ガンの存在による疼痛のコントールを目的に、
麻薬は頻繁に使われています。
夜のニュース番組で、
口の軽い軽薄な司会者が、
大麻のニュースを流しているときに、
麻薬と覚醒剤を混同していましたが、
麻薬という言葉に、
誤解をされている患者さんが多いようです。
鎮痛剤として使われる麻薬は、
ガン治療の一環です。
覚醒剤とはまったく違います。
ガンによる痛みを感じさせないように、
徹底的に麻薬を使った患者群と、
可能な限り痛みを我慢してもらった患者群では、
麻薬を大量に使った患者群の方が長生きした、
というデータも出ています。
痛みを感じて生活するのは損です。
QOLを大きく落とした上に、
長生きができなくなります。
必要なだけ麻薬を使い痛みのコントロールをするべきです。
「一度使うと二度と止められなくなる」
「中毒になる」
と言って、
麻薬を敬遠される患者さんもいますが、
それも大きな誤解です。
馬鹿なテレビの司会者などの、
軽率な発言が、
そのような誤解を生む原因の一つになっていると思います。
痛みを発生させている原因が、
軽快すれば、
麻薬も止めることは可能です。
現在、酷い痛みのために、
大量に使っていた麻薬を止めてから、
すでに7年間経過している患者さんもいます。
勿論、ガンはシッカリ存在していますが、
ガンの自己主張はおさまり、
現在は痛み止めは何も使っていません。
1年間以上かなりの量を使いましたが、
当然、中毒にもならず、
止めることも可能でした。
麻薬を止めることができた患者さんは、
少なくありません。
残念ながら、
その痛みの発生原因になっているガンの病巣の縮小がなければ、
中止または減量は難しいのは事実ですが、
ガンが上手くコントロールできたならば、
麻薬の中止は可能になります。
また、麻薬そのものが全身状態の悪化招くことはほとんどありません。
誤解、迷信に囚われることなく、
正しく鎮痛剤である麻薬を使って、
快適な生活を考えるべきだと思います。
痛みは患者さん本人しか分かりません。
「この検査所見では、痛いはずがない」
などと言う医者もいるようですが、
患者さんが、
「痛い」と感じればそれがすべてです。
場合により、
精神安定剤のようなクスリで簡単に消えてしまうような、
「痛み」もありますが、
患者さんが「痛い」と感じたら、
その対処は、主治医に考えてもらわなければなりません。
しかし、痛みを感じて、
その痛みを緩和するための麻薬も含めた鎮痛剤の効果も、
そして、そのクスリによる副作用の程度も、
すべて患者さんご本人だけにしか分かりません。
医者はまったく、
その程度を認識することはできません。
そのとき、
昨日の「治療の主役」でも書いたとおり、
医者任せでは、
満足な鎮痛効果は得られません。
逆に、副作用だけに苦しむことにもなりかねません。
痛み止めの効果、副作用は、
患者さんご自身で判断して、
その量を自己調節しなければなりません。
勿論、そのときに、
主治医に自己調節する旨はハッキリと伝えて、
何処までの減量、増量が可能であるのかの
確認だけはしておかなければなりません。
「処方された量だけしか使うな」
と言う主治医であれば、
医者を替えることも真剣に考えたほうが良いと思います。
先ず、その範囲内で、
効果と副作用をご自身で天秤に掛けながら、
自己調節して、
それでは量が足りなければ、
増量を主治医にお願いし、
最適量を探し出してください。
また、それを使う時間も、
効果に影響する場合も多々あります。
特に、麻薬の副作用の代表格である、
便秘に対する下剤の効果は、
その内服時間に大きく作用されます。
ご自身でこまめに調節してください。
場合によっては、
麻薬は不要になるかも知れません。
すべてのガン治療がそうあるべきですが、
特に疼痛管理のための麻薬は、
ご自身がその治療の主導者にならなければ、
満足な結果は得られません。
これは、すべての緩和治療について言えることだと思います。
苦痛は患者さんご自身しか分かりません。
そして、クスリの効果も副作用も、
それを知るのは患者さんだけです。
治療の主導権を握ってください。
