元気なガン患者さんの抗癌剤治療?
昨日は、Performance Status(PS)(パフォーマンス ステータス)について書きました。
そこでも、少し触れましたが、現在の、大量の抗癌剤を用いて、ガンの縮小だけが主要目的であるかのような標準的抗癌剤治療は、ほとんどの場合PS 0 〜1の患者さんが治療対症になっています。
悪くてもPS 2 です。
多くの場合PS 3 〜4の患者さんには、もはや積極的な抗癌剤治療は行なわずに、緩和医療だけを行なうことを薦められます。
それは、現在の、大量の抗癌剤を患者さんに注入する、辛く苦しい"標準的な抗癌剤治療"を行なうための、唯一の根拠、"錦の御旗"である"エビデンス"を出すために、身を挺して亡くなられた患者さんたちのほとんどがPS 0 〜1であったためです。
このことについては昨日書きました。
PSが0 〜1とは、ガンによる自覚症状ほとんどない元気なガン患者さんです。
「ガンです。」と診断・宣告された患者さんやご家族は、多くの場合目の前が真っ暗になり、"すぐにでも死んでしまう"かのような錯覚に陥ります。
その結果、延命効果に極めて乏しい現在の標準的な抗癌剤治療に突き進んでしまいます。
そこで一歩踏みとどまって冷静に考えて下さい。
不幸にして、根治が出来ず、"将来"命を奪われる結果になってしまったとしても、今は、お元気なのではないないでしょうか?
何処も痛くはないのではないでしょうか?
ガンは一般的には、患者さんが想像するほど速くは進行しません。
今日発見されたガン、あるいは今日発見されたガンの再発は、たとえ手術が出来ない、すなわち根治することが難しい状態であったとしても、
たまたま今日、CTやレントゲン、超音波あるいは採血などを行い、それら検査によって発見されただけではないでしょうか。
機械の目で見えるだけではないでしょうか。
もし、その検査を行なわなかったならば、その存在にも気が付かなかったのではないでしょうか。
勿論、痛みなどが発生して、その原因を調べたらガンが見つかったということもあるでしょう、しかし、それでもその痛みが今現在耐え難い酷い苦痛である場合は非常に稀です。
多くのガンは、たとえ根治が不能の状態であっても、その患者さんの生活を大きく制限するものではないはずです。
その様に、仕事も可能で、普通の生活が出来るガン患者さんに対し、辛い副作用が必発で、生活に大きな制限を与える、現在の標準的な抗癌剤治療を行なうことが本当に意味のあることでしょうか。
その様な、全く素朴な疑問から、2006年1月17日に書いたような
「化学療法は患者にとって有用か?」
という、ビックリするような討論がアメリカでは発生する訳です。
何故、日本では、このような真摯な論議は行なわれないのでしょうか。
日本人は、ご自分に都合の悪いことは、隠したがる性格なのでしょうか。
そんな論議がされたら、延命効果が全くないことを知りながら、抗癌剤治療を延々と続けていたことがバレてしまうからでしょうか。
責任追及を恐れるのは、マンションの耐震偽装の面々だけではないようです。
今でこそ、僅か数ヶ月といえども、延命効果が認められる(2006年1 /10 /12 /13に記載)ようにはなりましたが、それまでは、抗癌剤治療には全く延命効果は存在しなかったのですから、元気に普通の生活を送っていたガン患者さんにとっては、まさに"強制収容所"に送られるようなものではなかったでしょうか。(2006年1月15日記載)
強制収容所送りをしていたことが、バレてしまうのがイヤだから、現在の本当の治療効果について、公表しないのでしょうか。
現在の、標準的抗癌剤治療について、冷静に考えて下さい。
今現在、ガンを背負っていても何不自由無く生活が出来るのに、耐え難い苦痛を伴う、現在の標準的抗癌剤治療を行なうことが、本当に幸せなことであるのか否かを。
無症状のガンを小さくすることに何か意味があるのでしょうか。
症状を出していないおとなしいガンが小さくなることと、
患者さんが望む「長生きすること」とは比例しません。
現在の、普通の生活が、場合によっては入院生活に変わり、抗癌剤治療の副作用という、非常に大きな苦痛に悩まされることになります。
外来通院でも、標準的抗癌剤治療では、ほぼ全ての患者さんに、副作用はもれなく付いてきます。
貴重な普通の生活を失う代償が、僅か数ヶ月の延命です。
現在の日本のガン治療で中核的役割を果たしているかのように見える、がんセンターなどでは、そのように、多くの患者さんや、ご家族は望まないであろうと思われる、標準的抗癌剤治療が遂行されています。
一歩立ち止まって、ご自身の、ご家族のガン治療について、
ゆっくりと、冷静に考えて下さい。
ガンは、そのくらいの時間は十分に待っていてくれます。
以上 文責 梅澤 充
昨日は、Performance Status(PS)(パフォーマンス ステータス)について書きました。
そこでも、少し触れましたが、現在の、大量の抗癌剤を用いて、ガンの縮小だけが主要目的であるかのような標準的抗癌剤治療は、ほとんどの場合PS 0 〜1の患者さんが治療対症になっています。
悪くてもPS 2 です。
多くの場合PS 3 〜4の患者さんには、もはや積極的な抗癌剤治療は行なわずに、緩和医療だけを行なうことを薦められます。
それは、現在の、大量の抗癌剤を患者さんに注入する、辛く苦しい"標準的な抗癌剤治療"を行なうための、唯一の根拠、"錦の御旗"である"エビデンス"を出すために、身を挺して亡くなられた患者さんたちのほとんどがPS 0 〜1であったためです。
このことについては昨日書きました。
PSが0 〜1とは、ガンによる自覚症状ほとんどない元気なガン患者さんです。
「ガンです。」と診断・宣告された患者さんやご家族は、多くの場合目の前が真っ暗になり、"すぐにでも死んでしまう"かのような錯覚に陥ります。
その結果、延命効果に極めて乏しい現在の標準的な抗癌剤治療に突き進んでしまいます。
そこで一歩踏みとどまって冷静に考えて下さい。
不幸にして、根治が出来ず、"将来"命を奪われる結果になってしまったとしても、今は、お元気なのではないないでしょうか?
