小泉内閣が政治家生命を賭けて(?)断行する(した?)
郵政民営化なる政治改革ですが、
それによると、
税金の無駄使いをなくして、
国民への郵政サービスは変えない、変わらない、
むしろ向上させるそうで、
いいことずくめのようです。
現在国が管轄しているガン治療病院でも、
改革を進めて頂きたい問題があります。
先日、国立がんセンターで、セカンドオピニオンを頂いてから
私のもとに来院された患者さんがいます。
「手術不能」と診断されたのガン患者さんです。
はじめにその診断を受けた病院で、
標準的抗癌剤治療を勧められて、
その治療に疑問を抱き、
セカンドオピニオンを得るために、
国立がんセンターを訪れました。
そこでは、当然ながらお決まりの、
標準的抗癌剤治療だけを勧められたそうです。
その患者さんは、いろいろなメディアを通じて、
ご自分のガンの予後、治療そしてその治療成績を調べていました。
かなりの知識武装をした患者さんです。
ガンという強敵と戦うためには、知識武装は極めて重要であることは、
1月14日の「理想的なガン治療を受けるために」
1月30日の「病気に対する患者さんの勉強不足」
をはじめ、何回も訴えてきました。
その上で、日本のガン治療の中心地とも言うべき国立がんセンターでの、
可能性を確認したかったそうです。
「休眠療法」
「はじめだけ多めの抗癌剤を使ってガンに縮小があれば手術を行う」
など、など素人の患者さんとして、
考えられる限りの提案をして、
ご自身に最善の治療をしてもらうことを訴えたようですが、
「ここでは、標準治療以外は行いません。」の一点張りで、
患者さんの要求はまったく受け入れてくれなかったそうです。
その患者さんは、標準的抗癌剤治療の治療成績に不満を持ち、
日本のガン治療の中心病院を訪れたのです。
しかし、患者さんの要望はまったく受け入れてもらえませんでした。
また、現在私は、手術不能のガンを患った患者さんを診ています。
その患者さんは、同じ国立がんセンターで、
標準的抗癌剤治療を受け、まったく効果がなく、
その後、ある治験の新薬を使い、一時的には治療効果を認めるも、
その治験期間が終了すると、それを延長することはなく、
「もはや治療方法はありません」とお決まりの宣告を受け、
行くところがなくなり、私のもとに来られました。
このことは、
4月16日の「具合の良くない患者さん」で書いたのと同じで、
国立がんセンターでも、具合の悪い患者さんは居なくなります。
誰のための、
何のための、
ガン治療
なのでしょうか。
私には、国立がんセンターにおけるガン治療は、
医者のための行われる治療であるように思えてなりません。
少なくとも、
個々の患者さんのことを考えて行われる治療だとは到底考えられません。
国立がんセンターのホームページの「設立の目的」では、
たしかに、人類の悲願である「がん克服」
が目的であれば、目の前の個々のガン患者さんは、
「がん克服」のための、単なる研究材料であり、
実験動物に過ぎなくなってしまうのは、
やむをえないことではないかとも思います。
正確なガン治療のデータを収集して、
それをもって、「人類の悲願」達成に貢献しようとするのですから、
均一な治療以外は、できようはずがありません。
個々の患者さんのことを考えていたならば、
正確なデータ収集は不可能です。
勿論、治療方法は一種類だけではなく、
A法、B法、C法いずれが優れているかの比較検討はされてはいますが、
その治療方法選択に際し、多くの場合患者さんの考えは無視されます。
常々考えるのですが、
国立がんセンターの存在目的が
「目の前の個々の患者さんの悲願」に応えることではなく、
「将来の人類の悲願達成」にあるのであれば、
その病院における治療費用は、
すべて無料にして、国が負担するべきではないでしょうか。
健康保険を使っても、非常にお金のかかるガン治療がすべて無料であれば、
患者さんも納得して、
「人類の悲願」のために、「命を捧げる」ことも出来ることでしょう。
患者さんは「身を挺して」「将来の人類の悲願に貢献」するのですから、
そこから得られるデータには、
治療費に相当あるいはそれ以上の価値があるはずです。
しかし、その病院の本当の目的を知らないで、
「最善のガン治療をしてもらえる病院」であると
まさに致命的な勘違いして、
他の病院と同じだけの治療費を支払い、
その挙句、「自分のためではなく」
「将来の人類のための治療」を受ける
のではたまったものではありません。
これほど国民・患者を馬鹿にした話はないのではないでしょうか。
患者さん全員を無料にすることができないのであれば、
かつての国鉄や郵政と同様に、民営化して、
目の前の個々の患者さんのことを考えて治療をするような病院に
方向転換するべきではないでしょうか。
現在の、国立がんセンターの存在は、
巨額の税金を注ぎ込んでいるにしては、
とても、中途半端な存在だと思います。
税金投入無しで、完全な民営化にすれば、
真に患者さんの望む治療を行ってくれる病院に生まれ変わると思います。
4月9日の「実例・実名を書かない理由」で、
その気持ちは変わりませんが、
最近、国立がんセンターから、
逃げ出してきたり、
見捨てられたりした患者さんを
頻繁に見ていますので、
いまだに誤解をしている患者さんも多い、
その病院の存在の本当の目的を知って頂きたく敢えて実名を挙げました。
僅かながら私の税金も入っているのですから、
もう少し、目の前の患者さんを大切にして頂きたいと思います。
以上 文責 梅澤 充
郵政民営化なる政治改革ですが、
それによると、
税金の無駄使いをなくして、
国民への郵政サービスは変えない、変わらない、
