昨日、NHKのガン治療特集番組について書きました。
そこで、取り上げたホームページはご覧いただけたでしょうか。
真実が見えてきます。
何故NHKが、
「全てのがん患者に治癒する可能性があると前提」などと余りにも実態無視の現実離れをした内容の放送を流すのでしょうか?
恐らく、「治らない」と一見絶望的な救いのないことをいうと、
その番組を見ていた患者さんは、嫌悪感からすぐにチャンネルを変えてしまう可能性があり、それ故視聴率の低下をきたすことが危惧されるからでしょうか。
しかし、番組を見て
「ご自分のガンが治る」と騙されてしまった患者さんは、
地元の病院ではダメだけれども、
「東京の国立がんセンターに行けば治る。」と錯覚してしまい、
地元で治療しても同じ結果であることを知らずに、
地方から、わざわざ東京まで出てきて、
治ることにないエビデンスどおりの辛い標準的抗癌剤治療を受けてしまうのではないでしょうか。
確かに、放送で「治ることがない」と真実を言えば、全く希望がないようにも受け取られてしまうかもしれません。
やはり一生涯治ることのない糖尿病、高血圧、リウマチなどと一緒だと言っても、
単なる慰めのようにとられてしまうかもしれません。
しかしそれは、エビデンスだけに頼った標準的抗癌剤治療が前提だからではないでしょうか。
エビデンスだけを錦の御旗に、標準的な抗癌剤治療に突き進むからではないでしょうか。
NHKの言葉を借りれば「日本のガン治療のトップ」といわれる
国立がんセンターの総長が、その番組には出演していましたが、
国立がんセンターの先生方が、絶対的に信望し、日本中に広めようと企んでいる
標準的抗癌剤治療こそ
エビデンスどおりに
「100%間違いなく、切除不能ガン・再発ガン患者さんは死に至る」
という絶望的な治療ではないでしょうか。
彼らが錦の御旗としているエビデンスは、
「その抗癌剤治療を行った時の生存期間中央値が、無治療あるいは他治療と比較して、○○日間長い。」(生存期間中央値については1月12日「ガン医療の現場で使われる言葉」で説明)というものです。
すなわち、半分の患者さんが亡くなるまでの時間の長短が、彼ら抗癌剤治療専門医の、唯一の頼りであるエビデンスの全てです。
その事実から鑑みれば、すなわち
“進行ガンは治らないという根拠(エビデンス)のある治療”を推進しようと企んでいる人間が、「治らない」と放送で言えば、それはエビデンスに基づいた事実ですから、極めて大きな説得力を持って、患者さんを絶望的にさせてくれることだと思います。
その結果、視聴率は低下することでしょう。
また、この点だけを見ても、
「全てのがん患者に治癒する可能性があると前提」
は、全くの筋が通らないことが判ります。
しかし、その全ては
「標準的抗癌剤治療は至高の治療」と崇めたてていることに起因するのではないでしょうか。
視聴者である患者さんに絶望感を与えない、という配慮をするのであれば、標準的ではない
抗癌剤治療、ガン治療の可能性について放送すればよいのではないでしょうか。
絶望的な標準的抗癌剤治療の権化のような医者を出演させるから、真実を放送すると絶望的になってしまうのではないでしょうか。
患者さんを抗癌剤治療で苦しめることなく、
ガンと共存して長生きすることを追求する金沢大学の高橋先生のような考え方の医者に出演願えば、真実を語っても絶望的にはなりません。
放送局が一番気にする視聴率も落ちずにむしろ上がるのではないでしょうか。
なお、治らない、治らないと何度も書いてしまいましたが、
私の真意は、「ガンと長く付き合っていこう」ということであり、患者さんの希望を奪うものではありません。
また、
前立腺ガンでは、手術を行なわずにホルモン剤治療だけで、400例中57例の患者さんで、ガン細胞の顕微鏡レベルでの消失も確認されています。
PCR(Pathological Complete Response病理学的完全寛解)
さらに、私が診ている乳ガン患者さんでは、手術前にハーセプチンと極少量の抗癌剤(タキソール)使い治療を行なった2名の患者さんで、2名ともガン細胞の顕微鏡レベルでの消失(PCR)も確認されました。
抗癌剤(タキソール)を使っても、少量ですから2名とも髪の毛も抜けず、
お一人はフルタイムの仕事もこなしていました。(一人は専業主婦でした。)
PCRのケースがそのまま「ガンが治った」と表現してイイ訳ではありませんが、
ガンの種類によっては、それにかなり近い状態にまで、改善させることができることは事実です。
また、休眠療法も有効です。
現在の日本のガン治療は標準的抗癌剤治療に、そしてエビデンスに執着しなければ、決して絶望感にさいなまれることはありません。
あの番組を見せられてどれだけ多くの患者さんが、実在しない隣の芝生を見せられ、迷い、悩み、後悔をし、その挙句ご自身の望まない治療へと向かわされてしまったかと考えると、悔しくてなりません。
その気持ちから、自分の勝手な意見を書いてしまいました。
以上 文責 梅澤 充
そこで、取り上げたホームページはご覧いただけたでしょうか。
真実が見えてきます。
何故NHKが、
「全てのがん患者に治癒する可能性があると前提」などと余りにも実態無視の現実離れをした内容の放送を流すのでしょうか?
