昨日の「院外 調剤薬局」に対して、
何を勘違いされたのか、
とんでもないコメントが寄せられていました。
「患者家族」と名乗られる方が、
どのような立場の人間であるのか分かりません。
誰が、何をどのように考えて出てきたコメントかは不明です。
タダこのブログをチャカし、誹謗することが目的であれば、
そして、それにより現在の満たされない気持ちが晴れるのであれば、
それはそれで、このブログも役に立っているわけであり、
一向に構わないのですが、
このブログをお読みの患者さんが、
万が一真似でもされると大変に困ります。
オモテのコメントですから、すでにご覧になられた方も多いと思いますが、
敢えて再掲させて頂きます。
薬剤師もクスリの専門家で医療従事者です。
一般の患者さんよりは病気およびその治療に対して
大きな知識を持っています。
したがって、それらの知識も動員すればより良い治療に導ける、
と考えています。
ガン治療は、ネコの手も積極的に借りて、
可能な限り最善に近いことをしていくべきだと考えています。
ガン治療には、落語家の力も小さくはないと思います。
素晴らしい小説、映画なども治療に影響するはずです。
タダそれだけのことです。
そのなかで、薬剤師は患者さんにとって、
非常に身近な医療従事者でありながら、
ほとんどの患者さんが、
薬剤師というネコの手は借りていない現状をみて、
その手はないですよ!
と言いたかっただけです。
「患者家族」さんは大きな誤解をされているようですが、
如何なる患者さんに対しても、
あらゆるクスリを処方することは可能です。
リウマチの患者さんに抗癌剤を処方することも可能です。
免疫力を落とす目的のために使われていたこともあります。
(今はリウマチのクスリになっていますが)
また、次のコメントにあったように手書きの処方箋であれば、
それに薬剤名を付け加えることは不可能ではありません。
そして、それを見た調剤薬局の薬剤師は、
わざわざ筆跡鑑定をしている時間はありませんから、
その処方箋に書かれているクスリを
書かれている量だけ、
その処方箋に記載されている保険に則り、
2割なり3割の料金負担を頂いて、
患者さんに手渡すはずです。
大腸ガン患者さんは簡単に保険の料金でゼローダを手にすることができます。
男性であっても男性乳ガンもありますから、
男性患者さんでも薬局は疑わないかもしれません。
勿論、改竄ではなく、
保険診療を無視して、
主治医が大腸ガン患者さんのことを真剣に考え、
処方箋に「ゼローダ」と書けば、
まったく文句なく大腸ガンの患者さんはゼローダを受け取ることができます。
もし薬局で、その患者さんが大腸ガンであることを知っていても、
主治医が処方箋に「ゼローダ」と書けば、
一応電話で主治医に確認する場合が多いですが、
そこで主治医が「OK」と言えば、そのとおりに出します。
調剤薬局とはそおいうものです。
膵ガンに対して「イレッサ」を処方することも可能です。
しかし、病院から毎月、支払い基金というところに提出されるレセプトという
診療報酬を請求する書類には
患者さんの病名はシッカリ記載されています。
そこには「大腸ガン」と書かれており、
薬局から、同じ支払い基金に提出されるレセプトに
「ゼローダ」という薬剤名が書かれていたら、
その処方箋を発行した病院には、
支払い基金から、薬剤の保険外使用に対して通告が来ます。
病院ではそのような事実があったか否かすぐに調べます。
院外処方箋はほとんど場合、病院にそのコピーが残されていますから、
改竄されていればすぐに発覚します。
これは、犯罪です。
詐欺罪なのか、医療法違反なのか、有印公(私)文書偽造なのか、
罪名は知りませんが、
間違いなく刑事犯罪行為です。
医者が故意にその保険に通らない薬剤を処方した時には、
その医者の行為は犯罪ではありませんが、
病院に対して損害を与えますので、
それなりのペナルティーはあるでしょう。
冗談で書かれたコメントでしょうが、
万一「そんな方法があるのか!」
と思われた方がいないとも限りません。
実際に町田胃腸病院のある町田市では、
処方箋の改竄事件が頻繁に起こっています。
それは抗癌剤ではなく。
麻薬および向精神薬ですが、
薬剤を手に入れんがために犯罪行為に手を出す人間もいます。
私は、かなりの数の大腸ガン患者さんに
ゼローダを処方しています。
しかしそれは自費診療しか行っていない、
町田森野クリニックからです。
そして、その処方箋には
「自費診療です」と念を押して書いてあります。
まさか処方箋を改竄される方はいないとは思いますが、
思いもよらない、チョット意味の分からないコメントをいただきましたので、
万が一を考えて老婆心を発揮しました。
以上 文責 梅澤 充
何を勘違いされたのか、
とんでもないコメントが寄せられていました。
「患者家族」と名乗られる方が、
どのような立場の人間であるのか分かりません。
誰が、何をどのように考えて出てきたコメントかは不明です。
タダこのブログをチャカし、誹謗することが目的であれば、
そして、それにより現在の満たされない気持ちが晴れるのであれば、
それはそれで、このブログも役に立っているわけであり、
一向に構わないのですが、
このブログをお読みの患者さんが、
万が一真似でもされると大変に困ります。
オモテのコメントですから、すでにご覧になられた方も多いと思いますが、
敢えて再掲させて頂きます。
>さらに婦人科系、泌尿器科系のガン、
>肺ガン、乳ガンなどなど非常に多岐に渡っていますので、
>目の前の患者さんが何処のガンで、
>ナンの目的でその抗癌剤を内服しているのかも分りません。
これは、おもしろい事を伺いました。
女性の大腸癌患者が、院外処方箋に、ゼローダを書いてもらったら、
薬局側で、何癌かは感知しないという事なら、
実は、大腸癌患者がゼローダを保険で買えたりするんですか?
