昨日は、容疑者になった八木田氏の詐欺容疑での書類送検のニュースを受け、
新免疫療法のデタラメだけを書きましたが、
ガンに対する免疫治療は、
マイナス面だけではありません。
私は実際に、八木田氏の免疫治療を見ましたが、
その主体はBRM(Biological Response Modifier)いわれる
健康食品による免疫力の向上にありました。
あの治療(?)が無料であれば、
私は、全てのガン患者さんに勧めます。
それは、5月17日の「ダメでもともと」で書いたとおり、
免疫力の向上などをガン治療に利用する代替療法では、
治療効果は極めて曖昧ですが、
ほとんど、患者さんの身体に対する実害はありません。
ごく稀には、大当たりする患者さんもおられます。
八木田氏が「容疑者」になったのは、
「ごく稀」にしか出ない「当たりクジ」を全ての患者さんが
引き当てるかのように宣伝して、
法外な価格の健康食品を売っていた点にあると思います。
逮捕者を出したアガリクスの宣伝本を
そのまま地で行ったような気がします。
しかし、ごく稀でも、大当たりが出るのであれば、
そして、身体に害がないのであれば、
「ダメもと治療」の価値は十分にあります。
しかし、治療費用が問題です。
オリエント三鷹クリニックのホームページでは
現在も、初診時35万円程度でその後は毎月20〜30万円程度と書かれています。
実際に八木田氏の新免疫療法なる治療を見てきた私には、
とてもとてもそれだけの価値があるとは思えません。
宝くじを一枚数万円で買うような感じがします。
宝くじは一枚300円だから、魅力があるのだと思います。
勿論、「大当たり」といっても八木田氏が宣伝していたように
「ガンが治る」わけではありません。
「進行が止まる程度」の大当たりです。
それだけの大金を投入するのであれば、
まっとうなエビデンスのある、
身体に優しい分子標的薬などを使った治療を受けた方が遥かに得だと思います。
そのような治療は、
健康保険の枠を取り払えば、
簡単に受けることができます。
しかも、費用は遥かに安く済みます。
現在日本で流通している薬剤でも十分に可能性はあります。
現在のガン治療では、
がんセンターなども含めて多くの医療機関では、
健康保険内で行うことができる治療が無くなると
(実際には無くなっていないのですが・・・・)
「もはや、治療方法はありません。」
という常套句がまっていますが、
健康保険の枠をはずせば治療の可能性はいくらでも残っています。
使える薬剤はまだまだ残されています。
話が逸れてしまいましたが、
ガン治療を行う上で免疫力は絶対的に必要だと考えます。
免疫力を低下させるような治療では長生きできません。
しかし免疫力は見えません。
そして、抗癌剤治療のように患者さんは苦痛を味わうこともなく、
知らない間に発生してガンと戦ってくれています。
水や空気のように当たり前に存在しているものに対して
人間はあまり有り難味を感じませんが、
ガンに対する免疫力は間違いなく存在しています。
効果が無くなってきた抗癌剤を、
その量を少なくしたら再び治療効果が出てきた。
というようなケースはしばしば見てきました。
これは、抗癌剤により抑制されていた免疫力が、
抗癌剤の量を減らしたことにより、
復活してきたのではないかと想像されます。
抗癌剤治療の専門医は、免疫力の存在を無視
あるいは、そんなモノは存在しないかのように考えているようですが、
ほとんどの大学病院はじめがんセンターなどにも免疫治療部門は存在しています。
残念ながらいまだに、その最善の利用方法が見つからず、
大きな治療成績が得られていません。
したがって、免疫力はガン治療の多くの場面で完全に無視されます。
当然、標準的に大量の抗癌剤を使う治療では、
免疫力はほとんど無くなっていますから、
それを考えることもなくなるのでしょうが・・・
しかし、ごく僅かな量の抗癌剤で治療を行っていると、
免疫力が生きている。
ガンと戦っているということを実感できます。
同じ薬剤・量で、ガンの縮小もないかわりに、増大も見ないという状態で、
ガンと何年も同居しているような時、
家庭内の不和など精神的なストレスが発生すると
急に悪化を認め、
それが消えると、またもとの状態に復する。
というようなことをしばしば見受けます。
これも、恐らくは免疫力が関与しているのだろうと思われます。
このように、抗癌剤治療を行っているときに、
免疫力を維持していくことは重要なことだとは考えています。
ただ、そのために必要なコストの問題は考えなければなりません。
「ガンが治る」と騙されて年間何百万円も投資させられれば、
それは、詐欺になるでしょう。
ガンと上手く同居していくためのコストとしてどの程度が無難であるのかは
患者さん個人個人の価値観、経済力でかわります。
健康食品などによる免疫治療の目的と、限界を十分に理解されて、
納得の上、抗癌剤治療と併用していくことは
十分に延命にはつながる可能性はあると思います。
八木田氏の新免疫療法もそのように利用されるのであれば、
価値はあると思います。
但し、その目的のためには、
オリエント三鷹クリニックのホームページの宣伝のように
年間何百万円もの費用は不要です。
その十分の一でも十分だと思います。
昨日は、新免疫療法の八木田氏が「容疑者」になったことを受け、
悪いことばかり書きましたが、
本日は、免疫治療は無駄ではないことを書きました。
お財布と相談して、無理のないように利用して下さい。
