がんという病は、
その発生初期には自覚症状をまったく発生させないことが少なくありません。
それが故に、
恐ろしい病の一つにあげられています。
サイレントキラー(Silent killer)、
「沈黙の殺人者」などとよばれるがんもあります。
幸い、根治手術が可能な状態で発見されるも、
手術後、身体の何処かに、
転移・再発が画像上、
あるいは採血検査などで発見されても、
自覚症状が発現するまでには、
通常はしばらく時間がかかります。
多くの再発は、
無症状のまま、
採血検査や画像診断などで発見されます。
ところが、
画像診断で再発場所が、
確認されるとすぐに、
その場所に違和感が発生してくる患者さんは珍しくありません。
おそらくその検査をしなければ、
無症状が続いていたのだと思います。
勿論、明らかに自覚症状を発現するであろうと思われる病巣もあります。
しかし、機械の目で観た、
客観的な所見だけで、
他人である患者さんの自覚症状の云々を判断するのは間違いです。
明らかに、
自覚症状は無いと思われる他覚的所見でも、
本人の自覚症状があればそれがすべてです。
「通常はこの100倍程度になっても痛みは出ないんですけどね」
「おそらく、気の所為だとおもいますよ」
などとは言いますが、
気の所為であっても、
痛いモノは痛いのであり、
鎮痛剤ではなく、
精神安定剤や抗鬱薬のような薬剤で対処することもあります。
抗癌剤治療でも、
極端に減量して細胞毒を使っても、
副作用を訴える患者さんもいます。
しかし「その程度で副作用が出るはずはない」ということは、
誰にも言えません。
まして、標準治療などでは、
「その程度の副作用は当たり前」
などという馬鹿げた発言などありえません。
そんな台詞が出てくる病院では、
個々の個性溢れる人間を診るという姿勢など毛頭なく、
治らないがんに対して、
ただの全員均等な儀式だけを執行して、
その後の確実で悲惨な最終結果を待つだけですから、
その病院からは、
即座に逃げ出したほうが無難です。
しかし日本の医療状況では、
その病院から逃れることはできないという環境の患者さんも多いと思います。
そのような場合には、
是非、ご自宅近くの緩和ケア専門の医療機関を利用するべきです。
日本のがん治療の流れは、
元気ながん患者さんを、
散々打ちのめして、
平穏な日常を奪い取る、
積極的治療?が執行され、
その刑に耐えられなくなると、
ようやく釈放されて、
緩和ケア行が宣告されますが、
本来、緩和ケアは、
がん治療の開始と同時に併用するべきであり、
元気で治療経を受けている時期に、
チョッとでも困った事があれば、
すぐに相談できる医者を探しておくほうが、
安心して治療に専念できます。
個々の医療機関は、
それぞれ様々な特性、役割を持っています。
それを上手く利用していくのが、
賢い患者さんだと思います。
しかし、一昨日、昨日も書きましたが、
「何回もフクシマに行っても鼻血など出たことがない」
「フクシマに行くと元気になる」
然るに、
「鼻血が出るのはおかしい」という、
きわめて非科学的な論理の政治家が、
支配している国では、
個々の声なんか聴いてもらえないのでしょうね。
被曝地で一人でも鼻血が出やすくなった人間がいたら、
その原因が何処にあるのかを、
徹底的に調べるのが、
国民の安全を考える人間の責務のように感じますが、
日本の指導者、マスコミはそうは、
考えてはいないようです。
ヒトの免疫機能も多少は理解している私個人は、
自らは花粉症患者ではありません。
さらに、花粉症は免疫学的にも説明にかなりの無理がある、
然るに「花粉症」などという病は存在しないのです。
それが日本の科学です。
日本で戦前に、
花粉症もアトピーも、
そんな症状を訴えたら、
ただの変人か仮病あつかいだったでしょうね。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
その発生初期には自覚症状をまったく発生させないことが少なくありません。
それが故に、
恐ろしい病の一つにあげられています。
サイレントキラー(Silent killer)、
「沈黙の殺人者」などとよばれるがんもあります。
幸い、根治手術が可能な状態で発見されるも、
手術後、身体の何処かに、
転移・再発が画像上、
あるいは採血検査などで発見されても、
自覚症状が発現するまでには、
通常はしばらく時間がかかります。
多くの再発は、
無症状のまま、
採血検査や画像診断などで発見されます。
ところが、
画像診断で再発場所が、
確認されるとすぐに、
その場所に違和感が発生してくる患者さんは珍しくありません。
おそらくその検査をしなければ、
無症状が続いていたのだと思います。
勿論、明らかに自覚症状を発現するであろうと思われる病巣もあります。
しかし、機械の目で観た、
客観的な所見だけで、
他人である患者さんの自覚症状の云々を判断するのは間違いです。
明らかに、
自覚症状は無いと思われる他覚的所見でも、
本人の自覚症状があればそれがすべてです。
「通常はこの100倍程度になっても痛みは出ないんですけどね」
「おそらく、気の所為だとおもいますよ」
などとは言いますが、
気の所為であっても、
痛いモノは痛いのであり、
鎮痛剤ではなく、
精神安定剤や抗鬱薬のような薬剤で対処することもあります。
抗癌剤治療でも、
極端に減量して細胞毒を使っても、
副作用を訴える患者さんもいます。
しかし「その程度で副作用が出るはずはない」ということは、
誰にも言えません。
まして、標準治療などでは、
「その程度の副作用は当たり前」
などという馬鹿げた発言などありえません。
そんな台詞が出てくる病院では、
個々の個性溢れる人間を診るという姿勢など毛頭なく、
治らないがんに対して、
ただの全員均等な儀式だけを執行して、
その後の確実で悲惨な最終結果を待つだけですから、
その病院からは、
即座に逃げ出したほうが無難です。
しかし日本の医療状況では、
その病院から逃れることはできないという環境の患者さんも多いと思います。
そのような場合には、
是非、ご自宅近くの緩和ケア専門の医療機関を利用するべきです。
日本のがん治療の流れは、
元気ながん患者さんを、
散々打ちのめして、
平穏な日常を奪い取る、
積極的治療?が執行され、
その刑に耐えられなくなると、
ようやく釈放されて、
緩和ケア行が宣告されますが、
本来、緩和ケアは、
がん治療の開始と同時に併用するべきであり、
元気で治療経を受けている時期に、
チョッとでも困った事があれば、
すぐに相談できる医者を探しておくほうが、
安心して治療に専念できます。
個々の医療機関は、
それぞれ様々な特性、役割を持っています。
それを上手く利用していくのが、
賢い患者さんだと思います。
しかし、一昨日、昨日も書きましたが、
「何回もフクシマに行っても鼻血など出たことがない」
「フクシマに行くと元気になる」
然るに、
「鼻血が出るのはおかしい」という、
きわめて非科学的な論理の政治家が、
支配している国では、
個々の声なんか聴いてもらえないのでしょうね。
被曝地で一人でも鼻血が出やすくなった人間がいたら、
その原因が何処にあるのかを、
徹底的に調べるのが、
国民の安全を考える人間の責務のように感じますが、
日本の指導者、マスコミはそうは、
考えてはいないようです。
ヒトの免疫機能も多少は理解している私個人は、
自らは花粉症患者ではありません。
さらに、花粉症は免疫学的にも説明にかなりの無理がある、
然るに「花粉症」などという病は存在しないのです。
それが日本の科学です。
日本で戦前に、
花粉症もアトピーも、
そんな症状を訴えたら、
ただの変人か仮病あつかいだったでしょうね。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。