現在の日本におけるガン治療を語るとき、もはや切っても切れない様な存在になってしまっているものの一つに健康食品があります。
抗癌剤治療の専門医や○○がんセンターの権威のある偉い先生方は、
「そんなものは効かない、ダメだ」「エビデンスがない」
更には、「そんなものを使うのならばウチでは診ない」とまで仰ります。
確かに、健康食品それだけでは、全く“効かない”と思います。
しかし、私には、その効かない健康食品を巷に広めてしまい、患者さんに大きな経済的負担まで負わせてしまっているのは、抗癌剤治療でガンの縮小だけを追い求める、権威のある、とても偉いセンセイ方ではないかと思います。
それらセンセイ方の抗癌剤治療に患者さんは満足していないから、無駄な健康食品に大金を投ずる結果になってしまっているのではないでしょうか。
エビデンス(2006年1月15日と16日に記載)を水戸黄門様の印籠よろしく、患者さんの鼻先に高々と掲げ、そのエビデンスだけを唯一“錦の御旗”に抗癌剤治療に邁進するのですから、その真実に少しでも気付いてしまった患者さんは、
「その治療だけには任せられない、信用出来ない」と考え、無駄な出費を被ってしまうのではないでしょうか。
あるいは、そのエビデンスが「その治療を行なった場合、何ヶ月で半分の人間が死ぬ」という“絶望的な証拠”であることを知ってしまったならば、そんな治療からは逃れて、全く効果のない健康食品だけの治療(?)に迷い込んでしまうのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、健康食品についての私の考えを書きます。
先ず、健康食品に対する私のスタンスですが、
必ずしも、無駄ではないと考えています。そして患者さんにそれを勧めることもあります。
但し、無駄ではないとは、肉体的に危害を及ぼさないと言う意味であり、お財布には大きなダメージを与える可能性は十分にあります。
しかし、肉体的な強度は患者さん各々でそれ程大きな差はありませんが、お財布の強弱は患者さんにより非常に大きな較差があります。
丈夫なお財布をお持ちの患者さんには、全く無駄にはならないと考えます。
また、健康食品は“有難いエビデンス”は全くありませんが、上手く抗癌剤治療と組み合わせれば、大きな威力を発揮する場合もしばしば見てきました。
抗癌剤治療との併用で、ある程度の効果があることは事実だと考えています。
そして、丈夫なお財布をお持ちで、抗癌剤治療の他に何か、試したいと言う患者さんに、勧めている健康食品もあります。
私は、その様なスタンスで健康食品と付き合っています。
健康食品とは?
健康食品はただの食品です。その治療効果は全く未知であり、実証された制ガン効果は全くありません。
私がそれを患者さんに勧めることがあるのは、その食品が、いわゆる腫瘍免疫力を高めることだけは、人間でも確認されており(2006年1月21日「免疫治療」に記載)、
その高められた免疫力が“抗癌剤治療を併用”することにより、極めて有効に働いてくれる場合が多々あることを経験的に知っているからです。確固たる根拠のある治療ではありません。今流行の“有難いエビデンス”がある治療ではありません。
薬と健康食品とは、根本的に違う代物であることを、忘れないで下さい。
健康食品は、はっきりとした“薬効が認められない”から、薬としては、認可されないのです。
薬とは、副作用も有り得ますが、その“副作用に勝る、薬効・治療効果が認められる”から、厚生労働省も“薬品として承認”しているのです。
なお、健康食品の有効性については、「独立行政法人国立健康・栄養研究所」のホームページ『「健康食品」の安全性・有効性情報』の中で、科学的見地から、客観的な評価がなされています。是非参考にして下さい。(http://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv.php)
殆どの健康食品において、それだけでは“科学的に証明された治療効果は存在しない”ことが判ります。むしろ逆に、“治療効果が無いことが証明されている健康食品”もあります。
健康食品とは、その程度のものと考えて間違いないと思います。
但し、それは、免疫力を向上させることを謳った健康食品についてであり、他の効果を期待する健康食品については、私は全く知識がありませんので、何も言えません。
『「健康食品」の安全性・有効性情報』を信じるしかありません。
