昨日の「似非治療への誘い」
で紹介した裏コメントは、
そのままパソコンに保存されていますが、
何度見ても腹が立ちます。
HNは「嘆きの天使」と書かれていましたが、
「囁く悪魔」のほうがお似合いだと思います。
「私達」と書いてしまったのは、
致命的な間違いでしたね。
完全に詐欺集団・グループですね。
投稿してきたのは何者なのか?
名誉既存等の犯罪行為に相当するものであれば、
警察に被害届および告訴状を提出して、
捜査を依頼することも可能で、
現在のネット犯罪では、
捜査技術も向上して、
個人を特定することは難しくないようです。
しかし、件の投稿は、
腹が立つだけで、
一般の人は見ることができない、
裏のコメントですので、
犯罪ではありません。
むしろ「こういう輩に引っかからないように」
という啓蒙ができて、
良かったと感じています。
ところで、アレは、
2009年4月15日の「ガンの特効薬!?」
に対しての投稿でした。
その記事は「食事療法」の「愚かさ」「犯罪」
について書いた内容でしたので、
「囁く悪魔」は食事療法に「必ず帯同」している、
健康食品業者かと考えました。
しかし、フト考えると、
ちょうどあの頃、
「ガンが治る魔法の水」と、
明らかな薬事法違反行為の上で、
「ア○マ水」なる「悪魔の水」が横行していました。
今も騙されている患者さんも少なからずおられるようです。
私の大好きなけっこう高級なウィスキーよりも高いという
500mlのペットボトル1本2万円以上の、
馬鹿げた値段で売られていました。
当時、その「詐欺の水」「悪魔の水」を売っている業者から、
私をも騙そうと、
売り込んできた、
相当におバカな業者がいました。
あの投稿者は懲りない水売り悪徳業者かも知れません。
あまりにも悪質なので「佐世保警察署」に告発をしました。
その後ホームページは消え、
アドレスも変えたようですが、
まだ、どこかで生息して、
彼ら(私達)が「狼に睨まれた羊」と称する、
ガンを宿したお気の毒な、
「葱を背負った鴨」を、
虎視眈々と狙っているかも知れません。
2ヶ月前の大震災につけ込む詐欺師もいるような、
悲しい現在の日本ですから、
「ガンが治る水」などは、
当たり前の顔で売っていると思います。
騙されないでください。
しかし何故、
誰でも「すぐに嘘だと分かる詐欺」に引っかかるのでしょうか。
原因の一つは、
病気の真実を知らない、
知らされないことだと思われます。
その場合には、
焦らず、冷静に、
第三者の正確な知識を教えてもらうことです。
お近くの大学病院やガン治療拠点病院などで、
セカンドオピニオンを受けて、
ご自身の病気・治療の真実を知り、
ご自身の価値観に合わせて、
冷静に治療について考えてください。
もう一つの原因は、
まったく逆の、
真実を知ってしまうという、
状況ではないでしょうか。
但し、「正確に」ではなく。
「どうせ治らないなら騙されてもかまわない」
「嘘は承知で騙される」
という構図が見えるような気がします。
しかし、予想通りに確実に騙されます。
ガンという摩訶不思議な生き物は、
極めて低い確率で自然治癒という現象も知られています。
その極めて低い確率と同じ確率で、
似非治療も効きます。
宝くじに当たるようなものです。
その極めて稀な患者さんが、
宣伝塔になり詐欺の輪が広がります。
先日、件の大津波で、
「助かった人」
「亡くなられた人」の
「偶然」をテレビで放映していました。
ガンという病気とそれを宿した患者さんという人間を、
毎日診ていると、
何回も書いているとおり、
人の命など、
「神様のご機嫌一つでいくらでも変る」
「手の平の上で弄ばれている」
としか思えない場面に頻回に出会います。
人間の運命は、
かなりの部分で神様に支配されているのが現実だと感じます。
しかし、その中でも、
個々の人間に適した生き方があるはずです。
ご自身が宿したガンという病気の真実を
限りなく詳しく知って、
「治らないガン = 死」ではない、
ことを十分に理解して、
その上で、
ご自身の価値観を最優先に、
楽しい人生を送ることを考えれば、
似非治療詐欺師に騙される被害者もいなくなると思います。
人間は必ず死にます。
津波で突然亡くなる人もいます。
「カン」は日本を「即死」にしたいようですが、
「ガン」では人は「直ちに」死ぬことはありません。
人間の運命を餌食にする、
とんでもない輩もいまだに、
日本にはたくさん生息しています。
十分にご注意ください。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
で紹介した裏コメントは、
そのままパソコンに保存されていますが、
何度見ても腹が立ちます。
HNは「嘆きの天使」と書かれていましたが、
「囁く悪魔」のほうがお似合いだと思います。
「私達」と書いてしまったのは、
致命的な間違いでしたね。
完全に詐欺集団・グループですね。
投稿してきたのは何者なのか?