以上 文責 梅澤 充
新免疫療法のデタラメだけを書きましたが、
ガンに対する免疫治療は、
マイナス面だけではありません。
私は実際に、八木田氏の免疫治療を見ましたが、
その主体はBRM(Biological Response Modifier)いわれる
健康食品による免疫力の向上にありました。
あの治療(?)が無料であれば、
私は、全てのガン患者さんに勧めます。
それは、5月17日の「ダメでもともと」で書いたとおり、
免疫力の向上などをガン治療に利用する代替療法では、
治療効果は極めて曖昧ですが、
ほとんど、患者さんの身体に対する実害はありません。
ごく稀には、大当たりする患者さんもおられます。
八木田氏が「容疑者」になったのは、
「ごく稀」にしか出ない「当たりクジ」を全ての患者さんが
引き当てるかのように宣伝して、
法外な価格の健康食品を売っていた点にあると思います。
逮捕者を出したアガリクスの宣伝本を
そのまま地で行ったような気がします。
しかし、ごく稀でも、大当たりが出るのであれば、
そして、身体に害がないのであれば、
「ダメもと治療」の価値は十分にあります。
しかし、治療費用が問題です。
オリエント三鷹クリニックのホームページでは
現在も、初診時35万円程度でその後は毎月20〜30万円程度と書かれています。
実際に八木田氏の新免疫療法なる治療を見てきた私には、
とてもとてもそれだけの価値があるとは思えません。
宝くじを一枚数万円で買うような感じがします。
宝くじは一枚300円だから、魅力があるのだと思います。
勿論、「大当たり」といっても八木田氏が宣伝していたように
「ガンが治る」わけではありません。
「進行が止まる程度」の大当たりです。
それだけの大金を投入するのであれば、
まっとうなエビデンスのある、
身体に優しい分子標的薬などを使った治療を受けた方が遥かに得だと思います。
そのような治療は、
健康保険の枠を取り払えば、
簡単に受けることができます。
しかも、費用は遥かに安く済みます。
現在日本で流通している薬剤でも十分に可能性はあります。
現在のガン治療では、
がんセンターなども含めて多くの医療機関では、
健康保険内で行うことができる治療が無くなると
(実際には無くなっていないのですが・・・・)
「もはや、治療方法はありません。」
という常套句がまっていますが、
健康保険の枠をはずせば治療の可能性はいくらでも残っています。
使える薬剤はまだまだ残されています。
話が逸れてしまいましたが、
ガン治療を行う上で免疫力は絶対的に必要だと考えます。
免疫力を低下させるような治療では長生きできません。
しかし免疫力は見えません。
そして、抗癌剤治療のように患者さんは苦痛を味わうこともなく、
知らない間に発生してガンと戦ってくれています。
水や空気のように当たり前に存在しているものに対して
人間はあまり有り難味を感じませんが、
ガンに対する免疫力は間違いなく存在しています。
効果が無くなってきた抗癌剤を、
その量を少なくしたら再び治療効果が出てきた。
というようなケースはしばしば見てきました。
これは、抗癌剤により抑制されていた免疫力が、
抗癌剤の量を減らしたことにより、
復活してきたのではないかと想像されます。
抗癌剤治療の専門医は、免疫力の存在を無視
あるいは、そんなモノは存在しないかのように考えているようですが、
ほとんどの大学病院はじめがんセンターなどにも免疫治療部門は存在しています。
残念ながらいまだに、その最善の利用方法が見つからず、
大きな治療成績が得られていません。
したがって、免疫力はガン治療の多くの場面で完全に無視されます。
当然、標準的に大量の抗癌剤を使う治療では、
免疫力はほとんど無くなっていますから、
それを考えることもなくなるのでしょうが・・・
しかし、ごく僅かな量の抗癌剤で治療を行っていると、
免疫力が生きている。
ガンと戦っているということを実感できます。
同じ薬剤・量で、ガンの縮小もないかわりに、増大も見ないという状態で、
ガンと何年も同居しているような時、
家庭内の不和など精神的なストレスが発生すると
急に悪化を認め、
それが消えると、またもとの状態に復する。
というようなことをしばしば見受けます。
これも、恐らくは免疫力が関与しているのだろうと思われます。
このように、抗癌剤治療を行っているときに、
免疫力を維持していくことは重要なことだとは考えています。
ただ、そのために必要なコストの問題は考えなければなりません。
「ガンが治る」と騙されて年間何百万円も投資させられれば、
それは、詐欺になるでしょう。
ガンと上手く同居していくためのコストとしてどの程度が無難であるのかは
患者さん個人個人の価値観、経済力でかわります。
健康食品などによる免疫治療の目的と、限界を十分に理解されて、
納得の上、抗癌剤治療と併用していくことは
十分に延命にはつながる可能性はあると思います。
八木田氏の新免疫療法もそのように利用されるのであれば、
価値はあると思います。
但し、その目的のためには、
オリエント三鷹クリニックのホームページの宣伝のように
年間何百万円もの費用は不要です。
その十分の一でも十分だと思います。
昨日は、新免疫療法の八木田氏が「容疑者」になったことを受け、
悪いことばかり書きましたが、
本日は、免疫治療は無駄ではないことを書きました。
お財布と相談して、無理のないように利用して下さい。
以上 文責 梅澤 充