むしろ向上させるそうで、
いいことずくめのようです。
現在国が管轄しているガン治療病院でも、
改革を進めて頂きたい問題があります。
先日、国立がんセンターで、セカンドオピニオンを頂いてから
私のもとに来院された患者さんがいます。
「手術不能」と診断されたのガン患者さんです。
はじめにその診断を受けた病院で、
標準的抗癌剤治療を勧められて、
その治療に疑問を抱き、
セカンドオピニオンを得るために、
国立がんセンターを訪れました。
そこでは、当然ながらお決まりの、
標準的抗癌剤治療だけを勧められたそうです。
その患者さんは、いろいろなメディアを通じて、
ご自分のガンの予後、治療そしてその治療成績を調べていました。
かなりの知識武装をした患者さんです。
ガンという強敵と戦うためには、知識武装は極めて重要であることは、
1月14日の「理想的なガン治療を受けるために」
1月30日の「病気に対する患者さんの勉強不足」
をはじめ、何回も訴えてきました。
その上で、日本のガン治療の中心地とも言うべき国立がんセンターでの、
可能性を確認したかったそうです。
「休眠療法」
「はじめだけ多めの抗癌剤を使ってガンに縮小があれば手術を行う」
など、など素人の患者さんとして、
考えられる限りの提案をして、
ご自身に最善の治療をしてもらうことを訴えたようですが、
「ここでは、標準治療以外は行いません。」の一点張りで、
患者さんの要求はまったく受け入れてくれなかったそうです。
その患者さんは、標準的抗癌剤治療の治療成績に不満を持ち、
日本のガン治療の中心病院を訪れたのです。
しかし、患者さんの要望はまったく受け入れてもらえませんでした。
また、現在私は、手術不能のガンを患った患者さんを診ています。
その患者さんは、同じ国立がんセンターで、
標準的抗癌剤治療を受け、まったく効果がなく、
その後、ある治験の新薬を使い、一時的には治療効果を認めるも、
その治験期間が終了すると、それを延長することはなく、
「もはや治療方法はありません」とお決まりの宣告を受け、
行くところがなくなり、私のもとに来られました。
このことは、
4月16日の「具合の良くない患者さん」で書いたのと同じで、
国立がんセンターでも、具合の悪い患者さんは居なくなります。
誰のための、
何のための、
ガン治療
なのでしょうか。
私には、国立がんセンターにおけるガン治療は、
医者のための行われる治療であるように思えてなりません。
少なくとも、
個々の患者さんのことを考えて行われる治療だとは到底考えられません。
国立がんセンターのホームページの「設立の目的」では、
国立がんセンターは、我が国のみならず、世界的ながん対策の中核的な施設として、人類の悲願である「がん克服」に向けて、全力で取り組んでおります。
と謳っています。たしかに、人類の悲願である「がん克服」
が目的であれば、目の前の個々のガン患者さんは、
「がん克服」のための、単なる研究材料であり、
実験動物に過ぎなくなってしまうのは、
やむをえないことではないかとも思います。
正確なガン治療のデータを収集して、
それをもって、「人類の悲願」達成に貢献しようとするのですから、
均一な治療以外は、できようはずがありません。
個々の患者さんのことを考えていたならば、
正確なデータ収集は不可能です。
勿論、治療方法は一種類だけではなく、
A法、B法、C法いずれが優れているかの比較検討はされてはいますが、
その治療方法選択に際し、多くの場合患者さんの考えは無視されます。
常々考えるのですが、
国立がんセンターの存在目的が
「目の前の個々の患者さんの悲願」に応えることではなく、
「将来の人類の悲願達成」にあるのであれば、
その病院における治療費用は、
すべて無料にして、国が負担するべきではないでしょうか。
健康保険を使っても、非常にお金のかかるガン治療がすべて無料であれば、
患者さんも納得して、
「人類の悲願」のために、「命を捧げる」ことも出来ることでしょう。
患者さんは「身を挺して」「将来の人類の悲願に貢献」するのですから、
そこから得られるデータには、
治療費に相当あるいはそれ以上の価値があるはずです。
しかし、その病院の本当の目的を知らないで、
「最善のガン治療をしてもらえる病院」であると
まさに致命的な勘違いして、
他の病院と同じだけの治療費を支払い、
その挙句、「自分のためではなく」
「将来の人類のための治療」を受ける
のではたまったものではありません。
これほど国民・患者を馬鹿にした話はないのではないでしょうか。
患者さん全員を無料にすることができないのであれば、
かつての国鉄や郵政と同様に、民営化して、
目の前の個々の患者さんのことを考えて治療をするような病院に
方向転換するべきではないでしょうか。
現在の、国立がんセンターの存在は、
巨額の税金を注ぎ込んでいるにしては、
とても、中途半端な存在だと思います。
税金投入無しで、完全な民営化にすれば、
真に患者さんの望む治療を行ってくれる病院に生まれ変わると思います。
4月9日の「実例・実名を書かない理由」で、
その病院名が露骨に出てきたら不愉快な思いをされると考えたから、
露骨に病院名は出しません。
その気持ちは変わりませんが、
最近、国立がんセンターから、
逃げ出してきたり、
見捨てられたりした患者さんを
頻繁に見ていますので、
いまだに誤解をしている患者さんも多い、
その病院の存在の本当の目的を知って頂きたく敢えて実名を挙げました。
僅かながら私の税金も入っているのですから、
もう少し、目の前の患者さんを大切にして頂きたいと思います。
以上 文責 梅澤 充



