食事療法だけで、切除不能のガンが根治した患者さんがいます。
また、詳しくは知りませんが、
漢方治療で完治している患者さんもいるようです。
その様な極めて幸運な患者さんは実在しています。
そして、その経過は嘘ではないと思います。
但し、根治不能と宣告されたガン患者さんで、
どれだけの多くの患者さんが、
いわゆる代替療法を行ったかはまったく不明です。
一方、現在の標準的抗癌剤治療でガンが治る患者さんは存在しないことも事実です。
(卵巣ガンや、精巣ガン、などでは完治と思われる患者さんもおられます。)
「根治不能、治らない、確実に死ぬ。」
「あと○○ヶ月です。」
「ホスピスに行って下さい。」
と宣告されたならば、
その患者さんは藁にもすがる思いで、
「効くかも知れない」という治療には何でも手を出すものと思います。
その中で、治った患者さんはどのくらいいるのでしょうか。
たしかに、抗癌剤治療では根治不能であるガンが
代替療法で治るという
極めてラッキーな患者さんが、日本中で数年に一人程度出てきていると思います。
一方現在日本では、
年間32万人以上の人間がガンで亡くなられています。
その亡くなられている患者さんの1000人に一人が、
代替療法を行ったとしても年間320人です。
3年で960人。
概ね1000人の患者さんが代替療法を行い、
その中のたった一人の患者さんのガンが治る。
実際には、代替療法を行った患者さんは、
その、10倍、100倍の人数でしょうから、
幸運をつかむ患者さんは、
1万人、10万人に一人程度の確率だと思われます。
ガンと診断された患者さんの7割以上が何らかの健康食品を
摂取しているというデータもあります。
「根治不能、治らない、確実に死ぬ。」と宣告されたならば、
代替療法にすがる患者さんが、
1000人に一人ということは有り得ないはずです。
ジャンボ宝クジで1億円以上の当りが出る確率は、
1枚に付き250万分の1です。
一枚300円の宝くじを7500円で25枚まとめて買った人の当選確率は、
10万分の1になります。
75000円で250枚まとめ買いをした場合は
1万分の1の確率になります。
一億5千万円で50万枚買うと、
5分の1の高率で1億円が手に入ります・・・
宝くじを買うときは、1枚だけで買う人はあまりいなくて、
何十枚もまとめて買うと思いますが、
宝くじで1億円以上の当たりを引いた人を見たことがあるでしょうか。
見たことがないのは、
「宝くじに当たった、当たった」と騒ぐ人はいないからかも知れません。
逆に、「また、ハズレたよ」と宣伝する人はいます。
しかし、親しい人で当たった人間を見たことがあるでしょうか。
一方、代替療法で幸運を得た患者さんは、
大騒ぎをします。
本を出版したりします。
医師を職業にしているガン患者で、
「代替療法で治った、治った、治ると!」大騒ぎをして、
本まで出して、宣伝している人間もいます。
医者が「自分のガンが治った」というと、
説得力があるように見えますが、
それは、偶然です。
たまたま超ラッキーな人間が医者であっただけです。
あるいは、医者だから友人の医者から正確な情報を得て
標準的抗癌剤治療を嫌った結果かも知れません。
なおその医者はガン治療にはまったくの素人です。
ガンに対する代替療法とは、
一人だけ当たった超ラッキーな患者さんの陰で、
9999人または99999人はお墓の中。
という治療です。
順当にハズレた患者さんはすべてお墓の中で、
何も喋ることができずに黙って眠っています。
代替療法の本当の効果について語る死者はいません。
代替療法でガンが治った患者さんがいることは事実です。
しかし、その陰で物言わなくなった患者さんが、
その治った患者さんの数千、数万倍いることを忘れないで下さい。
極めて効率の悪い宝くじのようなものです。
現在も、医者の書いた本にすっかり洗脳されてしまい、
「再発大腸ガンを食事療法だけで治す」と言って、