先ほど、健康食品が免疫力を向上させると書きましたが、実は、健康食品などより遥かに強力に免疫力を向上させる最高の刺激は、ガンの存在そのものです。
全身状態が良好に保たれているガン患者さんの免疫力は、ほぼ間違いなく、健康でガンが存在していなかった時よりも向上しています。
これは、私が覗いた某インチキ免疫治療クリニックの膨大なデータからも見ることが出来ます。
すなわち、ガンという人体にとって有難くない居候が発生した場合、黙ってその存在を見逃している間抜けな人間はいない、ということです。
人間の免疫は、ガンが発生したならば、健気に働きはじめていると思われます。
但し、ガンの方が一枚も二枚も上手だから、ガンはその健気な免疫の攻撃をかわして、増大してくるのです。
ガン患者さんは、知らないうちに一番廉価で有効な免疫治療を、ガンが発生したその時からはじめているのです。
抗癌剤治療は、その健気な免疫力を削がないように行なえば、大きな治療効果が期待できると考えます。
ガンにより全身状態が低下してくると、免疫力も低下してきますから、健康食品の登場は、その時でもよいのではないかと考えています。
また、もし僅かな抗癌剤でも免疫活性が低下するような場合にも効果は期待できるかも知れません。
以上、私が考えている健康食品の意義について書きました。
反論をどしどしお寄せ下さい。
追記、昨日他の人のブログを覗いていたところ、
「UROブログ」というタイトルのブログを見つけました。
http://blogs.yahoo.co.jp/ntokuda2004/folder/703996.html
泌尿器科の専門医が書いているものです。
患者さんにとって、また、これから患者になるかも知れない人にとって、
大変貴重な情報を、専門家が平易な言葉で語っています。
このような貴重な情報をどんどん取り入れて、
ガンという病気に対する知識を増やして下さい。
以上 文責 梅澤 充
抗癌剤治療の専門医や○○がんセンターの権威のある偉い先生方は、
「そんなものは効かない、ダメだ」「エビデンスがない」
更には、「そんなものを使うのならばウチでは診ない」とまで仰ります。
確かに、健康食品それだけでは、全く“効かない”と思います。
しかし、私には、その効かない健康食品を巷に広めてしまい、患者さんに大きな経済的負担まで負わせてしまっているのは、抗癌剤治療でガンの縮小だけを追い求める、権威のある、とても偉いセンセイ方ではないかと思います。
それらセンセイ方の抗癌剤治療に患者さんは満足していないから、無駄な健康食品に大金を投ずる結果になってしまっているのではないでしょうか。
エビデンス(2006年1月15日と16日に記載)を水戸黄門様の印籠よろしく、患者さんの鼻先に高々と掲げ、そのエビデンスだけを唯一“錦の御旗”に抗癌剤治療に邁進するのですから、その真実に少しでも気付いてしまった患者さんは、
「その治療だけには任せられない、信用出来ない」と考え、無駄な出費を被ってしまうのではないでしょうか。
あるいは、そのエビデンスが「その治療を行なった場合、何ヶ月で半分の人間が死ぬ」という“絶望的な証拠”であることを知ってしまったならば、そんな治療からは逃れて、全く効果のない健康食品だけの治療(?)に迷い込んでしまうのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、健康食品についての私の考えを書きます。
先ず、健康食品に対する私のスタンスですが、
必ずしも、無駄ではないと考えています。そして患者さんにそれを勧めることもあります。
但し、無駄ではないとは、肉体的に危害を及ぼさないと言う意味であり、お財布には大きなダメージを与える可能性は十分にあります。
しかし、肉体的な強度は患者さん各々でそれ程大きな差はありませんが、お財布の強弱は患者さんにより非常に大きな較差があります。
丈夫なお財布をお持ちの患者さんには、全く無駄にはならないと考えます。
また、健康食品は“有難いエビデンス”は全くありませんが、上手く抗癌剤治療と組み合わせれば、大きな威力を発揮する場合もしばしば見てきました。
抗癌剤治療との併用で、ある程度の効果があることは事実だと考えています。
そして、丈夫なお財布をお持ちで、抗癌剤治療の他に何か、試したいと言う患者さんに、勧めている健康食品もあります。
私は、その様なスタンスで健康食品と付き合っています。
健康食品とは?
