昨日は、薬剤感受性試験を用い、従来よりは、
“オーダーメイド”に少しだけ近い付いたガン治療について書きました。
今でも一般的に行なわれ、それを全国に広げていこうという動きさえある、
標準的抗癌剤治療は、
患者さんのすべての個性を一切無視して、
完全な統一規格で行なわれた治験の成績から導き出されるエビデンスだけを頼りに、
すなわち、すべての患者さんを十把一絡げにして得られるエビデンスを唯一の道標に、
行なわれています。
それは、オーダーメイドとは程遠い、
個性無視の完全均一規格のガン治療です。
3月10日の「ある腫瘍内科医の勘違い」
3月11日の「ガン治療の地域格差」で説明した、
とってもお腹が空いている客も、それほどでもない客でも、
ご飯の量も、おかずの量も1グラムも違わない、
塩加減の調節も、スパイスを使うことも許されない、
好き嫌いで、食べ残すなどもってのほかの、
注文したら最後、
強制的に口に放り込まれる、完全に均一な「定食」です。
6月6日の「騙まし討ちの抗癌剤治療」でも書いたとおり、
「誰のためのガン治療」であるのか、
ご自身の空腹はどの程度満たしたいのか、
何が好きで、何が嫌いで食べたくないのかを良く考えて、
ご自身に合った、オーダーメイドに近い治療方法を探して下さい。
食べたくもないものを強制的に食べさせられて、
吐いてしまっては、空腹を満たすどころの騒ぎではありません。
しかし、本当の意味でのオーダーメイド治療とは、
患者さん一人一人の遺伝子情報を解析した上で、
最適の薬剤、治療方法を選択していくという、
番組の後半で流していた内容だと思います。
しかし、そのようなガンの治療法が完成されるのは、
まだ、かなり先のように思います。
また、そのような治療とて、
現在のような無駄な抗癌剤は使われなくなるかも知れませんが、
「抗癌剤による、ガンの縮小」を第一に考えている、
現在の医者の思考回路が、改善されない限り、
あまり大きな期待はできないように思います。
日本の抗癌剤治療の現状を考えた時、
はじめに最大耐用容量を使うことだけは避けて、
最大継続可能容量を第一に考えて抗癌剤治療を開始することが、
一番患者さんの望む結果を生むのではないかと考えています。
また、昨日説明したような理由で、
必ずしも正確とは言えない、薬剤感受性試験を行なわずとも、
濃度を極力低くした抗癌剤治療であれば、
患者さんの生身の身体で、その抗癌剤が、その患者さんに、
そしてその患者さんに巣食っているガン細胞に適合しているか否か、
判定できます。
量が少なくて効果の出ない抗癌剤は、
その量を増やしても、ほとんどの場合効果は出ません。
逆に、少量で効果のある抗癌剤は、
量を増やせば効果も大きくなります。
患者さんの身体に危害を与えない量の抗癌剤であれば、
何種類もの抗癌剤の効果を確認することが可能です。
5月30日の「ガンと仲良く長く付き合うために」
で書いたとおり、10種類以上の抗癌剤が、すべて効果なく、
刀折れ、矢が尽きて敗れた患者さんもいます。
しかし、たいていのガンで、何にも効かないということはありません。
ほとんどの患者さんで、何かしら効く抗癌剤が見つかります。
患者さんの身体とその身に宿したガンを使って、
どの薬剤が最適で、最小量は何処にあるのかを探していく治療も、
現在の科学レベルのもとでは、
オーダーメイド治療に近いのではないかと考えています。
勿論、科学が進歩して、
血液だけで得られる遺伝子情報をもとにして、
それから推測される最適の抗癌剤を、
必要最少量で使って治療していくことができれば、
それが、最善のオーダーメイド抗癌剤治療だと思います。
しかし、そこに到達するには、
まだまだ時間がかかりそうです。
少なくとも私が生きている間には難しいように思います。
科学は少しずつ進歩しています。
その時々の科学技術から得られる最善の治療を選択していかなければなりません。
そのためには、何度も書いているとおり、
患者さん自身の知識武装は欠くことはできません。
せめてご自身が「何を望んでいるか」だけは、
はっきりと主治医に意思表示する必要があります。
それがなされないと、
6月6日の「騙まし討ちの抗癌剤治療」のような悲劇が起こってしまいます。
また、シリーズ出鱈目病院の話になりますが、
いくら患者さんが、知識を持っていても、
また、意思表示をしても、
はじめから病院の方で患者さんを騙そうと仕組んでいたら、
話になりません。
不必要な検査を行い、余計な医療費を支払うことを望む患者さんなど
いるはずがありません。
また、まったく専門外の医者に診てもらいたいと考える患者さんもいません。
しかし、その出鱈目インモラル病院では、患者さんを騙して、
不要な医療費を徴収し(明らかに違法に徴収している証拠もあります)、
診る能力の無い医者が診療に当たっています。
患者さんを完全に騙している訳です。
この様に組織的に騙されたのでは、患者さんとしては、
打つ手がないかも知れません。
そういう病院が病院機能評価に値するというのですから、
何か間違っています。
それだけは阻止するために、内部の医者も頑張っているようです。
なお、その病院は、周辺住民の方々には、
その内情が判っていて、ほとんど寄り付かないようですので、
お住まいの近隣の方々の評判というのも病院選びの一つの手段かも知れません。
また、同病の患者さんの評判も病院選びの一つの指標になります。
