一昨日に「土用のウナギ」を書きましたが、
なんとなく食べたくなってしまうものですね。
クリスマスケーキは12月25日に買ったほうが安い、
ウナギも同じ、
とは分かってはいても、
食べてしまいました。
ところで昨日の「がんを無治療??」で紹介した患者さんが、
××センターの閻魔様の目も欺いた秘密があります。
写真を一目見たとき、
「今年の桜も無理か」
「間も無く餓死する」
と感じましたが、
その状態の他の患者さんと違っていたのは、
シッカリと食事を摂ることができていることでした。
チャーハン、餃子、〇〇丼などなど、
あの病気があれだけ進行した状態の患者さんからは、
ほとんど聞くことがない食品名が次々に出てきました。
それをシッカリ食べておられました。
治療継続中も、
何時、在宅中心静脈栄養でアシストするかを、
常に考えていましたが、
一貫して食事摂取量・内容ともに充実していました。
もしも玄米菜食の罠に落ちていたら、
2回の桜などあり得なかったはずです。
その前に私のところに辿り着かなかったと思います。
いつも付き添って来られていた、
ご家族の努力の賜物だと感じます。
「喰うために働く」
「働かなければ喰っていけない」
という当たり前の言葉がありますが、
勿論、労働でエネルギーを消費して、
美味しく食事を摂りましょう、
という意味ではありません。
働くことで金員を得て、
その上で喰わなければ生きてはいけない、
という意味です。
喰わなければ死ぬ、
当たり前の事実ですが、
その当たり前はガン患者さんでも例外ではありません。
「〇〇を食べるとガンに栄養を与える」
などとトボケタことを吹聴している医者もいるようですが、
喰わなければご主人様が死にます。
当然、ご主人様が死ぬとガンも死にますから、
ガンが治った、
という屁理屈も成り立ちますが、
自分が死んでガンを治そうなどと、
愚かな考えをする患者さんはいないと思います。
ガンを宿した患者さんとお話ししていますと、
「何故か食べなくても空腹感をあまり感じない」
と言われることがしばしばあります。
原因は様々だと思います。
抗癌剤の副作用、
ガンの存在による精神的な悩み、
痛みや咳、
その痛み止めや咳止めなどのクスリの副作用、
消化器機能の障害、
あるいはその複合、
などなどイロイロあると思いますが、
空腹感、食べたい欲求など無くても、
人間に限らず、すべての生物は、
餌を摂らなければ確実に死にます。
原因が何であっても、
食事摂取量の減少 → 体力の低下 → 起立も困難 → 寝たきり
そして餓死、
というお決まりのコースを辿ります。
緩和ケアと称して、
その道案内をする病院もあります。
逆に云うと、
食べていれば簡単には死なない、
ということになります。
飲む抗癌剤でも、
大きく食欲を落とすことがあります。
しかしその時、
「これを飲むと食事ができなくなる、
でも、飲んだ方がイイのですよね」
と言われる患者さんは少なくありません。
多くは年配の患者さんですが、
大きな勘違いです。
「毒を飲んでも生きてはいけませんよ、
食事がシッカリ摂れることが第一です」
と説明しますが、
「ガン = 死」という、
間違った既成概念から抜け出せない患者さんもおられます。
「カロリー不足 = 死」という、
まったく当たり前の現実を忘れてしまうようです。
栄養補給はガンを宿した患者さんにとって、
一番大切で当たり前の治療の第一歩です。
夏バテをしがちな体質の患者さんでは、
特に夏場の栄養補給には十分に気を付けてください。
美味しいものシッカリと食べているだけで、
閻魔様の見立てなど、
簡単に覆すことができます。
逆に玄米菜食・野菜ジュースという、
お決まりのウサギのエサでは、
お見立てを超えて、
定時前に出発できるかも知れません。
メタボ対策には、
週に1、2回程度試すのは
最高の食生活かも知れませんが。
ウナギは土用だけのものではありません、
栄養豊富な美味しいウナギを楽しんでください。
でもウナギ君にとっては、
土用は厄日ですね。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