まっとうな治療には、見向きもしないで、
悪化の一途を辿り、
根治の可能性のある手術機会を失いかけている患者さんも診ています。
生きている患者さんしか喋ることができない。
お墓の中の患者さんは黙っている。
という当たり前の事実を忘れないで下さい。
勿論私は、何処かの抗癌剤治療専門医のように、
アタマから代替療法を否定するつもりはありません。
むしろ、一部の治療は肯定しています。
食事療法だって、ある程度の効果がでている患者さんも診ています。
(当然抗癌剤治療との併用ですが・・・)
極めて厳しい食事制限が苦にならないのであれば、害はないと思います。
(食道楽の私には、絶対にまねのできない食生活です)
ナンといっても、多大な副作用を伴う標準的抗癌剤治療では
僅かな延命効果だけで、
ガンが治ることはないのですから・・・
標準的抗癌剤治療よりは、多少の延命はありそうな、
副作用のない代替療法の方がマシかもしれません。
よほど充実した人生を送ることができるように思います。
患者さんが代替療法に走りたい気持ちは当然だとも思います。
また、昨日も書いたとおり、
ガン治療をしていく上で、
免疫力を向上させることは非常に重要だとは考えています。
免疫力の増強は、抗癌剤治療との併用により、
延命およびQOLの向上には確実に寄与しているものと思います。
しかし、それだけに頼ってしまっていたら、
極めて高い確率で寿命を縮めてしまいます。
代替療法は、必ずしも間違った治療ではありませんが、
その正体は正確に理解して下さい。
本日は、腹膜播種転移の大腸ガンの患者さんで、
代替療法だけを半年以上も続けられ、
当然のことながら大きく悪化させてしまった患者さんが相談に来られました。
また、昨日は、その代替療法だけで、
ガンが完治したという患者さんともお話をしました。
当然の確率で順当に悪化した患者さんと、
極めて珍しいラッキーな患者さんという、
両極端のお二人をみて、
代替療法について私の考えを書きました。
以上 文責 梅澤 充
また、詳しくは知りませんが、
漢方治療で完治している患者さんもいるようです。
その様な極めて幸運な患者さんは実在しています。
そして、その経過は嘘ではないと思います。
但し、根治不能と宣告されたガン患者さんで、
どれだけの多くの患者さんが、
いわゆる代替療法を行ったかはまったく不明です。
一方、現在の標準的抗癌剤治療でガンが治る患者さんは存在しないことも事実です。
(卵巣ガンや、精巣ガン、などでは完治と思われる患者さんもおられます。)
「根治不能、治らない、確実に死ぬ。」
「あと○○ヶ月です。」
「ホスピスに行って下さい。」
と宣告されたならば、
その患者さんは藁にもすがる思いで、
「効くかも知れない」という治療には何でも手を出すものと思います。
その中で、治った患者さんはどのくらいいるのでしょうか。
たしかに、抗癌剤治療では根治不能であるガンが
代替療法で治るという
極めてラッキーな患者さんが、日本中で数年に一人程度出てきていると思います。
一方現在日本では、
年間32万人以上の人間がガンで亡くなられています。
その亡くなられている患者さんの1000人に一人が、
代替療法を行ったとしても年間320人です。
3年で960人。
概ね1000人の患者さんが代替療法を行い、
その中のたった一人の患者さんのガンが治る。
実際には、代替療法を行った患者さんは、
その、10倍、100倍の人数でしょうから、
幸運をつかむ患者さんは、
1万人、10万人に一人程度の確率だと思われます。
ガンと診断された患者さんの7割以上が何らかの健康食品を
摂取しているというデータもあります。
「根治不能、治らない、確実に死ぬ。」と宣告されたならば、
代替療法にすがる患者さんが、
1000人に一人ということは有り得ないはずです。
ジャンボ宝クジで1億円以上の当りが出る確率は、
1枚に付き250万分の1です。
一枚300円の宝くじを7500円で25枚まとめて買った人の当選確率は、