その薬剤を実際に患者さんに渡して説明する薬剤師が、
目の前の患者さんの病気を分かっていないから、
仮に薬剤Aを1日3錠、Bを1日2錠と処方されていた場合、
薬剤師は薬剤の説明はできても、
その説明を病気と関連させて説明することはできない。
薬剤師もクスリの専門家で医療従事者です。
一般の患者さんよりは病気およびその治療に対して
大きな知識を持っています。
したがって、それらの知識も動員すればより良い治療に導ける、
と考えています。
ガン治療は、ネコの手も積極的に借りて、
可能な限り最善に近いことをしていくべきだと考えています。
ガン治療には、落語家の力も小さくはないと思います。
素晴らしい小説、映画なども治療に影響するはずです。
タダそれだけのことです。
そのなかで、薬剤師は患者さんにとって、
非常に身近な医療従事者でありながら、
ほとんどの患者さんが、
薬剤師というネコの手は借りていない現状をみて、
その手はないですよ!
と言いたかっただけです。
「患者家族」さんは大きな誤解をされているようですが、
如何なる患者さんに対しても、
あらゆるクスリを処方することは可能です。
リウマチの患者さんに抗癌剤を処方することも可能です。
免疫力を落とす目的のために使われていたこともあります。
(今はリウマチのクスリになっていますが)
また、次のコメントにあったように手書きの処方箋であれば、
それに薬剤名を付け加えることは不可能ではありません。
そして、それを見た調剤薬局の薬剤師は、
わざわざ筆跡鑑定をしている時間はありませんから、
その処方箋に書かれているクスリを
書かれている量だけ、
その処方箋に記載されている保険に則り、
2割なり3割の料金負担を頂いて、
患者さんに手渡すはずです。
大腸ガン患者さんは簡単に保険の料金でゼローダを手にすることができます。
男性であっても男性乳ガンもありますから、
男性患者さんでも薬局は疑わないかもしれません。
勿論、改竄ではなく、
保険診療を無視して、
主治医が大腸ガン患者さんのことを真剣に考え、
処方箋に「ゼローダ」と書けば、
まったく文句なく大腸ガンの患者さんはゼローダを受け取ることができます。
もし薬局で、その患者さんが大腸ガンであることを知っていても、
主治医が処方箋に「ゼローダ」と書けば、
一応電話で主治医に確認する場合が多いですが、
そこで主治医が「OK」と言えば、そのとおりに出します。
調剤薬局とはそおいうものです。
膵ガンに対して「イレッサ」を処方することも可能です。
しかし、病院から毎月、支払い基金というところに提出されるレセプトという
診療報酬を請求する書類には
患者さんの病名はシッカリ記載されています。
そこには「大腸ガン」と書かれており、
薬局から、同じ支払い基金に提出されるレセプトに
「ゼローダ」という薬剤名が書かれていたら、
その処方箋を発行した病院には、
支払い基金から、薬剤の保険外使用に対して通告が来ます。
病院ではそのような事実があったか否かすぐに調べます。
院外処方箋はほとんど場合、病院にそのコピーが残されていますから、
改竄されていればすぐに発覚します。
これは、犯罪です。
詐欺罪なのか、医療法違反なのか、有印公(私)文書偽造なのか、
罪名は知りませんが、
間違いなく刑事犯罪行為です。
医者が故意にその保険に通らない薬剤を処方した時には、
その医者の行為は犯罪ではありませんが、
病院に対して損害を与えますので、
それなりのペナルティーはあるでしょう。
冗談で書かれたコメントでしょうが、
万一「そんな方法があるのか!」
と思われた方がいないとも限りません。
実際に町田胃腸病院のある町田市では、
処方箋の改竄事件が頻繁に起こっています。
それは抗癌剤ではなく。
麻薬および向精神薬ですが、
薬剤を手に入れんがために犯罪行為に手を出す人間もいます。
私は、かなりの数の大腸ガン患者さんに
ゼローダを処方しています。
しかしそれは自費診療しか行っていない、
町田森野クリニックからです。
そして、その処方箋には
「自費診療です」と念を押して書いてあります。
まさか処方箋を改竄される方はいないとは思いますが、
思いもよらない、チョット意味の分からないコメントをいただきましたので、
万が一を考えて老婆心を発揮しました。
以上 文責 梅澤 充