治療は行いませんが、
最低保障の健康保険だけでの治療だけで、
ガン治療を終わりにすることはありません。
昨日の「ガンの根治」で書いた、
「ガンが根治する」ためには、
最低限度の治療では、
手術で根治する以外には、
非常に難しいのが現状です。
しかし、健康保険では認めていないオプションは
たくさん用意されています。
現在の、
お役人が支配している、
日本の医療制度のもとで、
満足なガン治療を行うことは、
不可能だと思います。
ご自身にあった、
オプション治療も必要です。
本日も、
その標準治療だけを続け、
挙句にガン難民になられた患者さんが、
セカンドオピニオンに来られました。
貧しい日本のガン治療はまだまだ続くような気がします。
以上 文責 梅澤 充