本日火曜日は大塚北口診療所での、
私の診療は休診です。
休診日には診療日よりも忙しく雑用に追われるのですが、
本日の午前中は時間があり、
テレビの国会中継や野次馬的ニュース番組を見ていました。
総理大臣たる人が、
うつろな目の貧素な顔で、
必死に答弁をしていましたが、
まともに答えることができない。
自分では一切責任は取らない、
という姿勢だけはシッカリと示していましたが、
言っていることにつじつまが合わず、
裁判での被告人尋問であれば、
「私は有罪です」
と自白しているような答弁でした。
あんな人間が、
何の目的か知りませんが、
全国民のトップに君臨しているかと思うと、
本当に悲しくなります。
同時にあそこまで醜態を晒しても、
まだ必死に総理の椅子にしがみついてる姿は、
哀れにも思えてきました。
しかし、哀れでも何でも、
あんな人間の下では、
国家危機からの脱却、再生など、
叶うはずがないと感じます。
次の選挙でも同じ人間が選ばれるほど、
日本人は愚かではないと信じますが、
一応、あれでも選挙で選んだ人間ですから、
責任の一端は国民にもあります。
被災地の救済が遅れるのも、
放射能汚染が進み、
将来多くの国民が死ぬのも、
電気が無くて国がメチャクチャになるのも、
国民にその責任の一端はあります。
ガン医療の現場でも、
その無責任体質により、
患者さんは大きな損をしているように感じます。
それは治療を受ける患者さん自身が、
その結果責任を取ろうとしない、
恐らく日本人独特の姿勢です。
何回も書いていますが、
治療により、
恩恵を受けるのも患者さん、
副作用で苦しむのも患者さん、
高額な治療費を支払うのも患者さん、
最終的に亡くなっていくのも患者さん、
すべてが患者さんの責任です。
その経過中、
医者は一切の責任は負いません。
責任はすべて患者さんにあるのです。
それを確認するために、
大学病院などでは、
多くの書類にサインさせられるはずです。
インフォームドコンセントなどと、
医者にとっては都合の良い言い方をしていますが、
あのたくさんの書類は、
訴訟対策でしかありません。
医者がモンスターに対処するための書類です。
「抗がん剤は効かない」
と好き勝手に言われてしまうエビデンスのある標準治療、
すなわち「本当に効かない治療」は、
実は医者にとっては責任を一切負わずにすむ、
一番安全安心な、
しかし患者さんにとっては、
過酷な副作用だけで、
最悪かも知れない、
恩恵の無い効かない治療です。
平穏な日常生活を奪ってしまう、
標準治療の標準的な副作用を実際に感じて、
それを避けるために、
主治医に対して、
抗癌剤の減量など、
副作用の減弱を懇願しても、
その願いは腫瘍内科医に一蹴されてしまう、
という実情をしばしば目にします。
しかし、そのような状況に患者さんが追い込まれるのは、
腫瘍内科医の視野の狭さ、アタマの固さだけではなく、
治療における責任の所在がハッキリしないことも大きな原因だと思われます。
主意医に責任の所在をハッキリ明記した誓約書を持っていかれれば、
状況は変わる可能性は十分にあります。
実際に地方都市の患者さんで、
その方法で、
主治医を口説き落として、
ご自身の満足できる治療に辿り着いたというかたを何名か見ています。
最終的に死という帰結が予想される治療では、
責任の所在は極めて重要です。
特に現在の日本のような何でも訴訟社会では当然です。
逆に、患者さんがご自身の責任をシッカリ自覚するようになれば、
日本のガン治療も大きく変っていくと思います。
世界の笑いものになっているであろう、
無能・無責任のあの総理大臣にも、
国民は反面教師として、
学ぶべきことはたくさんあるように思います。
馬鹿も使わなければ損です。
日本で一番税金を喰っている人間ですから、
少しは利用しなければもったいない。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
私の診療は休診です。
休診日には診療日よりも忙しく雑用に追われるのですが、
本日の午前中は時間があり、
テレビの国会中継や野次馬的ニュース番組を見ていました。
総理大臣たる人が、
うつろな目の貧素な顔で、
必死に答弁をしていましたが、
まともに答えることができない。
自分では一切責任は取らない、
という姿勢だけはシッカリと示していましたが、
言っていることにつじつまが合わず、
裁判での被告人尋問であれば、
「私は有罪です」
と自白しているような答弁でした。
あんな人間が、
何の目的か知りませんが、
全国民のトップに君臨しているかと思うと、
本当に悲しくなります。
同時にあそこまで醜態を晒しても、
まだ必死に総理の椅子にしがみついてる姿は、
哀れにも思えてきました。
しかし、哀れでも何でも、
あんな人間の下では、
国家危機からの脱却、再生など、
叶うはずがないと感じます。
次の選挙でも同じ人間が選ばれるほど、
日本人は愚かではないと信じますが、
一応、あれでも選挙で選んだ人間ですから、
責任の一端は国民にもあります。
被災地の救済が遅れるのも、
放射能汚染が進み、
将来多くの国民が死ぬのも、
電気が無くて国がメチャクチャになるのも、
国民にその責任の一端はあります。
ガン医療の現場でも、
その無責任体質により、
患者さんは大きな損をしているように感じます。
それは治療を受ける患者さん自身が、
その結果責任を取ろうとしない、
恐らく日本人独特の姿勢です。
何回も書いていますが、
治療により、
恩恵を受けるのも患者さん、
副作用で苦しむのも患者さん、
高額な治療費を支払うのも患者さん、
最終的に亡くなっていくのも患者さん、
すべてが患者さんの責任です。
その経過中、
医者は一切の責任は負いません。
責任はすべて患者さんにあるのです。
それを確認するために、
大学病院などでは、
多くの書類にサインさせられるはずです。
インフォームドコンセントなどと、
医者にとっては都合の良い言い方をしていますが、
あのたくさんの書類は、
訴訟対策でしかありません。
医者がモンスターに対処するための書類です。
「抗がん剤は効かない」
と好き勝手に言われてしまうエビデンスのある標準治療、
すなわち「本当に効かない治療」は、
実は医者にとっては責任を一切負わずにすむ、
一番安全安心な、
しかし患者さんにとっては、
過酷な副作用だけで、
最悪かも知れない、
恩恵の無い効かない治療です。
平穏な日常生活を奪ってしまう、
標準治療の標準的な副作用を実際に感じて、
それを避けるために、
主治医に対して、
抗癌剤の減量など、
副作用の減弱を懇願しても、
その願いは腫瘍内科医に一蹴されてしまう、
という実情をしばしば目にします。
しかし、そのような状況に患者さんが追い込まれるのは、
腫瘍内科医の視野の狭さ、アタマの固さだけではなく、
治療における責任の所在がハッキリしないことも大きな原因だと思われます。
主意医に責任の所在をハッキリ明記した誓約書を持っていかれれば、
状況は変わる可能性は十分にあります。
実際に地方都市の患者さんで、
その方法で、
主治医を口説き落として、
ご自身の満足できる治療に辿り着いたというかたを何名か見ています。
最終的に死という帰結が予想される治療では、
責任の所在は極めて重要です。
特に現在の日本のような何でも訴訟社会では当然です。
逆に、患者さんがご自身の責任をシッカリ自覚するようになれば、
日本のガン治療も大きく変っていくと思います。
世界の笑いものになっているであろう、
無能・無責任のあの総理大臣にも、
国民は反面教師として、
学ぶべきことはたくさんあるように思います。
馬鹿も使わなければ損です。
日本で一番税金を喰っている人間ですから、
少しは利用しなければもったいない。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。