昨夜、突然ICUに入ってしまった患者さんを診に行って、
遅くに家に帰り、
いつものごとく飲みながらテレビを見ていると、
その日の高校野球の試合結果が流れていました。
特別に興味もなく何気なく見ていたら、
8回裏に逆転のタイムリーヒットを打たれ、
2点の差をつけられた方の学校のベンチで、
選手たちが笑っているところが映されていました。
逆転したチームが喜んでいるのかと思ったら逆でした。
その試合は、
最終的には、
8回裏の逆転から、
9回表に同点に追いつき、
延長戦で再逆転をして、
笑っていた選手たちの学校が勝ちました。
「絶望的な場面でも、笑うことができる、
その精神力が勝利を導いた」
と解説されていましたが、
素人にも、
8回の裏に逆転され2点の差がつけられるということは、
ほとんど負けた、
と同じような状態であることは分かります。
彼らの高校生活は、
野球だけに明け暮れてい、
その集大成が甲子園で、
それが終わってしまうことを意味するはずです。
それなのに、あのような絶望的な場面で、
何を考えて彼らが笑っていたのか、
また、何故、笑うことができたのか分かりません。
しかし、あの場面で、
ベンチの選手たちが、
自分の気持ちに正直に、
首をうな垂れていたら
勝利は無かったように思います。
悲しむ、泣くという、
追い詰められた心理状況ではなく、
笑うという、
こころの余裕が、
予想外の力を出させたように感じます。
ガンという強敵と戦っている患者さんについても、
まったく同じことが言えます。
何回も同じような場面を見てきました。
医者の目から見て、
本当に絶望的な状況でも、
笑っていることができる患者さんがいます。
何故、笑うことができるのか?
厳しい現実を知らないからかも知れません。
あるいは、真実を知っていても、
そんな真実は、
医者や世間が常識内で真実と思っているだけであり、
本当のストーリーは神様が、
勝手、気ままに作ってくれますから、
その“本当の真実”を知っていて、
「なんくるないさー」
と、笑い飛ばせる性格なのかも知れません。
実際に多くの患者さんを見ていると
後者のかたも少なくないように感じます。
そして、そのような患者さんの予後は、
暗い顔でうつむいている患者さんのそれとは、
比較になりません。
性格だから仕方がない、
と言われればそれまでですが、
ある程度、その性格は変えることができるようにも思います。
そして努めて明るくすることで、
予後も変わるように感じます。
また、もし同じ予後であった場合でも、
暗くうつむいて生活するより、
明るく笑に満ちた時間を過ごす方が、
楽しい人生になるはずです。
標準治療では、
その激しい副作用故、
患者さんから笑いを奪ってしまうことも、
あの惨憺たる治療成績しか出すことができない
大きな原因のように感じます。
何回も書いている、
ガンが治るというインチキサプリメントに投じるお金があるなら、
落語のCDでも買って、
それをお家で一日中流しておくほうが、
遥かに大きな効果があります。
薬事法違反まで犯し、
ガンが治ると宣伝していた、
魔法のアロマ水は1本21000円もします。
それを、ガンを治すために毎月何十本も飲むそうです。
それだけのお金をかければ、
笑いもたくさん買えるはずです。
ドブに捨てるでお金で笑いを買ったほうが、
ガン治療には遥かに有効です。
アロマ水に「ガンを治す」などという
夢のような効能はありません。
また、お金をかけることなど考えなくても、
笑いのタネは日常生活の中に溢れているはずです。
「だまされた」と思って、
「笑い」を治療の一環として取り入れてみてください。
楽しい生活と、
明るい予後が待っています。
勿論、真っ当な治療との併用です。
最近、お金儲けのためには何でもする
ドブネズミのことばかりが目に付いていましたので、
好対照の高校生たちの意外な明るい笑顔を見て、
私のこころまで明るくなりました。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
遅くに家に帰り、
いつものごとく飲みながらテレビを見ていると、
その日の高校野球の試合結果が流れていました。
特別に興味もなく何気なく見ていたら、
8回裏に逆転のタイムリーヒットを打たれ、
2点の差をつけられた方の学校のベンチで、
選手たちが笑っているところが映されていました。
逆転したチームが喜んでいるのかと思ったら逆でした。
その試合は、
最終的には、
8回裏の逆転から、
9回表に同点に追いつき、
延長戦で再逆転をして、
笑っていた選手たちの学校が勝ちました。
「絶望的な場面でも、笑うことができる、
その精神力が勝利を導いた」
と解説されていましたが、
素人にも、
8回の裏に逆転され2点の差がつけられるということは、
ほとんど負けた、
と同じような状態であることは分かります。
彼らの高校生活は、
野球だけに明け暮れてい、
その集大成が甲子園で、
それが終わってしまうことを意味するはずです。
それなのに、あのような絶望的な場面で、
何を考えて彼らが笑っていたのか、
また、何故、笑うことができたのか分かりません。
しかし、あの場面で、
ベンチの選手たちが、
自分の気持ちに正直に、
首をうな垂れていたら
勝利は無かったように思います。
悲しむ、泣くという、
追い詰められた心理状況ではなく、
笑うという、
こころの余裕が、
予想外の力を出させたように感じます。
ガンという強敵と戦っている患者さんについても、
まったく同じことが言えます。
何回も同じような場面を見てきました。
医者の目から見て、
本当に絶望的な状況でも、
笑っていることができる患者さんがいます。
何故、笑うことができるのか?
厳しい現実を知らないからかも知れません。
あるいは、真実を知っていても、
そんな真実は、
医者や世間が常識内で真実と思っているだけであり、
本当のストーリーは神様が、
勝手、気ままに作ってくれますから、
その“本当の真実”を知っていて、
「なんくるないさー」
と、笑い飛ばせる性格なのかも知れません。
実際に多くの患者さんを見ていると
後者のかたも少なくないように感じます。
そして、そのような患者さんの予後は、
暗い顔でうつむいている患者さんのそれとは、
比較になりません。
性格だから仕方がない、
と言われればそれまでですが、
ある程度、その性格は変えることができるようにも思います。
そして努めて明るくすることで、
予後も変わるように感じます。
また、もし同じ予後であった場合でも、
暗くうつむいて生活するより、
明るく笑に満ちた時間を過ごす方が、
楽しい人生になるはずです。
標準治療では、
その激しい副作用故、
患者さんから笑いを奪ってしまうことも、
あの惨憺たる治療成績しか出すことができない
大きな原因のように感じます。
何回も書いている、
ガンが治るというインチキサプリメントに投じるお金があるなら、
落語のCDでも買って、
それをお家で一日中流しておくほうが、
遥かに大きな効果があります。
薬事法違反まで犯し、
ガンが治ると宣伝していた、
魔法のアロマ水は1本21000円もします。
それを、ガンを治すために毎月何十本も飲むそうです。
それだけのお金をかければ、
笑いもたくさん買えるはずです。
ドブに捨てるでお金で笑いを買ったほうが、
ガン治療には遥かに有効です。
アロマ水に「ガンを治す」などという
夢のような効能はありません。
また、お金をかけることなど考えなくても、
笑いのタネは日常生活の中に溢れているはずです。
「だまされた」と思って、
「笑い」を治療の一環として取り入れてみてください。
楽しい生活と、
明るい予後が待っています。
勿論、真っ当な治療との併用です。
最近、お金儲けのためには何でもする
ドブネズミのことばかりが目に付いていましたので、
好対照の高校生たちの意外な明るい笑顔を見て、
私のこころまで明るくなりました。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。



