一昨日の「医者のためのガン治療」に対して、
「ステージ4の原発巣手術の意義」
と題した、長~いコメントがありました。
何回も書いているとおり、
コメントでの質問にはお答えしていませんが、
何時か書こうと思っていた問題ですので、
ステージⅣでの手術についてチョッとだけ書きます。
昨日も書いた「バカ医者との戦い」がまだ続いており、
本日は本人宛に、
「保護責任遺棄」により、
場合により刑事告発を行う旨の、
内容証明郵便を送ったり、
昨日、市長と病院長宛てに、
FAXで送った長~い文書を、
再度当事者本人に送ったりと忙しい一日でしたので、
時間があまりありません。
女医の罪状に、
「致死」が付かないことを祈るばかりです。
しかし、別のコメントに、
市民オンブズマンという言葉がありました。
それは良い手ですね。
使ってみようと思います。
アドバイスありがとうございます。
ところで、
胃ガンや大腸ガン、膵ガンなどの消化器ガンで、
腹膜播種を認めた場合、
当然ステージⅣです。
腹膜播種を認めてもステージⅣにならないのは、
卵巣ガンだけです。
卵巣ガンも含めて、
腹膜播種を認めた場合、
治る可能性は極めて低くなります。
大腸ガンなどの場合には、
原病巣を切除しないと、
将来の腸閉塞や出血の心配あることと、
胃ガンや膵ガンなどよりも、
進行が遅いこともあり、
手術を行うことは少なくありません。
しかし胃ガンでは腹腔鏡でお腹の中に生理食塩水を撒き、
それを回収して、
手術中にその水の中にガン細胞が一つでも見つかれば、
肉眼的には播種を認めなくても、
ステージⅣと判定され、
そのまま何もしないで閉腹して、
手術は終了、
その後は、行き先も到達時刻も決められた、
標準列車に乗せられて、
サヨナラ。
というケースも少なくありません。
しかし、軽度の腹膜播種であれば、
胃ガンの場合でも、
手術をして原病巣の切除を行ったほうが、
明らかにQOLも良く、
長生きできるように感じます。
実際に胃ガンに対する標準治療での、
サブ解析でも、
同じステージⅣの胃ガンでも、
胃切除症例のほうが、
長生きしているというデータが出ています。
胃ガンの場合、
理想的には、
開腹手術の前に、
腹腔鏡で腹膜播種の有無を確認して、
もしそれを認めた場合、
腹腔内抗癌剤治療を行って、
腹膜播種を少なくとも、
肉眼的に見えない状態にしてから、
手術を行うべきです。
しかしその方法は、
一般的にはまだ普及していません。
患者さんが望んでも、
それをしてくれる病院はあまりないと思います。
そのような残念な環境下であれば、
手術前に、
僅かな腹膜播種であれば、
主病巣の切除だけは、
お願いしてから手術室に入ったほうが良いと思います。
勿論、あまりにも激しい腹膜播種を認めた場合には、
手術後の縫合不全なども危惧されますから、
無理はできません。
その加減は、
外科医の主治医に任せるしかないと思います。
その他、
肝臓転移を伴う胃ガンや、
大腸ガンでも、
肝臓転移病巣が切除可能であれば、
積極的に手術は行うべきだと感じています。
その後は、
当然、標準治療などを受けたら、
せっかくの手術も無駄になってしまいます。
長く、ラクに生きる方法を探すべきです。
このテーマは、
まだまだ、書きたいことがありますが、
時間がありません。
本日は終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
「ステージ4の原発巣手術の意義」
と題した、長~いコメントがありました。
何回も書いているとおり、
コメントでの質問にはお答えしていませんが、
何時か書こうと思っていた問題ですので、
ステージⅣでの手術についてチョッとだけ書きます。
昨日も書いた「バカ医者との戦い」がまだ続いており、
本日は本人宛に、
「保護責任遺棄」により、
場合により刑事告発を行う旨の、
内容証明郵便を送ったり、
昨日、市長と病院長宛てに、
FAXで送った長~い文書を、
再度当事者本人に送ったりと忙しい一日でしたので、
時間があまりありません。
女医の罪状に、
「致死」が付かないことを祈るばかりです。
しかし、別のコメントに、
市民オンブズマンという言葉がありました。
それは良い手ですね。
使ってみようと思います。
アドバイスありがとうございます。
ところで、
胃ガンや大腸ガン、膵ガンなどの消化器ガンで、
腹膜播種を認めた場合、
当然ステージⅣです。
腹膜播種を認めてもステージⅣにならないのは、
卵巣ガンだけです。
卵巣ガンも含めて、
腹膜播種を認めた場合、
治る可能性は極めて低くなります。
大腸ガンなどの場合には、
原病巣を切除しないと、
将来の腸閉塞や出血の心配あることと、
胃ガンや膵ガンなどよりも、
進行が遅いこともあり、
手術を行うことは少なくありません。
しかし胃ガンでは腹腔鏡でお腹の中に生理食塩水を撒き、
それを回収して、
手術中にその水の中にガン細胞が一つでも見つかれば、
肉眼的には播種を認めなくても、
ステージⅣと判定され、
そのまま何もしないで閉腹して、
手術は終了、
その後は、行き先も到達時刻も決められた、
標準列車に乗せられて、
サヨナラ。
というケースも少なくありません。
しかし、軽度の腹膜播種であれば、
胃ガンの場合でも、
手術をして原病巣の切除を行ったほうが、
明らかにQOLも良く、
長生きできるように感じます。
実際に胃ガンに対する標準治療での、
サブ解析でも、
同じステージⅣの胃ガンでも、
胃切除症例のほうが、
長生きしているというデータが出ています。
胃ガンの場合、
理想的には、
開腹手術の前に、
腹腔鏡で腹膜播種の有無を確認して、
もしそれを認めた場合、
腹腔内抗癌剤治療を行って、
腹膜播種を少なくとも、
肉眼的に見えない状態にしてから、
手術を行うべきです。
しかしその方法は、
一般的にはまだ普及していません。
患者さんが望んでも、
それをしてくれる病院はあまりないと思います。
そのような残念な環境下であれば、
手術前に、
僅かな腹膜播種であれば、
主病巣の切除だけは、
お願いしてから手術室に入ったほうが良いと思います。
勿論、あまりにも激しい腹膜播種を認めた場合には、
手術後の縫合不全なども危惧されますから、
無理はできません。
その加減は、
外科医の主治医に任せるしかないと思います。
その他、
肝臓転移を伴う胃ガンや、
大腸ガンでも、
肝臓転移病巣が切除可能であれば、
積極的に手術は行うべきだと感じています。
その後は、
当然、標準治療などを受けたら、
せっかくの手術も無駄になってしまいます。
長く、ラクに生きる方法を探すべきです。
このテーマは、
まだまだ、書きたいことがありますが、
時間がありません。
本日は終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。