昨日は、暑さと忙しさで、思考力がなくなり、
お休みさせて頂きました。
昨晩、チョット飲み過ぎましたが、
本日はリフレッシュしました。
ところで、昨日書いたとおり、
無い知恵を振り絞って、
目の前の患者さんに最善のことを考えるという作業は、
けっして楽な作業ではありません。
すごく疲れます。
また、「10分では足りないけれど、30分考えれば最善の答えが出てくる」
というものではありません。
時間をかけて考えれば考えるほど、
様々な手段が生まれてきます。
そして、それぞれの治療手段の利益、不利益についても、
詳細に検討することができるようになります。
患者さんの全身状態、さらに心理状態まで考えたなら
いくら時間があっても足りません。
すなわち、時間をかけ過ぎることなどありません。
もっともっとゆっくり考えたい。
しかし、それは許されません。
患者さんは一人だけではありません。
昨日は、外来での抗癌剤治療が15〜6名。
入院患者さんの抗癌剤治療が3〜4名でした。
その他にも、検査データが帰ってきて、
そのデータから次の手を考える必要のある患者さんは数知れず・・・
一人一人に、十分な時間をかけることなどとてもできません。
どうすれば、良いのでしょうか。
最善の状態を考えれば、
内科、外科、放射線科など数人の医者が、
1日5〜6人の患者さんを診ていくのがベストでしょうけれども、
そのようなことをしたら病院は潰れます。
間違いなく経営破綻を来たします。
現在の日本の健康保険において、
病院の経営を考えれば、
数十人のガン患者さんの治療を一人の医者が診なければ成り立ちません。
現在、町田胃腸病院では恐らく採算は取れているものと思いますが、
ギリギリのラインだと思います。
患者さんの医療費負担は
8月10日の「抗癌剤治療の費用」でも書いたとおり、
とても大きいのですが、
抗癌剤のバカ高い薬価は病院の利益にはなりません。
また、町田胃腸病院では点滴の部屋が手狭になったため、
病院を改築して抗癌剤治療専用の病室を作っていますので、
その費用を考えると暗くなります。
幸い、私は経営にはノータッチで、
決まった給料をもらっているだけですので気楽ですが・・・
白鬚橋病院でも、抗癌剤治療専用の病室・ベットを用意しましたので、
その、改修工事の費用の回収を考えると頭が痛くなります。
現在でも、まだ患者さんは少なく赤字だと思いますので、
今のまま給料をもらっていて良いものか・・・
抗癌剤治療が必用なガン患者さん
今後ますます増えていきます。
それに伴い、健康保険の医療費負担も増えます。
そうなると、厚生労働省は
1、患者さんの自己負担を増やす。
2、病院の利益をできる限り減らす。
この2点しか考えてくれません。
もっと抜本的な方法は無いものでしょうか。
やはりアメリカ的に個人の医療保険の充実しか無いように思います。
健康な方は、今のうちにできる限り大きな保障の治療保険に加入しておいた方が無難ではないかと思います。
話は逸れましたが、
医者が外来で一人だけで患者さんを診る場合、
本当に充実したガン治療を進めるには、
どの程度の時間が必要なのでしょうか?
5分で良いはずがありません。
最低でも30分程度は欲しいところです。
そうなると、8時間労働で16人。
その間、医者、薬剤師、看護師、検査技師、事務職員の人件費、
設備の維持費が必要です。
現在の日本の医療体系では不可能ですね。
本日は、日ごろ感じている治療にかかる時間について書きました。
本日は昨日ほどの忙しさはありませんでしたので、
この文章も書くことができましたが、
書いていて虚しくなりました。
それよりも、こんなもの書いている時間を
患者さんの診察に使え!
ですかね。
でも、診察にだけ没頭するということは事実上不可能です。
休息も必要です。
この文章は、診療の合間の生き抜きです。
ご容赦を。
以上 文責 梅澤 充
お休みさせて頂きました。
昨晩、チョット飲み過ぎましたが、
本日はリフレッシュしました。
ところで、昨日書いたとおり、
無い知恵を振り絞って、
目の前の患者さんに最善のことを考えるという作業は、
けっして楽な作業ではありません。
すごく疲れます。
また、「10分では足りないけれど、30分考えれば最善の答えが出てくる」
というものではありません。
時間をかけて考えれば考えるほど、
様々な手段が生まれてきます。
そして、それぞれの治療手段の利益、不利益についても、
詳細に検討することができるようになります。
患者さんの全身状態、さらに心理状態まで考えたなら
いくら時間があっても足りません。
すなわち、時間をかけ過ぎることなどありません。
もっともっとゆっくり考えたい。
しかし、それは許されません。
患者さんは一人だけではありません。
昨日は、外来での抗癌剤治療が15〜6名。
入院患者さんの抗癌剤治療が3〜4名でした。
その他にも、検査データが帰ってきて、
そのデータから次の手を考える必要のある患者さんは数知れず・・・
一人一人に、十分な時間をかけることなどとてもできません。
どうすれば、良いのでしょうか。
最善の状態を考えれば、
内科、外科、放射線科など数人の医者が、
1日5〜6人の患者さんを診ていくのがベストでしょうけれども、
そのようなことをしたら病院は潰れます。
間違いなく経営破綻を来たします。
現在の日本の健康保険において、
病院の経営を考えれば、
数十人のガン患者さんの治療を一人の医者が診なければ成り立ちません。
現在、町田胃腸病院では恐らく採算は取れているものと思いますが、
ギリギリのラインだと思います。
患者さんの医療費負担は
8月10日の「抗癌剤治療の費用」でも書いたとおり、
とても大きいのですが、
抗癌剤のバカ高い薬価は病院の利益にはなりません。
また、町田胃腸病院では点滴の部屋が手狭になったため、
病院を改築して抗癌剤治療専用の病室を作っていますので、
その費用を考えると暗くなります。
幸い、私は経営にはノータッチで、
決まった給料をもらっているだけですので気楽ですが・・・
白鬚橋病院でも、抗癌剤治療専用の病室・ベットを用意しましたので、
その、改修工事の費用の回収を考えると頭が痛くなります。
現在でも、まだ患者さんは少なく赤字だと思いますので、
今のまま給料をもらっていて良いものか・・・
抗癌剤治療が必用なガン患者さん
今後ますます増えていきます。
それに伴い、健康保険の医療費負担も増えます。
そうなると、厚生労働省は
1、患者さんの自己負担を増やす。
2、病院の利益をできる限り減らす。
この2点しか考えてくれません。
もっと抜本的な方法は無いものでしょうか。
やはりアメリカ的に個人の医療保険の充実しか無いように思います。
健康な方は、今のうちにできる限り大きな保障の治療保険に加入しておいた方が無難ではないかと思います。
話は逸れましたが、
医者が外来で一人だけで患者さんを診る場合、
本当に充実したガン治療を進めるには、
どの程度の時間が必要なのでしょうか?
5分で良いはずがありません。
最低でも30分程度は欲しいところです。
そうなると、8時間労働で16人。
その間、医者、薬剤師、看護師、検査技師、事務職員の人件費、
設備の維持費が必要です。
現在の日本の医療体系では不可能ですね。
本日は、日ごろ感じている治療にかかる時間について書きました。
本日は昨日ほどの忙しさはありませんでしたので、
この文章も書くことができましたが、
書いていて虚しくなりました。
それよりも、こんなもの書いている時間を
患者さんの診察に使え!
ですかね。
でも、診察にだけ没頭するということは事実上不可能です。
休息も必要です。
この文章は、診療の合間の生き抜きです。
ご容赦を。
以上 文責 梅澤 充



