本日は、患者さんの数は少なく、
比較的平穏な一日でした。
現在、月・水・木・土曜日の週に4日の診療ですが、
やはり土曜日は患者さんが集中してしまいます。
分散していただけると、
私もありがたいし、
患者さんにとっても、
一人当たりの時間が長く取れますから、
それだけ、
無い知恵を絞る時間ができることにもなりますので、
土曜日以外の日の方が有利だと思うのですが・・・
偶然、本日はスタッフの一人が、
体調が悪く働けなかったため、
都合が良かったのですが、
患者さんにとっては、
すいている平日のほうがおトクです。
ところで、コメントで、
その言葉で、
常々考えることがあります。
現在の日本で行われている標準的な抗癌剤治療は、
日本人にとって身の丈にあっているか?
ということです。
血液内科の事情は知りませんが、
UFTなどの自己調節も可能な飲む抗癌剤治療以外は、
ほとんどすべて「南蛮渡来」の治療方法です。
はじめから日本の患者さんを対象に、
大規模な治験が行われた治験例は知りません。
本日も玄米にしてから、
「白血球が減っているような気がする」
と言われた患者さんがいます。
ステージⅣの肺ガンで、
すでに3年半近く通院されておられる患者さんです。
3年以上まったく白血球の変動は無く、
抗癌剤もインターバルもまったく同じ。
しかし、ここ数ヶ月白血球が減っています。
一般的にこのようなことは起こりません。
少ない量の抗癌剤でも白血球が下がる患者さんはいます。
しかし、長期間にわたって治療を続けている患者さんでは、
そのような現象はほとんどみません。
ご家族が心配されて、
玄米を勧められてそれを食べ始めた時期と、
白血球の減少がどうも一致するらしいのです。
然もありなん、
という気がします。
あたかも玄米菜食がガンに効く、
という風評に惑わされてしまうご家族では、
恐らく肉食も敵とされているのではないでしょうか。
因果関係の有無はまったく不明ですし、
そのようなエビデンスなども存在しないとは思いますが、
肉食を避けている患者さんでは、
僅かな量の抗癌剤だけで、
骨髄抑制が起きるように感じます。
もともと日本人は草食系人間だと思いますが、
元来そういう食生活の日本人では、
ガッチリ肉食の南蛮人と、
体質が根本的に違っているように感じます。
抗癌剤に対する基礎体力そのものが、
標準治療を次々に生み出す、
南蛮人とは大きくかけ離れているように思います。
もともと体質の違う人間を対象に作られてきた治療を、
別の体質の人間に押し付けて、
それが「分相応」と言えるのでしょうか。
輸入品が大好きだった日本人ですが、
日本の医者も輸入がお好きなようです。
日本の標準的抗癌剤治療は、
身の丈の違う服を強引に着せているようで、
根本から間違っているように感じます。
分不相応ではないかと思います。
日本人にあった、
抗癌剤治療が望まれます。
その日本人の食生活を更に貧弱にさせる、
玄米菜食などでは、
ガン治療そのものが成立しないように思います。
ニワトリやウサギの餌のような食事では、
人間はやせ衰えるだけのように感じます。
ところで、コメントの中の、
「ワレワレ」「我々」の打ち間違いかと思いましたが、
あの有名な「貝割れおじさん」のことのような気がします。
座布団一枚!
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
比較的平穏な一日でした。
現在、月・水・木・土曜日の週に4日の診療ですが、
やはり土曜日は患者さんが集中してしまいます。
分散していただけると、
私もありがたいし、
患者さんにとっても、
一人当たりの時間が長く取れますから、
それだけ、
無い知恵を絞る時間ができることにもなりますので、
土曜日以外の日の方が有利だと思うのですが・・・
偶然、本日はスタッフの一人が、
体調が悪く働けなかったため、
都合が良かったのですが、
患者さんにとっては、
すいている平日のほうがおトクです。
ところで、コメントで、
分相応という言葉を日本人はいつから忘れてしまったのですかね?
「分相応」という言葉を久しぶりに聞いたような気がします。その言葉で、
常々考えることがあります。
現在の日本で行われている標準的な抗癌剤治療は、
日本人にとって身の丈にあっているか?
ということです。
血液内科の事情は知りませんが、
UFTなどの自己調節も可能な飲む抗癌剤治療以外は、
ほとんどすべて「南蛮渡来」の治療方法です。
はじめから日本の患者さんを対象に、
大規模な治験が行われた治験例は知りません。
本日も玄米にしてから、
「白血球が減っているような気がする」
と言われた患者さんがいます。
ステージⅣの肺ガンで、
すでに3年半近く通院されておられる患者さんです。
3年以上まったく白血球の変動は無く、
抗癌剤もインターバルもまったく同じ。
しかし、ここ数ヶ月白血球が減っています。
一般的にこのようなことは起こりません。
少ない量の抗癌剤でも白血球が下がる患者さんはいます。
しかし、長期間にわたって治療を続けている患者さんでは、
そのような現象はほとんどみません。
ご家族が心配されて、
玄米を勧められてそれを食べ始めた時期と、
白血球の減少がどうも一致するらしいのです。
然もありなん、
という気がします。
あたかも玄米菜食がガンに効く、
という風評に惑わされてしまうご家族では、
恐らく肉食も敵とされているのではないでしょうか。
因果関係の有無はまったく不明ですし、
そのようなエビデンスなども存在しないとは思いますが、
肉食を避けている患者さんでは、
僅かな量の抗癌剤だけで、
骨髄抑制が起きるように感じます。
もともと日本人は草食系人間だと思いますが、
元来そういう食生活の日本人では、
ガッチリ肉食の南蛮人と、
体質が根本的に違っているように感じます。
抗癌剤に対する基礎体力そのものが、
標準治療を次々に生み出す、
南蛮人とは大きくかけ離れているように思います。
もともと体質の違う人間を対象に作られてきた治療を、
別の体質の人間に押し付けて、
それが「分相応」と言えるのでしょうか。
輸入品が大好きだった日本人ですが、
日本の医者も輸入がお好きなようです。
日本の標準的抗癌剤治療は、
身の丈の違う服を強引に着せているようで、
根本から間違っているように感じます。
分不相応ではないかと思います。
日本人にあった、
抗癌剤治療が望まれます。
その日本人の食生活を更に貧弱にさせる、
玄米菜食などでは、
ガン治療そのものが成立しないように思います。
ニワトリやウサギの餌のような食事では、
人間はやせ衰えるだけのように感じます。
ところで、コメントの中の、
貝割れにとって原発はまさに「基地外に刃物」
は、「貝割れ」ではなく、「ワレワレ」「我々」の打ち間違いかと思いましたが、
あの有名な「貝割れおじさん」のことのような気がします。
座布団一枚!
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。