名誉既存等の犯罪行為に相当するものであれば、
警察に被害届および告訴状を提出して、
捜査を依頼することも可能で、
現在のネット犯罪では、
捜査技術も向上して、
個人を特定することは難しくないようです。
しかし、件の投稿は、
腹が立つだけで、
一般の人は見ることができない、
裏のコメントですので、
犯罪ではありません。
むしろ「こういう輩に引っかからないように」
という啓蒙ができて、
良かったと感じています。
ところで、アレは、
2009年4月15日の「ガンの特効薬!?」
に対しての投稿でした。
その記事は「食事療法」の「愚かさ」「犯罪」
について書いた内容でしたので、
「囁く悪魔」は食事療法に「必ず帯同」している、
健康食品業者かと考えました。
しかし、フト考えると、
ちょうどあの頃、
「ガンが治る魔法の水」と、
明らかな薬事法違反行為の上で、
「ア○マ水」なる「悪魔の水」が横行していました。
今も騙されている患者さんも少なからずおられるようです。
私の大好きなけっこう高級なウィスキーよりも高いという
500mlのペットボトル1本2万円以上の、
馬鹿げた値段で売られていました。
当時、その「詐欺の水」「悪魔の水」を売っている業者から、
私をも騙そうと、
売り込んできた、
相当におバカな業者がいました。
あの投稿者は懲りない水売り悪徳業者かも知れません。
あまりにも悪質なので「佐世保警察署」に告発をしました。
その後ホームページは消え、
アドレスも変えたようですが、
まだ、どこかで生息して、
彼ら(私達)が「狼に睨まれた羊」と称する、
ガンを宿したお気の毒な、
「葱を背負った鴨」を、
虎視眈々と狙っているかも知れません。
2ヶ月前の大震災につけ込む詐欺師もいるような、
悲しい現在の日本ですから、
「ガンが治る水」などは、
当たり前の顔で売っていると思います。
騙されないでください。
しかし何故、
誰でも「すぐに嘘だと分かる詐欺」に引っかかるのでしょうか。
原因の一つは、
病気の真実を知らない、
知らされないことだと思われます。
その場合には、
焦らず、冷静に、
第三者の正確な知識を教えてもらうことです。
お近くの大学病院やガン治療拠点病院などで、
セカンドオピニオンを受けて、
ご自身の病気・治療の真実を知り、
ご自身の価値観に合わせて、
冷静に治療について考えてください。
もう一つの原因は、
まったく逆の、
真実を知ってしまうという、
状況ではないでしょうか。
但し、「正確に」ではなく。
「どうせ治らないなら騙されてもかまわない」
「嘘は承知で騙される」
という構図が見えるような気がします。
しかし、予想通りに確実に騙されます。
ガンという摩訶不思議な生き物は、
極めて低い確率で自然治癒という現象も知られています。
その極めて低い確率と同じ確率で、
似非治療も効きます。
宝くじに当たるようなものです。
その極めて稀な患者さんが、
宣伝塔になり詐欺の輪が広がります。
先日、件の大津波で、
「助かった人」
「亡くなられた人」の
「偶然」をテレビで放映していました。
ガンという病気とそれを宿した患者さんという人間を、
毎日診ていると、
何回も書いているとおり、
人の命など、
「神様のご機嫌一つでいくらでも変る」
「手の平の上で弄ばれている」
としか思えない場面に頻回に出会います。
人間の運命は、
かなりの部分で神様に支配されているのが現実だと感じます。
しかし、その中でも、
個々の人間に適した生き方があるはずです。
ご自身が宿したガンという病気の真実を
限りなく詳しく知って、
「治らないガン = 死」ではない、
ことを十分に理解して、
その上で、
ご自身の価値観を最優先に、
楽しい人生を送ることを考えれば、
似非治療詐欺師に騙される被害者もいなくなると思います。
人間は必ず死にます。
津波で突然亡くなる人もいます。
「カン」は日本を「即死」にしたいようですが、
「ガン」では人は「直ちに」死ぬことはありません。
人間の運命を餌食にする、
とんでもない輩もいまだに、
日本にはたくさん生息しています。
十分にご注意ください。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。