10万分の1になります。
75000円で250枚まとめ買いをした場合は
1万分の1の確率になります。
一億5千万円で50万枚買うと、
5分の1の高率で1億円が手に入ります・・・
宝くじを買うときは、1枚だけで買う人はあまりいなくて、
何十枚もまとめて買うと思いますが、
宝くじで1億円以上の当たりを引いた人を見たことがあるでしょうか。
見たことがないのは、
「宝くじに当たった、当たった」と騒ぐ人はいないからかも知れません。
逆に、「また、ハズレたよ」と宣伝する人はいます。
しかし、親しい人で当たった人間を見たことがあるでしょうか。
一方、代替療法で幸運を得た患者さんは、
大騒ぎをします。
本を出版したりします。
医師を職業にしているガン患者で、
「代替療法で治った、治った、治ると!」大騒ぎをして、
本まで出して、宣伝している人間もいます。
医者が「自分のガンが治った」というと、
説得力があるように見えますが、
それは、偶然です。
たまたま超ラッキーな人間が医者であっただけです。
あるいは、医者だから友人の医者から正確な情報を得て
標準的抗癌剤治療を嫌った結果かも知れません。
なおその医者はガン治療にはまったくの素人です。
ガンに対する代替療法とは、
一人だけ当たった超ラッキーな患者さんの陰で、
9999人または99999人はお墓の中。
という治療です。
順当にハズレた患者さんはすべてお墓の中で、
何も喋ることができずに黙って眠っています。
代替療法の本当の効果について語る死者はいません。
代替療法でガンが治った患者さんがいることは事実です。
しかし、その陰で物言わなくなった患者さんが、
その治った患者さんの数千、数万倍いることを忘れないで下さい。
極めて効率の悪い宝くじのようなものです。
現在も、医者の書いた本にすっかり洗脳されてしまい、
「再発大腸ガンを食事療法だけで治す」と言って、
まっとうな治療には、見向きもしないで、
悪化の一途を辿り、
根治の可能性のある手術機会を失いかけている患者さんも診ています。
生きている患者さんしか喋ることができない。
お墓の中の患者さんは黙っている。
という当たり前の事実を忘れないで下さい。
勿論私は、何処かの抗癌剤治療専門医のように、
アタマから代替療法を否定するつもりはありません。
むしろ、一部の治療は肯定しています。
食事療法だって、ある程度の効果がでている患者さんも診ています。
(当然抗癌剤治療との併用ですが・・・)
極めて厳しい食事制限が苦にならないのであれば、害はないと思います。
(食道楽の私には、絶対にまねのできない食生活です)
ナンといっても、多大な副作用を伴う標準的抗癌剤治療では
僅かな延命効果だけで、
ガンが治ることはないのですから・・・
標準的抗癌剤治療よりは、多少の延命はありそうな、
副作用のない代替療法の方がマシかもしれません。
よほど充実した人生を送ることができるように思います。
患者さんが代替療法に走りたい気持ちは当然だとも思います。
また、昨日も書いたとおり、
ガン治療をしていく上で、
免疫力を向上させることは非常に重要だとは考えています。
免疫力の増強は、抗癌剤治療との併用により、
延命およびQOLの向上には確実に寄与しているものと思います。
しかし、それだけに頼ってしまっていたら、
極めて高い確率で寿命を縮めてしまいます。
代替療法は、必ずしも間違った治療ではありませんが、
その正体は正確に理解して下さい。
本日は、腹膜播種転移の大腸ガンの患者さんで、
代替療法だけを半年以上も続けられ、
当然のことながら大きく悪化させてしまった患者さんが相談に来られました。
また、昨日は、その代替療法だけで、
ガンが完治したという患者さんともお話をしました。
当然の確率で順当に悪化した患者さんと、
極めて珍しいラッキーな患者さんという、
両極端のお二人をみて、
代替療法について私の考えを書きました。
以上 文責 梅澤 充