何処も痛くはないのではないでしょうか?
ガンは一般的には、患者さんが想像するほど速くは進行しません。
今日発見されたガン、あるいは今日発見されたガンの再発は、たとえ手術が出来ない、すなわち根治することが難しい状態であったとしても、
たまたま今日、CTやレントゲン、超音波あるいは採血などを行い、それら検査によって発見されただけではないでしょうか。
機械の目で見えるだけではないでしょうか。
もし、その検査を行なわなかったならば、その存在にも気が付かなかったのではないでしょうか。
勿論、痛みなどが発生して、その原因を調べたらガンが見つかったということもあるでしょう、しかし、それでもその痛みが今現在耐え難い酷い苦痛である場合は非常に稀です。
多くのガンは、たとえ根治が不能の状態であっても、その患者さんの生活を大きく制限するものではないはずです。
その様に、仕事も可能で、普通の生活が出来るガン患者さんに対し、辛い副作用が必発で、生活に大きな制限を与える、現在の標準的な抗癌剤治療を行なうことが本当に意味のあることでしょうか。
その様な、全く素朴な疑問から、2006年1月17日に書いたような
「化学療法は患者にとって有用か?」
という、ビックリするような討論がアメリカでは発生する訳です。
何故、日本では、このような真摯な論議は行なわれないのでしょうか。
日本人は、ご自分に都合の悪いことは、隠したがる性格なのでしょうか。
そんな論議がされたら、延命効果が全くないことを知りながら、抗癌剤治療を延々と続けていたことがバレてしまうからでしょうか。
責任追及を恐れるのは、マンションの耐震偽装の面々だけではないようです。
今でこそ、僅か数ヶ月といえども、延命効果が認められる(2006年1 /10 /12 /13に記載)ようにはなりましたが、それまでは、抗癌剤治療には全く延命効果は存在しなかったのですから、元気に普通の生活を送っていたガン患者さんにとっては、まさに"強制収容所"に送られるようなものではなかったでしょうか。(2006年1月15日記載)
強制収容所送りをしていたことが、バレてしまうのがイヤだから、現在の本当の治療効果について、公表しないのでしょうか。
現在の、標準的抗癌剤治療について、冷静に考えて下さい。
今現在、ガンを背負っていても何不自由無く生活が出来るのに、耐え難い苦痛を伴う、現在の標準的抗癌剤治療を行なうことが、本当に幸せなことであるのか否かを。
無症状のガンを小さくすることに何か意味があるのでしょうか。
症状を出していないおとなしいガンが小さくなることと、
患者さんが望む「長生きすること」とは比例しません。
現在の、普通の生活が、場合によっては入院生活に変わり、抗癌剤治療の副作用という、非常に大きな苦痛に悩まされることになります。
外来通院でも、標準的抗癌剤治療では、ほぼ全ての患者さんに、副作用はもれなく付いてきます。
貴重な普通の生活を失う代償が、僅か数ヶ月の延命です。
現在の日本のガン治療で中核的役割を果たしているかのように見える、がんセンターなどでは、そのように、多くの患者さんや、ご家族は望まないであろうと思われる、標準的抗癌剤治療が遂行されています。
一歩立ち止まって、ご自身の、ご家族のガン治療について、
ゆっくりと、冷静に考えて下さい。
ガンは、そのくらいの時間は十分に待っていてくれます。
以上 文責 梅澤 充



