本日から3日間の予定で東京の新宿において日本癌治療学会が始まりました。
木曜日と金曜日は絶対に診療を休めないので、
早速本日学会場に足を運びました。
これといって特別に新鮮な演題はありませんでしたが、
学会の雰囲気は大好きです。
かつては海外も含め年間10回以上イロイロな学会に行って、
自分でも発表をしていましたが、
最近は、言い訳にはならないのですが忙し過ぎて
すっかりご無沙汰しています。
今回の日本癌治療学会では、
「今までのデータだけでも発表」と思っていたのですが、
抄録締め切りの春頃には忙しさのピークで、
とてもデータ整理などできませんでした。
今もまだできていません・・・・
しかし、学会に行くといつも思うのですが、
同業者がナンと多いことか。
日本の一箇所にこれだけたくさんの医者が集まってしまって、
日本の医療は大丈夫なのかと。
本日は日本癌治療学会ですから、
ガン治療に携わる医者ばかりです。
ガン患者さんは無事なのでしょうか。
医者不足が叫ばれる中、
これだけ多くの医者達を見ると、
つくづく狭いようでも日本は広いのだなと感じます。
この錯覚は、何度も書いているとおり、
代替療法のようなガン治療の効果でもしばしば経験します。
ガンが治ったという患者さんが一人でも二人でも出たならば
それだけで素晴らしい治療であると。
その治療を何人の患者さんが受けたのか、
他の患者さんではドウなのか、
他の治療は併用していなかったのか、
大切なことがアタマの中から消えてしまいます。
治ったハッピーな患者さんのことだけで、
アタマの中は一杯になってしまいます。
そこに大きな落とし穴が待っています。
ご注意を!
話が変な方向に行きましたが、
学会もというか世間の進歩には驚かされます。
様々な学会では、
ポスターセッションというのがあります。
発表内容を紙に書いて(今はほとんどパソコンで作成)
それを、畳一枚分くらいのスペースに貼り付け、
発表する人間は決められた時間にその前に立ち、
それを見た人間からの質問を受けるという形式の発表です。
口演より内容が劣ると見なされた演題が多いのですが、
中には、素晴らしい発表もあります。
私は、口演より落ち着いてゆっくり考えながら見ることができ、
発表者とも気楽に話せるので好きでした。
しかし、今回の学会ではそのポスターセッションが
パソコンセッションに変わっていました。
会場にたくさんのパソコンが並べられており、
空いているパソコンの前に座り、
学会費を払った領収書に記載されたパスワードを入力して、
パソコンを開きます。
すると、その中に数百の演題が納めら得ており、
好きなものを、黙々と見るという趣向です。
なんだか何処かのオタクになった気分でした。
新宿より秋葉原で開催した方が似合いそうです。
広い体育館のような部屋に、整然とパネルが立てられ、
そこにおびただしい数のポスターが貼られている。
なかには、遅刻してきて貼り遅れているもの、
演題を取り消したのか、ブランクになってベニヤ板だけがむき出しのパネル、
「患者さんが急変したのかな・・・」などなど考えつつ、
その中を歩きながら、
面白い演題を見つけ、教えられ、考えさせられ、質問をする。
学会独特の風情が無くなりチョット寂しくなりました。
また、パソコンを使えない古い医者も少なくありません。
彼らは、どうなってしまうのでしょうか・・・・
パソコンセッションではありませんが、
面白いネタもいくつか仕入れることはできました。
明日以降に書いていきます。
いつもは診察の合間にブログの文章を書いています。
あるいは、診察終了後に書きます。
しかし、本日は診察がありませんでした。
学会場で自分のパソコンを広げることもできません。
したがって、文章を書く時間が取れませんでしたので、
早々に終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
木曜日と金曜日は絶対に診療を休めないので、
早速本日学会場に足を運びました。
これといって特別に新鮮な演題はありませんでしたが、
学会の雰囲気は大好きです。
かつては海外も含め年間10回以上イロイロな学会に行って、
自分でも発表をしていましたが、
最近は、言い訳にはならないのですが忙し過ぎて
すっかりご無沙汰しています。
今回の日本癌治療学会では、
「今までのデータだけでも発表」と思っていたのですが、
抄録締め切りの春頃には忙しさのピークで、
とてもデータ整理などできませんでした。
今もまだできていません・・・・
しかし、学会に行くといつも思うのですが、
同業者がナンと多いことか。
日本の一箇所にこれだけたくさんの医者が集まってしまって、
日本の医療は大丈夫なのかと。
本日は日本癌治療学会ですから、
ガン治療に携わる医者ばかりです。
ガン患者さんは無事なのでしょうか。
医者不足が叫ばれる中、
これだけ多くの医者達を見ると、
つくづく狭いようでも日本は広いのだなと感じます。
この錯覚は、何度も書いているとおり、
代替療法のようなガン治療の効果でもしばしば経験します。
ガンが治ったという患者さんが一人でも二人でも出たならば
それだけで素晴らしい治療であると。
その治療を何人の患者さんが受けたのか、
他の患者さんではドウなのか、
他の治療は併用していなかったのか、
大切なことがアタマの中から消えてしまいます。
治ったハッピーな患者さんのことだけで、
アタマの中は一杯になってしまいます。
そこに大きな落とし穴が待っています。
ご注意を!
話が変な方向に行きましたが、
学会もというか世間の進歩には驚かされます。
様々な学会では、
ポスターセッションというのがあります。
発表内容を紙に書いて(今はほとんどパソコンで作成)
それを、畳一枚分くらいのスペースに貼り付け、
発表する人間は決められた時間にその前に立ち、
それを見た人間からの質問を受けるという形式の発表です。
口演より内容が劣ると見なされた演題が多いのですが、
中には、素晴らしい発表もあります。
私は、口演より落ち着いてゆっくり考えながら見ることができ、
発表者とも気楽に話せるので好きでした。
しかし、今回の学会ではそのポスターセッションが
パソコンセッションに変わっていました。
会場にたくさんのパソコンが並べられており、
空いているパソコンの前に座り、
学会費を払った領収書に記載されたパスワードを入力して、
パソコンを開きます。
すると、その中に数百の演題が納めら得ており、
好きなものを、黙々と見るという趣向です。
なんだか何処かのオタクになった気分でした。
新宿より秋葉原で開催した方が似合いそうです。
広い体育館のような部屋に、整然とパネルが立てられ、
そこにおびただしい数のポスターが貼られている。
なかには、遅刻してきて貼り遅れているもの、
演題を取り消したのか、ブランクになってベニヤ板だけがむき出しのパネル、
「患者さんが急変したのかな・・・」などなど考えつつ、
その中を歩きながら、
面白い演題を見つけ、教えられ、考えさせられ、質問をする。
学会独特の風情が無くなりチョット寂しくなりました。
また、パソコンを使えない古い医者も少なくありません。
彼らは、どうなってしまうのでしょうか・・・・
パソコンセッションではありませんが、
面白いネタもいくつか仕入れることはできました。
明日以降に書いていきます。
いつもは診察の合間にブログの文章を書いています。
あるいは、診察終了後に書きます。
しかし、本日は診察がありませんでした。
学会場で自分のパソコンを広げることもできません。
したがって、文章を書く時間が取れませんでしたので、
早々に終わりにします。
以上 文責 梅澤 充