以上 文責 梅澤 充
麻薬は頻繁に使われています。
夜のニュース番組で、
口の軽い軽薄な司会者が、
大麻のニュースを流しているときに、
麻薬と覚醒剤を混同していましたが、
麻薬という言葉に、
誤解をされている患者さんが多いようです。
鎮痛剤として使われる麻薬は、
ガン治療の一環です。
覚醒剤とはまったく違います。
ガンによる痛みを感じさせないように、
徹底的に麻薬を使った患者群と、
可能な限り痛みを我慢してもらった患者群では、
麻薬を大量に使った患者群の方が長生きした、
というデータも出ています。
痛みを感じて生活するのは損です。
QOLを大きく落とした上に、
長生きができなくなります。
必要なだけ麻薬を使い痛みのコントロールをするべきです。
「一度使うと二度と止められなくなる」
「中毒になる」
と言って、
麻薬を敬遠される患者さんもいますが、
それも大きな誤解です。
馬鹿なテレビの司会者などの、
軽率な発言が、
そのような誤解を生む原因の一つになっていると思います。
痛みを発生させている原因が、
軽快すれば、
麻薬も止めることは可能です。
現在、酷い痛みのために、
大量に使っていた麻薬を止めてから、
すでに7年間経過している患者さんもいます。
勿論、ガンはシッカリ存在していますが、
ガンの自己主張はおさまり、
現在は痛み止めは何も使っていません。
1年間以上かなりの量を使いましたが、
当然、中毒にもならず、
止めることも可能でした。
麻薬を止めることができた患者さんは、
少なくありません。
残念ながら、
その痛みの発生原因になっているガンの病巣の縮小がなければ、
中止または減量は難しいのは事実ですが、
ガンが上手くコントロールできたならば、
麻薬の中止は可能になります。
また、麻薬そのものが全身状態の悪化招くことはほとんどありません。
誤解、迷信に囚われることなく、
正しく鎮痛剤である麻薬を使って、
快適な生活を考えるべきだと思います。
痛みは患者さん本人しか分かりません。
「この検査所見では、痛いはずがない」
などと言う医者もいるようですが、
患者さんが、
「痛い」と感じればそれがすべてです。
場合により、
精神安定剤のようなクスリで簡単に消えてしまうような、
「痛み」もありますが、
患者さんが「痛い」と感じたら、
その対処は、主治医に考えてもらわなければなりません。
しかし、痛みを感じて、
その痛みを緩和するための麻薬も含めた鎮痛剤の効果も、
そして、そのクスリによる副作用の程度も、
すべて患者さんご本人だけにしか分かりません。
医者はまったく、
その程度を認識することはできません。
そのとき、
昨日の「治療の主役」でも書いたとおり、
医者任せでは、
満足な鎮痛効果は得られません。
逆に、副作用だけに苦しむことにもなりかねません。
痛み止めの効果、副作用は、
患者さんご自身で判断して、
その量を自己調節しなければなりません。
勿論、そのときに、
主治医に自己調節する旨はハッキリと伝えて、
何処までの減量、増量が可能であるのかの
確認だけはしておかなければなりません。
「処方された量だけしか使うな」
と言う主治医であれば、
医者を替えることも真剣に考えたほうが良いと思います。
先ず、その範囲内で、
効果と副作用をご自身で天秤に掛けながら、
自己調節して、
それでは量が足りなければ、
増量を主治医にお願いし、
最適量を探し出してください。
また、それを使う時間も、
効果に影響する場合も多々あります。
特に、麻薬の副作用の代表格である、
便秘に対する下剤の効果は、
その内服時間に大きく作用されます。
ご自身でこまめに調節してください。
場合によっては、
麻薬は不要になるかも知れません。
すべてのガン治療がそうあるべきですが、
特に疼痛管理のための麻薬は、
ご自身がその治療の主導者にならなければ、
満足な結果は得られません。
これは、すべての緩和治療について言えることだと思います。
苦痛は患者さんご自身しか分かりません。
そして、クスリの効果も副作用も、
それを知るのは患者さんだけです。
治療の主導権を握ってください。
以上 文責 梅澤 充




