今日から6月ですね。
私の誕生月ですが、雨が多くジメジメしていて好きな季節ではありません。
それと、今頃から秋口まで、抗癌剤治療をしている患者さんにとっても、
嫌な季節だと感じる方も多いことだと思います。
それは、カツラが必要になっている患者さんです。
私は、幸いまだカツラにも、リアップにもお世話にならずにすみ、
経験はないのですが、
カツラが必要な患者さんには、アタマがムレてつらいそうです。
それも、不幸なことに、乳ガンや卵巣ガンなど女性のガン治療には、
なくてはならないタキソール、タキソテール(タキサン系)という抗癌剤で、
激しく脱毛します。
タキサン系の抗癌剤を使った標準的抗癌剤治療を行い、
カツラが必要でない患者さんは見たことがありません。
女性の髪の毛に対する愛着がどの程度のものであるのか、
私には計り知れません。
まだ小学生の子供を持つ30歳代の再発乳ガン患者さんが、
私が勤めていた免疫治療クリニックに来られたことがあります。
その患者さんは「抗癌剤治療は絶対に嫌だ、免疫治療で治したい。」
と言われていました。
「免疫治療でガンが良くなることはない」
「抗癌剤治療が絶対に必要である」旨、
口が酸っぱくなるほど説明するも、
その患者さん曰く、
「自分がガン患者であることを絶対に他人に知られたくない。」
「抗癌剤治療で髪の毛がなくなったら、ガン患者であることが知られてしまう。」
「そうなったら、子供の学校の役員ができなくなる。」
と、凡人には理解し難い理由で、
絶対拒否の姿勢を変えませんでした。
ご主人も同席での会話です。
その後、私はその免疫治療クリニックを離れてしまいしたので、
その後の患者さんの消息は判りません。
信念のまま、抗癌剤治療を拒否して、効かない免疫治療だけを続けたのであれば、
もはや生きていることはないと思います。
また同様に、こちらは、お子さんはいない30歳代の再発乳ガンの患者さんでしたが、
やはり脱毛だけは我慢できない。
ということで、タキサン系の抗癌剤は拒否され、
寿命を縮めてしまいました。
お二人ともに、抗癌剤治療の意味は十分に理解した上の決断でした。
その結果責任も、当然ご自身で負っています。
お二人の考えは、私には理解できません。
私の価値観からは、程遠い考え方です。
やはり、
5月3日の「医者の一人相撲?」でも書いたとおり
医者の価値観、知識で治療をするのではなく、
患者さん個々の価値観に合わせて治療は組み立てられなければならないと考えます。
ところが、手術が不可能なガンを患った患者さんの中には、
「ガンで寿命を縮めるのは嫌、でも、ガン治療をするのも嫌。」という無理難題を突きつける方もおられます。
そこまでいかなくても、
「副作用だけは絶対に嫌。」という方は少なくありません。
これも、完全にその期待を満足させることはなかなか難しいことです。
勿論、私の現在の「標準的ではない抗癌剤治療」では、
患者さん自身が感じる不快な副作用は極力抑え、
万一日常生活に支障をきたすような副作用が発現するようでは、
それは、失敗治療であり、
副作用対策を強化するか、
治療方法そのものを変更します。
「まったく副作用を感じない」と言う患者さんも少なくはありませんが、
すべてではありません。
「なんとなく、だるいような気がする。」
「なんとなく、食欲が落ちるような気がする。」
という、本当に、だるいのか、食欲が落ちるのか判らないような副作用(?)を訴える患者さんもいます。
「なんとなく」「気がする」程度は、気の持ち方で変わる可能性が大いにあります。
ご自身の工夫で解決できるところも多分に存在すると思います。
ご自身がガンを抱えているという精神的な重圧が、
そのような“感じ”を引き起こしていることも珍しくありません。
先ず、ご自身で生活・考え方の工夫をしてください。
残念ながら、病を患ってしまったからには、
何かしらの犠牲は出ます。
これは、ガンという病に限らず、すべての病でです。
糖尿病だって、食べたいものを食べられないという、
大きな犠牲を強いられます。
ガン患者さんも、少なくとも病院に通わなければならないという、
時間的、経済的な犠牲は避けられません。
ガンを患った患者さんは、何を最優先に考えて治療を進めていくか、
十分に考えて下さい。
中には、命よりも髪の毛を大切にする患者さんもいます。
それも、その人の価値観であり、誰も文句を言えるものではありません。
本日は、この季節になるといつも感じる、カツラの不自由さ、
それと、治療の意味、価値観について書きました。
なお、蛇足ですが、私の経験では、
タキソールも一回45mgでそれを毎週続ける治療であれば、
カツラの必要はありません。
以上 文責 梅澤 充
追記
ここ連日書いてきた、出鱈目病院の捏造書類による機能評価取得の問題ですが、
「実名を暴露しろ」「いや、まだ伏せておいた方がイイ」
など様々なご意見を頂いております。
また、コメントで「教えてくれ」もありました。
コメントの方は、直接メールを頂きたいと思います。
ご返事いたします。
なお、マスコミ関係の方からも直接メールを頂いております。
その方は、私の個人的な知り合いですが、
機能評価以外にも、病院経営者のセクハラ・女性問題や、
給与形態の問題、また、某都立病院で重責を担っている
その実兄の問題なども絡んだ、
ワイドショーには最高のネタのですので、
ウラが取れたら、マスコミからの暴露の方が早いかもしれません。
他のマスメディアの方も、正確な情報を、証拠を沿えてお見せしますので、
遠慮なくお申し付け下さい。
