カレンダーを見ると、
今週のウィークデーの祝日は昨日だけですね。
私は火曜日は休診日なので、
旗日でも関係ないのですが、
タダの休診日と旗日で、
日本中休みの日とは、
感覚がチョッと変わります。
昨日の「夜中の昼下がり」に、
旗日と点滴の延期について、
悩まれていたかたもいるようですが、
4月16日の「流されるままのがん治療」で、
提示したコメントの投稿者氏ですので、
自分では何も決められず、
ただ悩むのが好きなかたですね。
あるいは冷やかしがお好きな医療者でしょうか。
それはドウでもイイのですが、
本日は平日で、
抗癌剤治療を受けている患者さんも多いと思います。
残念ながら来週の水曜日も、
祝日ではありません。
毎週の点滴だと、
連休中もあまり楽しめませんね。
私は5月3日土曜日の午前中だけ外来診療につき、
来週の水曜日はお休みをいただいております。
患者さんの点滴もありません。
昨日も書きましたが、
テキトウに休みを入れたほうが、
精神的な安静が得られQOLの向上につながります。
勿論、短いインターバルを必要とする患者さんもいます。
それは、病態と、
精神状態を含めたQOLを秤ながら、
個々の患者さんで、
決めていくことです。
「〇〇日空いてしまいすけどイイですか?」と、
しばしば患者さんから聞かれます。
治療がはじまってから間もない患者さんなら、
戸惑うのも分かりますが、
年単位で治療を続けている患者さんでは、
意地悪ですが、
「ご自身で考えてください」
としか答えません。
治療の恩恵を受けるのも、
通院時間、費用、副作用を被るのも、
すべて患者さんご自身です。
私は自宅から車で5分もかからない、
大塚北口診療所に仕事で行くことは、
何の苦痛もありません。
しかし患者さんは、
もっと遥かに遠方から、
治療を受けるために来られます。
健康保険の範囲内では、
ご自身の価値観で、
治療の間隔、
そして薬剤の量も変更自由です。
保険では標準量より増量は無理ですが、
減量は自由です。
医療費が安くなる方向への変更は、
セットメニューが決められているような場合以外は、
ほとんど制限はありません。
強制されるセットメニューでも、
不要な片一方を極端に減量することも可能です。
すべて自由で、
頼むほうが決めることが当たり前なのは、
レストランに行って、
食べたい食事を頼むのと同じで、
当然のことだと考えます。
セットメニューでしか注文できないことが嫌なら、
その店には行かなければイイだけです。
むしろ治療は命に直結する行為ですので、
主体は絶対に患者さん本人であるはずです。
しかし、病気の治療となると、
何故か医者という他人任せになってしまいます。
とても不思議な現象です。
今週末からは、
日本中連休になるようですので、
のんびりと考える時間はあると思います。
是非、その矛盾を考えてみてください。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
今週のウィークデーの祝日は昨日だけですね。
私は火曜日は休診日なので、
旗日でも関係ないのですが、
タダの休診日と旗日で、
日本中休みの日とは、
感覚がチョッと変わります。
昨日の「夜中の昼下がり」に、
旗日と点滴の延期について、
悩まれていたかたもいるようですが、
4月16日の「流されるままのがん治療」で、
提示したコメントの投稿者氏ですので、
自分では何も決められず、
ただ悩むのが好きなかたですね。
あるいは冷やかしがお好きな医療者でしょうか。
それはドウでもイイのですが、
本日は平日で、
抗癌剤治療を受けている患者さんも多いと思います。
残念ながら来週の水曜日も、
祝日ではありません。
毎週の点滴だと、
連休中もあまり楽しめませんね。
私は5月3日土曜日の午前中だけ外来診療につき、
来週の水曜日はお休みをいただいております。
患者さんの点滴もありません。
昨日も書きましたが、
テキトウに休みを入れたほうが、
精神的な安静が得られQOLの向上につながります。
勿論、短いインターバルを必要とする患者さんもいます。
それは、病態と、
精神状態を含めたQOLを秤ながら、
個々の患者さんで、
決めていくことです。
「〇〇日空いてしまいすけどイイですか?」と、
しばしば患者さんから聞かれます。
治療がはじまってから間もない患者さんなら、
戸惑うのも分かりますが、
年単位で治療を続けている患者さんでは、
意地悪ですが、
「ご自身で考えてください」
としか答えません。
治療の恩恵を受けるのも、
通院時間、費用、副作用を被るのも、
すべて患者さんご自身です。
私は自宅から車で5分もかからない、
大塚北口診療所に仕事で行くことは、
何の苦痛もありません。
しかし患者さんは、
もっと遥かに遠方から、
治療を受けるために来られます。
健康保険の範囲内では、
ご自身の価値観で、
治療の間隔、
そして薬剤の量も変更自由です。
保険では標準量より増量は無理ですが、
減量は自由です。
医療費が安くなる方向への変更は、
セットメニューが決められているような場合以外は、
ほとんど制限はありません。
強制されるセットメニューでも、
不要な片一方を極端に減量することも可能です。
すべて自由で、
頼むほうが決めることが当たり前なのは、
レストランに行って、
食べたい食事を頼むのと同じで、
当然のことだと考えます。
セットメニューでしか注文できないことが嫌なら、
その店には行かなければイイだけです。
むしろ治療は命に直結する行為ですので、
主体は絶対に患者さん本人であるはずです。
しかし、病気の治療となると、
何故か医者という他人任せになってしまいます。
とても不思議な現象です。
今週末からは、
日本中連休になるようですので、
のんびりと考える時間はあると思います。
是非、その矛盾を考えてみてください。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。