なんとなく食べたくなってしまうものですね。
クリスマスケーキは12月25日に買ったほうが安い、
ウナギも同じ、
とは分かってはいても、
食べてしまいました。
ところで昨日の「がんを無治療??」で紹介した患者さんが、
××センターの閻魔様の目も欺いた秘密があります。
写真を一目見たとき、
「今年の桜も無理か」
「間も無く餓死する」
と感じましたが、
その状態の他の患者さんと違っていたのは、
シッカリと食事を摂ることができていることでした。
チャーハン、餃子、〇〇丼などなど、
あの病気があれだけ進行した状態の患者さんからは、
ほとんど聞くことがない食品名が次々に出てきました。
それをシッカリ食べておられました。
治療継続中も、
何時、在宅中心静脈栄養でアシストするかを、
常に考えていましたが、
一貫して食事摂取量・内容ともに充実していました。
もしも玄米菜食の罠に落ちていたら、
2回の桜などあり得なかったはずです。
その前に私のところに辿り着かなかったと思います。
いつも付き添って来られていた、
ご家族の努力の賜物だと感じます。
「喰うために働く」
「働かなければ喰っていけない」
という当たり前の言葉がありますが、
勿論、労働でエネルギーを消費して、
美味しく食事を摂りましょう、
という意味ではありません。
働くことで金員を得て、
その上で喰わなければ生きてはいけない、
という意味です。
喰わなければ死ぬ、
当たり前の事実ですが、
その当たり前はガン患者さんでも例外ではありません。
「〇〇を食べるとガンに栄養を与える」
などとトボケタことを吹聴している医者もいるようですが、
喰わなければご主人様が死にます。
当然、ご主人様が死ぬとガンも死にますから、
ガンが治った、
という屁理屈も成り立ちますが、
自分が死んでガンを治そうなどと、
愚かな考えをする患者さんはいないと思います。
ガンを宿した患者さんとお話ししていますと、
「何故か食べなくても空腹感をあまり感じない」
と言われることがしばしばあります。
原因は様々だと思います。
抗癌剤の副作用、
ガンの存在による精神的な悩み、
痛みや咳、
その痛み止めや咳止めなどのクスリの副作用、
消化器機能の障害、
あるいはその複合、
などなどイロイロあると思いますが、
空腹感、食べたい欲求など無くても、
人間に限らず、すべての生物は、
餌を摂らなければ確実に死にます。
原因が何であっても、
食事摂取量の減少 → 体力の低下 → 起立も困難 → 寝たきり
そして餓死、
というお決まりのコースを辿ります。
緩和ケアと称して、
その道案内をする病院もあります。
逆に云うと、
食べていれば簡単には死なない、
ということになります。
飲む抗癌剤でも、
大きく食欲を落とすことがあります。
しかしその時、
「これを飲むと食事ができなくなる、
でも、飲んだ方がイイのですよね」
と言われる患者さんは少なくありません。
多くは年配の患者さんですが、
大きな勘違いです。
「毒を飲んでも生きてはいけませんよ、
食事がシッカリ摂れることが第一です」
と説明しますが、
「ガン = 死」という、
間違った既成概念から抜け出せない患者さんもおられます。
「カロリー不足 = 死」という、
まったく当たり前の現実を忘れてしまうようです。
栄養補給はガンを宿した患者さんにとって、
一番大切で当たり前の治療の第一歩です。
夏バテをしがちな体質の患者さんでは、
特に夏場の栄養補給には十分に気を付けてください。
美味しいものシッカリと食べているだけで、
閻魔様の見立てなど、
簡単に覆すことができます。
逆に玄米菜食・野菜ジュースという、
お決まりのウサギのエサでは、
お見立てを超えて、
定時前に出発できるかも知れません。
メタボ対策には、
週に1、2回程度試すのは
最高の食生活かも知れませんが。
ウナギは土用だけのものではありません、
栄養豊富な美味しいウナギを楽しんでください。
でもウナギ君にとっては、
土用は厄日ですね。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。