本日の大塚北口診療所での私の診療はお休みです。
先週お休みをいただいた1週間という時間は、
けっして短くはありませんね。
やっと現実世界に戻ってきた感じがします。
昨日は2年間診てきた患者さんが、
急に大塚北口診療所関連の、
東京北部病院での入院治療が必要になり、
救急搬送などもありました。
その患者さんの状態も落ち着いているようで一安心です。
留守中はパソコンは車に積んではいましたが、
まったく開きませんでした。
その間に、いただいたたくさんのメールの返信も終了。
そのメールの中に、
「ゲルソン療法で治療をしている」という、
ビックリな内容もありました。
あのただの偏食は餓死に自ら近付くだけで、
当然良くなるはずはなく、
手術をされています。
そしてお決まりの手術後の標準的抗癌剤治療へと、
進まれていかれるようです。
ほとんど抗癌剤が効かない種類の細胞であり、
お気の毒な結果に終わることは、
ほぼ確定しているように感じます。
その病態で治ることがない確率は100%です。
副作用の発現確率も100%です。
やはり情報不足の恐ろしさだと思います。
極端な偏食だけで、
ガンが治ったら、
その診断そのものが間違っていたのであり、
あの偏食は餓死を引き込むだけで、
楽しい食生活も奪い、
治療・療法などと云われるモノではありません。
80年90年前の、
治療方法も診断方法も確立していなかった時代の、
まやかし行為です。
情報はガンを宿した患者さんの生命線です。
その蜘蛛の糸を自ら切ってしまうような、
自殺行為は避けたほうが無難だと思います。
そういえば、
明るいか暗いか分かりませんが、
奇異なニュースがありましたね。
2020年に東京でオリンピックが開催されるとか。
その頃は原発事故もさらに深刻化して、
トンデモナイ日本になっているかも知れないのに、
国際的な原子力推進委員会の力は絶大なのでしょうね。
しかし治らないガンを宿した患者さんにとっては、
日本の国でオリンピックを見る、
という新しい目標ができたのかも知れません。
子供が結婚する、孫が生まれる、
などの人生の節目は、
少なくとも偏食療法などよりは、
遥かに大きな力があるように感じます。
節目はご自身で作ることもできますが、
天から降ってきたオリンピックも、
ありがたい節目になるように感じます。
1年だ2年だなどと、
無責任宣告など気にする必要はありません。
「あと7年間は大丈夫」と考えて、
楽しい治療を続けてください。
苦しい拷問治療では、
希望など見えず、
真っ暗な中に消えていってしまいます。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
先週お休みをいただいた1週間という時間は、
けっして短くはありませんね。
やっと現実世界に戻ってきた感じがします。
昨日は2年間診てきた患者さんが、
急に大塚北口診療所関連の、
東京北部病院での入院治療が必要になり、
救急搬送などもありました。
その患者さんの状態も落ち着いているようで一安心です。
留守中はパソコンは車に積んではいましたが、
まったく開きませんでした。
その間に、いただいたたくさんのメールの返信も終了。
そのメールの中に、
「ゲルソン療法で治療をしている」という、
ビックリな内容もありました。
あのただの偏食は餓死に自ら近付くだけで、
当然良くなるはずはなく、
手術をされています。
そしてお決まりの手術後の標準的抗癌剤治療へと、
進まれていかれるようです。
ほとんど抗癌剤が効かない種類の細胞であり、
お気の毒な結果に終わることは、
ほぼ確定しているように感じます。
その病態で治ることがない確率は100%です。
副作用の発現確率も100%です。
やはり情報不足の恐ろしさだと思います。
極端な偏食だけで、
ガンが治ったら、
その診断そのものが間違っていたのであり、
あの偏食は餓死を引き込むだけで、
楽しい食生活も奪い、
治療・療法などと云われるモノではありません。
80年90年前の、
治療方法も診断方法も確立していなかった時代の、
まやかし行為です。
情報はガンを宿した患者さんの生命線です。
その蜘蛛の糸を自ら切ってしまうような、
自殺行為は避けたほうが無難だと思います。
そういえば、
明るいか暗いか分かりませんが、
奇異なニュースがありましたね。
2020年に東京でオリンピックが開催されるとか。
その頃は原発事故もさらに深刻化して、
トンデモナイ日本になっているかも知れないのに、
国際的な原子力推進委員会の力は絶大なのでしょうね。
しかし治らないガンを宿した患者さんにとっては、
日本の国でオリンピックを見る、
という新しい目標ができたのかも知れません。
子供が結婚する、孫が生まれる、
などの人生の節目は、
少なくとも偏食療法などよりは、
遥かに大きな力があるように感じます。
節目はご自身で作ることもできますが、
天から降ってきたオリンピックも、
ありがたい節目になるように感じます。
1年だ2年だなどと、
無責任宣告など気にする必要はありません。
「あと7年間は大丈夫」と考えて、
楽しい治療を続けてください。
苦しい拷問治療では、
希望など見えず、
真っ暗な中に消えていってしまいます。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。