私の誕生月ですが、雨が多くジメジメしていて好きな季節ではありません。
それと、今頃から秋口まで、抗癌剤治療をしている患者さんにとっても、
嫌な季節だと感じる方も多いことだと思います。
それは、カツラが必要になっている患者さんです。
私は、幸いまだカツラにも、リアップにもお世話にならずにすみ、
経験はないのですが、
カツラが必要な患者さんには、アタマがムレてつらいそうです。
それも、不幸なことに、乳ガンや卵巣ガンなど女性のガン治療には、
なくてはならないタキソール、タキソテール(タキサン系)という抗癌剤で、
激しく脱毛します。
タキサン系の抗癌剤を使った標準的抗癌剤治療を行い、
カツラが必要でない患者さんは見たことがありません。
女性の髪の毛に対する愛着がどの程度のものであるのか、
私には計り知れません。
まだ小学生の子供を持つ30歳代の再発乳ガン患者さんが、
私が勤めていた免疫治療クリニックに来られたことがあります。
その患者さんは「抗癌剤治療は絶対に嫌だ、免疫治療で治したい。」
と言われていました。
「免疫治療でガンが良くなることはない」
「抗癌剤治療が絶対に必要である」旨、
口が酸っぱくなるほど説明するも、
その患者さん曰く、
「自分がガン患者であることを絶対に他人に知られたくない。」
「抗癌剤治療で髪の毛がなくなったら、ガン患者であることが知られてしまう。」
「そうなったら、子供の学校の役員ができなくなる。」
と、凡人には理解し難い理由で、
絶対拒否の姿勢を変えませんでした。
ご主人も同席での会話です。
その後、私はその免疫治療クリニックを離れてしまいしたので、
その後の患者さんの消息は判りません。
信念のまま、抗癌剤治療を拒否して、効かない免疫治療だけを続けたのであれば、
もはや生きていることはないと思います。
また同様に、こちらは、お子さんはいない30歳代の再発乳ガンの患者さんでしたが、
やはり脱毛だけは我慢できない。
ということで、タキサン系の抗癌剤は拒否され、
寿命を縮めてしまいました。
お二人ともに、抗癌剤治療の意味は十分に理解した上の決断でした。
その結果責任も、当然ご自身で負っています。
お二人の考えは、私には理解できません。
私の価値観からは、程遠い考え方です。
やはり、
5月3日の「医者の一人相撲?」でも書いたとおり
医者の価値観、知識で治療をするのではなく、
患者さん個々の価値観に合わせて治療は組み立てられなければならないと考えます。
ところが、手術が不可能なガンを患った患者さんの中には、
「ガンで寿命を縮めるのは嫌、でも、ガン治療をするのも嫌。」という無理難題を突きつける方もおられます。
そこまでいかなくても、
「副作用だけは絶対に嫌。」という方は少なくありません。
これも、完全にその期待を満足させることはなかなか難しいことです。
勿論、私の現在の「標準的ではない抗癌剤治療」では、
患者さん自身が感じる不快な副作用は極力抑え、
万一日常生活に支障をきたすような副作用が発現するようでは、
それは、失敗治療であり、
副作用対策を強化するか、
治療方法そのものを変更します。
「まったく副作用を感じない」と言う患者さんも少なくはありませんが、
すべてではありません。
「なんとなく、だるいような気がする。」
「なんとなく、食欲が落ちるような気がする。」
という、本当に、だるいのか、食欲が落ちるのか判らないような副作用(?)を訴える患者さんもいます。
「なんとなく」「気がする」程度は、気の持ち方で変わる可能性が大いにあります。
ご自身の工夫で解決できるところも多分に存在すると思います。
ご自身がガンを抱えているという精神的な重圧が、
そのような“感じ”を引き起こしていることも珍しくありません。
先ず、ご自身で生活・考え方の工夫をしてください。
残念ながら、病を患ってしまったからには、
何かしらの犠牲は出ます。
これは、ガンという病に限らず、すべての病でです。
糖尿病だって、食べたいものを食べられないという、
大きな犠牲を強いられます。
ガン患者さんも、少なくとも病院に通わなければならないという、
時間的、経済的な犠牲は避けられません。
ガンを患った患者さんは、何を最優先に考えて治療を進めていくか、
十分に考えて下さい。
中には、命よりも髪の毛を大切にする患者さんもいます。
それも、その人の価値観であり、誰も文句を言えるものではありません。
本日は、この季節になるといつも感じる、カツラの不自由さ、
それと、治療の意味、価値観について書きました。
なお、蛇足ですが、私の経験では、
タキソールも一回45mgでそれを毎週続ける治療であれば、
カツラの必要はありません。
以上 文責 梅澤 充
追記
ここ連日書いてきた、出鱈目病院の捏造書類による機能評価取得の問題ですが、
「実名を暴露しろ」「いや、まだ伏せておいた方がイイ」
など様々なご意見を頂いております。
また、コメントで「教えてくれ」もありました。
コメントの方は、直接メールを頂きたいと思います。
ご返事いたします。
なお、マスコミ関係の方からも直接メールを頂いております。
その方は、私の個人的な知り合いですが、
機能評価以外にも、病院経営者のセクハラ・女性問題や、
給与形態の問題、また、某都立病院で重責を担っている
その実兄の問題なども絡んだ、
ワイドショーには最高のネタのですので、
ウラが取れたら、マスコミからの暴露の方が早いかもしれません。
他のマスメディアの方も、正確な情報を、証拠を沿えてお見せしますので、
遠慮なくお申し付け下さい。