以上 文責 梅澤 充
“オーダーメイド”に少しだけ近い付いたガン治療について書きました。
今でも一般的に行なわれ、それを全国に広げていこうという動きさえある、
標準的抗癌剤治療は、
患者さんのすべての個性を一切無視して、
完全な統一規格で行なわれた治験の成績から導き出されるエビデンスだけを頼りに、
すなわち、すべての患者さんを十把一絡げにして得られるエビデンスを唯一の道標に、
行なわれています。
それは、オーダーメイドとは程遠い、
個性無視の完全均一規格のガン治療です。
3月10日の「ある腫瘍内科医の勘違い」
3月11日の「ガン治療の地域格差」で説明した、
とってもお腹が空いている客も、それほどでもない客でも、
ご飯の量も、おかずの量も1グラムも違わない、
塩加減の調節も、スパイスを使うことも許されない、
好き嫌いで、食べ残すなどもってのほかの、
注文したら最後、
強制的に口に放り込まれる、完全に均一な「定食」です。
6月6日の「騙まし討ちの抗癌剤治療」でも書いたとおり、
「誰のためのガン治療」であるのか、
ご自身の空腹はどの程度満たしたいのか、
何が好きで、何が嫌いで食べたくないのかを良く考えて、
ご自身に合った、オーダーメイドに近い治療方法を探して下さい。
食べたくもないものを強制的に食べさせられて、
吐いてしまっては、空腹を満たすどころの騒ぎではありません。
しかし、本当の意味でのオーダーメイド治療とは、
患者さん一人一人の遺伝子情報を解析した上で、
最適の薬剤、治療方法を選択していくという、
番組の後半で流していた内容だと思います。
しかし、そのようなガンの治療法が完成されるのは、
まだ、かなり先のように思います。
また、そのような治療とて、
現在のような無駄な抗癌剤は使われなくなるかも知れませんが、
「抗癌剤による、ガンの縮小」を第一に考えている、
現在の医者の思考回路が、改善されない限り、
あまり大きな期待はできないように思います。
日本の抗癌剤治療の現状を考えた時、
はじめに最大耐用容量を使うことだけは避けて、
最大継続可能容量を第一に考えて抗癌剤治療を開始することが、
一番患者さんの望む結果を生むのではないかと考えています。
また、昨日説明したような理由で、
必ずしも正確とは言えない、薬剤感受性試験を行なわずとも、
濃度を極力低くした抗癌剤治療であれば、
患者さんの生身の身体で、その抗癌剤が、その患者さんに、
そしてその患者さんに巣食っているガン細胞に適合しているか否か、
判定できます。
量が少なくて効果の出ない抗癌剤は、
その量を増やしても、ほとんどの場合効果は出ません。
逆に、少量で効果のある抗癌剤は、
量を増やせば効果も大きくなります。
患者さんの身体に危害を与えない量の抗癌剤であれば、
何種類もの抗癌剤の効果を確認することが可能です。
5月30日の「ガンと仲良く長く付き合うために」
で書いたとおり、10種類以上の抗癌剤が、すべて効果なく、
刀折れ、矢が尽きて敗れた患者さんもいます。
しかし、たいていのガンで、何にも効かないということはありません。
ほとんどの患者さんで、何かしら効く抗癌剤が見つかります。
患者さんの身体とその身に宿したガンを使って、
どの薬剤が最適で、最小量は何処にあるのかを探していく治療も、
現在の科学レベルのもとでは、
オーダーメイド治療に近いのではないかと考えています。
勿論、科学が進歩して、
血液だけで得られる遺伝子情報をもとにして、
それから推測される最適の抗癌剤を、
必要最少量で使って治療していくことができれば、
それが、最善のオーダーメイド抗癌剤治療だと思います。
しかし、そこに到達するには、
まだまだ時間がかかりそうです。
少なくとも私が生きている間には難しいように思います。
科学は少しずつ進歩しています。
その時々の科学技術から得られる最善の治療を選択していかなければなりません。
そのためには、何度も書いているとおり、
患者さん自身の知識武装は欠くことはできません。
せめてご自身が「何を望んでいるか」だけは、
はっきりと主治医に意思表示する必要があります。
それがなされないと、
6月6日の「騙まし討ちの抗癌剤治療」のような悲劇が起こってしまいます。
また、シリーズ出鱈目病院の話になりますが、
いくら患者さんが、知識を持っていても、
また、意思表示をしても、
はじめから病院の方で患者さんを騙そうと仕組んでいたら、
話になりません。
不必要な検査を行い、余計な医療費を支払うことを望む患者さんなど
いるはずがありません。
また、まったく専門外の医者に診てもらいたいと考える患者さんもいません。
しかし、その出鱈目インモラル病院では、患者さんを騙して、
不要な医療費を徴収し(明らかに違法に徴収している証拠もあります)、
診る能力の無い医者が診療に当たっています。
患者さんを完全に騙している訳です。
この様に組織的に騙されたのでは、患者さんとしては、
打つ手がないかも知れません。
そういう病院が病院機能評価に値するというのですから、
何か間違っています。
それだけは阻止するために、内部の医者も頑張っているようです。
なお、その病院は、周辺住民の方々には、
その内情が判っていて、ほとんど寄り付かないようですので、
お住まいの近隣の方々の評判というのも病院選びの一つの手段かも知れません。
また、同病の患者さんの評判も病院選びの一つの指標になります。
以上 文責 梅澤 充