健康食品はただの食品です。その治療効果は全く未知であり、実証された制ガン効果は全くありません。
私がそれを患者さんに勧めることがあるのは、その食品が、いわゆる腫瘍免疫力を高めることだけは、人間でも確認されており(2006年1月21日「免疫治療」に記載)、
その高められた免疫力が“抗癌剤治療を併用”することにより、極めて有効に働いてくれる場合が多々あることを経験的に知っているからです。確固たる根拠のある治療ではありません。今流行の“有難いエビデンス”がある治療ではありません。
薬と健康食品とは、根本的に違う代物であることを、忘れないで下さい。
健康食品は、はっきりとした“薬効が認められない”から、薬としては、認可されないのです。
薬とは、副作用も有り得ますが、その“副作用に勝る、薬効・治療効果が認められる”から、厚生労働省も“薬品として承認”しているのです。
なお、健康食品の有効性については、「独立行政法人国立健康・栄養研究所」のホームページ『「健康食品」の安全性・有効性情報』の中で、科学的見地から、客観的な評価がなされています。是非参考にして下さい。(http://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv.php)
殆どの健康食品において、それだけでは“科学的に証明された治療効果は存在しない”ことが判ります。むしろ逆に、“治療効果が無いことが証明されている健康食品”もあります。
健康食品とは、その程度のものと考えて間違いないと思います。
但し、それは、免疫力を向上させることを謳った健康食品についてであり、他の効果を期待する健康食品については、私は全く知識がありませんので、何も言えません。
『「健康食品」の安全性・有効性情報』を信じるしかありません。
先ほど、健康食品が免疫力を向上させると書きましたが、実は、健康食品などより遥かに強力に免疫力を向上させる最高の刺激は、ガンの存在そのものです。
全身状態が良好に保たれているガン患者さんの免疫力は、ほぼ間違いなく、健康でガンが存在していなかった時よりも向上しています。
これは、私が覗いた某インチキ免疫治療クリニックの膨大なデータからも見ることが出来ます。
すなわち、ガンという人体にとって有難くない居候が発生した場合、黙ってその存在を見逃している間抜けな人間はいない、ということです。
人間の免疫は、ガンが発生したならば、健気に働きはじめていると思われます。
但し、ガンの方が一枚も二枚も上手だから、ガンはその健気な免疫の攻撃をかわして、増大してくるのです。
ガン患者さんは、知らないうちに一番廉価で有効な免疫治療を、ガンが発生したその時からはじめているのです。
抗癌剤治療は、その健気な免疫力を削がないように行なえば、大きな治療効果が期待できると考えます。
ガンにより全身状態が低下してくると、免疫力も低下してきますから、健康食品の登場は、その時でもよいのではないかと考えています。
また、もし僅かな抗癌剤でも免疫活性が低下するような場合にも効果は期待できるかも知れません。
以上、私が考えている健康食品の意義について書きました。
反論をどしどしお寄せ下さい。
追記、昨日他の人のブログを覗いていたところ、
「UROブログ」というタイトルのブログを見つけました。
http://blogs.yahoo.co.jp/ntokuda2004/folder/703996.html
泌尿器科の専門医が書いているものです。
患者さんにとって、また、これから患者になるかも知れない人にとって、
大変貴重な情報を、専門家が平易な言葉で語っています。
このような貴重な情報をどんどん取り入れて、
ガンという病気に対する知識を増やして下さい。
以上 文責 梅澤 充