恐らく、「治らない」と一見絶望的な救いのないことをいうと、
その番組を見ていた患者さんは、嫌悪感からすぐにチャンネルを変えてしまう可能性があり、それ故視聴率の低下をきたすことが危惧されるからでしょうか。
しかし、番組を見て
「ご自分のガンが治る」と騙されてしまった患者さんは、
地元の病院ではダメだけれども、
「東京の国立がんセンターに行けば治る。」と錯覚してしまい、
地元で治療しても同じ結果であることを知らずに、
地方から、わざわざ東京まで出てきて、
治ることにないエビデンスどおりの辛い標準的抗癌剤治療を受けてしまうのではないでしょうか。
確かに、放送で「治ることがない」と真実を言えば、全く希望がないようにも受け取られてしまうかもしれません。
やはり一生涯治ることのない糖尿病、高血圧、リウマチなどと一緒だと言っても、
単なる慰めのようにとられてしまうかもしれません。
しかしそれは、エビデンスだけに頼った標準的抗癌剤治療が前提だからではないでしょうか。
エビデンスだけを錦の御旗に、標準的な抗癌剤治療に突き進むからではないでしょうか。
NHKの言葉を借りれば「日本のガン治療のトップ」といわれる
国立がんセンターの総長が、その番組には出演していましたが、
国立がんセンターの先生方が、絶対的に信望し、日本中に広めようと企んでいる
標準的抗癌剤治療こそ
エビデンスどおりに
「100%間違いなく、切除不能ガン・再発ガン患者さんは死に至る」
という絶望的な治療ではないでしょうか。
彼らが錦の御旗としているエビデンスは、
「その抗癌剤治療を行った時の生存期間中央値が、無治療あるいは他治療と比較して、○○日間長い。」(生存期間中央値については1月12日「ガン医療の現場で使われる言葉」で説明)というものです。
すなわち、半分の患者さんが亡くなるまでの時間の長短が、彼ら抗癌剤治療専門医の、唯一の頼りであるエビデンスの全てです。
その事実から鑑みれば、すなわち
“進行ガンは治らないという根拠(エビデンス)のある治療”を推進しようと企んでいる人間が、「治らない」と放送で言えば、それはエビデンスに基づいた事実ですから、極めて大きな説得力を持って、患者さんを絶望的にさせてくれることだと思います。
その結果、視聴率は低下することでしょう。
また、この点だけを見ても、
「全てのがん患者に治癒する可能性があると前提」
は、全くの筋が通らないことが判ります。
しかし、その全ては
「標準的抗癌剤治療は至高の治療」と崇めたてていることに起因するのではないでしょうか。
視聴者である患者さんに絶望感を与えない、という配慮をするのであれば、標準的ではない
抗癌剤治療、ガン治療の可能性について放送すればよいのではないでしょうか。
絶望的な標準的抗癌剤治療の権化のような医者を出演させるから、真実を放送すると絶望的になってしまうのではないでしょうか。
患者さんを抗癌剤治療で苦しめることなく、
ガンと共存して長生きすることを追求する金沢大学の高橋先生のような考え方の医者に出演願えば、真実を語っても絶望的にはなりません。
放送局が一番気にする視聴率も落ちずにむしろ上がるのではないでしょうか。
なお、治らない、治らないと何度も書いてしまいましたが、
私の真意は、「ガンと長く付き合っていこう」ということであり、患者さんの希望を奪うものではありません。
また、
前立腺ガンでは、手術を行なわずにホルモン剤治療だけで、400例中57例の患者さんで、ガン細胞の顕微鏡レベルでの消失も確認されています。
PCR(Pathological Complete Response病理学的完全寛解)
さらに、私が診ている乳ガン患者さんでは、手術前にハーセプチンと極少量の抗癌剤(タキソール)使い治療を行なった2名の患者さんで、2名ともガン細胞の顕微鏡レベルでの消失(PCR)も確認されました。
抗癌剤(タキソール)を使っても、少量ですから2名とも髪の毛も抜けず、
お一人はフルタイムの仕事もこなしていました。(一人は専業主婦でした。)
PCRのケースがそのまま「ガンが治った」と表現してイイ訳ではありませんが、
ガンの種類によっては、それにかなり近い状態にまで、改善させることができることは事実です。
また、休眠療法も有効です。
現在の日本のガン治療は標準的抗癌剤治療に、そしてエビデンスに執着しなければ、決して絶望感にさいなまれることはありません。
あの番組を見せられてどれだけ多くの患者さんが、実在しない隣の芝生を見せられ、迷い、悩み、後悔をし、その挙句ご自身の望まない治療へと向かわされてしまったかと考えると、悔しくてなりません。
その気持ちから、自分の勝手な意見を書いてしまいました。
以上 文責 梅澤 充



