セカンドオピニオンとは、言わずと知れた
「1人の医者・病院の考えだけではなく、
考え方の違う多くの医者・病院の意見を聞いて、
ご自身に最善の治療を選択しましょう。」
という考えのもとに普及(?)してきた患者さん本位の考え方です。
それは、国立がんセンターなどは建前上だけはさかんに推奨しています。
しかし、本日とても奇妙なことを言われる患者さんが相談に来られました。
ガンの根治術後の抗癌剤治療について悩まれている患者さんです。
国立がんセンターで、主治医から治験を強く勧められたそうです。
しかし、その患者さんは散々考えた挙句に、
それをお断りしたそうです。
どうも、がんセンターでは、
患者が、「提案された治療を断わる」という当たり前の権利でさえ、
それを行使するのは、
相当に大変で一苦労だそうです。
その患者さんも、やっとの思いで、治験から逃れたそうです。
その患者さんの話を聞いていると、
多くの人を、豪華な景品を無料提供すると言って何処かに集めておいて、
いざその会場に足を踏み入れると、
絶対にその商品を買わなければならないような雰囲気にさせ、
購入契約を結ぶまで帰さないという、悪徳違法商売のようです。
国がそれを推奨しているとしたら、
「美しい国」は幻と終わることでしょう。
それだけでも大きな問題だと思いますが、
その主治医はさらにトンでもないことを言ってのけたそうです。
その患者さんの主治医は、
患者さんが「セカンドオピニオンを受けたいから書類を書いて欲しい」
と頼むや、
血相を変え、
「私が信用できないのか!
セカンドオピニオンを受けるのであれば、
この病院からは出て行ってもらいます。」
ときたそうです。
「書類は2週間で書くけど、それを持って他の病院に移ってくれ」と
「セカンドオピニオンを受けるなら出て行け。」
これは医者として絶対に言ってはいけない言葉です。
その医者は余程自分の治療に自身がないのでしょう。
または、患者さんの気持ちは完全に無視した
自分のことしか考えることのできない医者なのでしょう。
自分の治療に自信があれば、
患者さんにはドンドン色々な病院でセカンドオピニオンを受けてもらい、
自分の治療の正当性を他の病院の医者に証明してもらうことを考えるはずです。
その方が、患者さんも医者も安心して治療に専念できます。
1月28日の「仏作って魂入れず?」で書いたとおり、
国立がんセンターは、設備だけは立派ですから、
他の病院に患者さんが行って、
そこでの意見を聞き、
国立がんセンターの治療と同様だと考えれば、
設備の劣っているほかの病院へは行かないでしょう。
がんセンターより遥かに優れた治療方法を提示されない限り、
他へは移らないはずです。
そんな当たり前のこともその医者は理解していないのでしょうか。
あるいは、やはり自分のしていることに相当に自信がなく、
うしろめたい治療をしているから、
単純に、他の病院のまっとうな医者に
自分の恥ずかしい治療がバレるのが怖かっただけでしょうか。
私は、はじめてガンであり、抗癌剤治療が必要であることが判明した患者さんでは、
必ず、抗癌剤治療をはじめる前に、
他の病院でセカンドオピニオンを受けることをお願いします。
それは、自分の身を守るためでもあります。
不幸な経過を辿ってしまった時に、
「他の病院で治療を受けていればこんなことにはならなかった」
と思われてしまうことは大きな苦痛です。
それを、先に他の病院の意見もシッカリと聞き、
納得した上で治療を行えば、
そのような悲しい思い込みは最小限度に防ぐことができます。
セカンドオピニオンは患者・医者双方に、
とても有意義な考え方です。
是非活用して下さい。
そして、セカンドオピニオンを拒否するような医者であれば、
その病院からはいち早く退散するべきです。
病院はいくらでもあります。
自分のことをシッカリ考えてくれる病院を探してください。
同時に、セカンドオピニオンのために書類を書くことは医者の義務です。
もし、それをこの主治医のような形で拒む医者がいたならば、
実名を挙げて、厚生労働省あるいは保健所に通報して下さい。
患者さんの言われることが、
すべて真実であるとは考えていません。
聞き違いもあるでしょうし、
誇張もあることだと思います。
しかし、本日の患者さんの場合は、
極めて重要な内容でしたので、
聞き違い、誇張がないことを何度も確認しました。
そのセカンドオピニオン拒否の内容は、
患者さんご自身でもビックリされ、
ご自宅の近くの開業医にも相談していることです。
そこでもやはり「そんな医者にはもう診てもらうな」
と言われたそうです。
患者さんの誇張ではないと思います。
10年程前には、このような医者もたくさんいました。
15年前は私もそうだったかもしれません。
セカンドオピニオンという言葉が出始めた頃かと思いますが、
正直“ムッ”ときました。
幼かったと反省しています。
しかし、いまだにこのような医者が日本に生息してるとは驚きました。
しかも、日本のガン治療を代表していると自負している病院に・・・・
勿論、このような医者は、
国立がんセンターにはこの医者一人だけであると信じますが・・・・
以上 文責 梅澤 充
「1人の医者・病院の考えだけではなく、
考え方の違う多くの医者・病院の意見を聞いて、
ご自身に最善の治療を選択しましょう。」
という考えのもとに普及(?)してきた患者さん本位の考え方です。
それは、国立がんセンターなどは建前上だけはさかんに推奨しています。
しかし、本日とても奇妙なことを言われる患者さんが相談に来られました。
ガンの根治術後の抗癌剤治療について悩まれている患者さんです。
国立がんセンターで、主治医から治験を強く勧められたそうです。
しかし、その患者さんは散々考えた挙句に、
それをお断りしたそうです。
どうも、がんセンターでは、
患者が、「提案された治療を断わる」という当たり前の権利でさえ、
それを行使するのは、
相当に大変で一苦労だそうです。
その患者さんも、やっとの思いで、治験から逃れたそうです。
その患者さんの話を聞いていると、
多くの人を、豪華な景品を無料提供すると言って何処かに集めておいて、
いざその会場に足を踏み入れると、
絶対にその商品を買わなければならないような雰囲気にさせ、
購入契約を結ぶまで帰さないという、悪徳違法商売のようです。
国がそれを推奨しているとしたら、
「美しい国」は幻と終わることでしょう。
それだけでも大きな問題だと思いますが、
その主治医はさらにトンでもないことを言ってのけたそうです。
その患者さんの主治医は、
患者さんが「セカンドオピニオンを受けたいから書類を書いて欲しい」
と頼むや、
血相を変え、
「私が信用できないのか!
セカンドオピニオンを受けるのであれば、
この病院からは出て行ってもらいます。」
ときたそうです。
「書類は2週間で書くけど、それを持って他の病院に移ってくれ」と
「セカンドオピニオンを受けるなら出て行け。」
これは医者として絶対に言ってはいけない言葉です。
その医者は余程自分の治療に自身がないのでしょう。
または、患者さんの気持ちは完全に無視した
自分のことしか考えることのできない医者なのでしょう。
自分の治療に自信があれば、
患者さんにはドンドン色々な病院でセカンドオピニオンを受けてもらい、
自分の治療の正当性を他の病院の医者に証明してもらうことを考えるはずです。
その方が、患者さんも医者も安心して治療に専念できます。
1月28日の「仏作って魂入れず?」で書いたとおり、
国立がんセンターは、設備だけは立派ですから、
他の病院に患者さんが行って、
そこでの意見を聞き、
国立がんセンターの治療と同様だと考えれば、
設備の劣っているほかの病院へは行かないでしょう。
がんセンターより遥かに優れた治療方法を提示されない限り、
他へは移らないはずです。
そんな当たり前のこともその医者は理解していないのでしょうか。
あるいは、やはり自分のしていることに相当に自信がなく、
うしろめたい治療をしているから、
単純に、他の病院のまっとうな医者に
自分の恥ずかしい治療がバレるのが怖かっただけでしょうか。
私は、はじめてガンであり、抗癌剤治療が必要であることが判明した患者さんでは、
必ず、抗癌剤治療をはじめる前に、
他の病院でセカンドオピニオンを受けることをお願いします。
それは、自分の身を守るためでもあります。
不幸な経過を辿ってしまった時に、
「他の病院で治療を受けていればこんなことにはならなかった」
と思われてしまうことは大きな苦痛です。
それを、先に他の病院の意見もシッカリと聞き、
納得した上で治療を行えば、
そのような悲しい思い込みは最小限度に防ぐことができます。
セカンドオピニオンは患者・医者双方に、
とても有意義な考え方です。
是非活用して下さい。
そして、セカンドオピニオンを拒否するような医者であれば、
その病院からはいち早く退散するべきです。
病院はいくらでもあります。
自分のことをシッカリ考えてくれる病院を探してください。
同時に、セカンドオピニオンのために書類を書くことは医者の義務です。
もし、それをこの主治医のような形で拒む医者がいたならば、
実名を挙げて、厚生労働省あるいは保健所に通報して下さい。
患者さんの言われることが、
すべて真実であるとは考えていません。
聞き違いもあるでしょうし、
誇張もあることだと思います。
しかし、本日の患者さんの場合は、
極めて重要な内容でしたので、
聞き違い、誇張がないことを何度も確認しました。
そのセカンドオピニオン拒否の内容は、
患者さんご自身でもビックリされ、
ご自宅の近くの開業医にも相談していることです。
そこでもやはり「そんな医者にはもう診てもらうな」
と言われたそうです。
患者さんの誇張ではないと思います。
10年程前には、このような医者もたくさんいました。
15年前は私もそうだったかもしれません。
セカンドオピニオンという言葉が出始めた頃かと思いますが、
正直“ムッ”ときました。
幼かったと反省しています。
しかし、いまだにこのような医者が日本に生息してるとは驚きました。
しかも、日本のガン治療を代表していると自負している病院に・・・・
勿論、このような医者は、
国立がんセンターにはこの医者一人だけであると信じますが・・・・
以上 文責 梅澤 充



