「もうこれ以上の治療はできません。」
「緩和治療でも考えて下さい。」
と、それまでの主治医から突然宣告されて、
途方にくれた患者さんのご家族が相談に来られました。
標準的な抗癌剤治療で有名なある病院の主治医から宣告されました。
「患者さんを放り出すための紹介状」に記載された治療経過を見ると、
患者さんの苦悩の経過が手に取るように分かりました。
しかし、緩和治療といっても、
ご家族のみならず主治医も認めるとおり患者さんの全身状態は
それほど悪いわけではなく
十分に自宅で生活ができるレベルです。
ご本人は来られませんでしたので、
正確には判断できませんが、
PS. 1程度と思われます。
それでも、お決まりのエビデンスのある抗癌剤治療をすべて終わったので、
すなわち、フルコースのお皿すべてを出してしまったので、
客はまだ満腹になっていなくても、
「うちではもう出す料理は無い。出て行ってくれ。」
「まだ食べたいのなら、他の店を探せ。」
です。
あれだけのフルコースのとても美味しい料理を全部平らげて、
お腹を壊さず元気でいられることが不思議なくらいですが、
ともかくまだ元気な患者さんに緩和治療を勧めるのは如何なものでしょうか。
突然それを勧められても患者さんもご家族も困ります。
たしかにエビデンスのあるレシピのシッカリした料理は
もう作ることはできないのかも知れません。
しかし、まだ使っていない食材も何種類か残っていました。
それらの、食材を上手く組み合わせれば、
1人分程度の空腹をしのげる料理はナンとかできるのではないかと思います。
たしかに、散々豪華なお料理を無理矢理食べさせられていますので、
お口には合わないかも知れません。
しかし、高級なフランス料理を食べた後、
小腹が空いて食べるお茶漬けの方がそれより遥かに美味しいこともよくあります。
食べてもらわなければ分かりません。
その患者さんにも、
お茶漬け程度は提供できる
抗癌剤はまだ何種類か残されています。
また、何度も書いているとおりもし保険の枠をはずしてよいのであれば、
その種類はさらに広がります。
何の説明も無しに、
元気な患者さんに対して、
「緩和医療をどうぞ」
では、あまりにも気の毒です。
その主治医の言われるとおりに、
ガン治療は諦めて緩和医療に移ろうと考える患者さん、ご家族は多くはないと思います。
しかし、現実にはそのような患者さんが
標準的な抗癌剤治療で有名な病院からは日々多数排出されています。
そして皆さん行く先に困っています。
これが、“ガン難民”といわれる患者さん達です。
ガン治療を受ける時には、
抗癌剤治療の始まりの第1章から、
フルコースの料理がすべて出しつくされた最終章までの
経過を十分に考えてから、
病院を決めて下さい。
第1章が手術の患者さんでは、
それが最終章になるラッキーな方もおられますが、
残念ながら、次章の抗癌剤治療へと幕が進む患者さんもいます。
そこまでシッカリ見据えて、
自分が身を委ねる病院を探して下さい。
また、不幸にしてガン難民となってしまっても、
落胆だけしていてもはじまりません。
標準的ではないというだけで、
健康保険で可能な、まっとうな治療はまだまだ残されています。
ガン難民になるや、
本当に他に治療方法が無いと思い込んでしまって、
いかがわしい代替療法などに走る患者さんも少なくありませんが、
多くはお金儲けのガンビジネスです。
騙されないで下さい。
本日は主治医に勧められるまま、
必死に梯子を上り続けさせられ、
挙句に突然その梯子をはずされるという、
典型的なガン難民を見ましたので、それについて書きました。
難民になる前に亡命先を考えておいて下さい。
以上 文責 梅澤 充
「緩和治療でも考えて下さい。」
と、それまでの主治医から突然宣告されて、
途方にくれた患者さんのご家族が相談に来られました。
標準的な抗癌剤治療で有名なある病院の主治医から宣告されました。
「患者さんを放り出すための紹介状」に記載された治療経過を見ると、
患者さんの苦悩の経過が手に取るように分かりました。
しかし、緩和治療といっても、
ご家族のみならず主治医も認めるとおり患者さんの全身状態は
それほど悪いわけではなく
十分に自宅で生活ができるレベルです。
ご本人は来られませんでしたので、
正確には判断できませんが、
PS. 1程度と思われます。
それでも、お決まりのエビデンスのある抗癌剤治療をすべて終わったので、
すなわち、フルコースのお皿すべてを出してしまったので、
客はまだ満腹になっていなくても、
「うちではもう出す料理は無い。出て行ってくれ。」
「まだ食べたいのなら、他の店を探せ。」
です。
あれだけのフルコースのとても美味しい料理を全部平らげて、
お腹を壊さず元気でいられることが不思議なくらいですが、
ともかくまだ元気な患者さんに緩和治療を勧めるのは如何なものでしょうか。
突然それを勧められても患者さんもご家族も困ります。
たしかにエビデンスのあるレシピのシッカリした料理は
もう作ることはできないのかも知れません。
しかし、まだ使っていない食材も何種類か残っていました。
それらの、食材を上手く組み合わせれば、
1人分程度の空腹をしのげる料理はナンとかできるのではないかと思います。
たしかに、散々豪華なお料理を無理矢理食べさせられていますので、
お口には合わないかも知れません。
しかし、高級なフランス料理を食べた後、
小腹が空いて食べるお茶漬けの方がそれより遥かに美味しいこともよくあります。
食べてもらわなければ分かりません。
その患者さんにも、
お茶漬け程度は提供できる
抗癌剤はまだ何種類か残されています。
また、何度も書いているとおりもし保険の枠をはずしてよいのであれば、
その種類はさらに広がります。
何の説明も無しに、
元気な患者さんに対して、
「緩和医療をどうぞ」
では、あまりにも気の毒です。
その主治医の言われるとおりに、
ガン治療は諦めて緩和医療に移ろうと考える患者さん、ご家族は多くはないと思います。
しかし、現実にはそのような患者さんが
標準的な抗癌剤治療で有名な病院からは日々多数排出されています。
そして皆さん行く先に困っています。
これが、“ガン難民”といわれる患者さん達です。
ガン治療を受ける時には、
抗癌剤治療の始まりの第1章から、
フルコースの料理がすべて出しつくされた最終章までの
経過を十分に考えてから、
病院を決めて下さい。
第1章が手術の患者さんでは、
それが最終章になるラッキーな方もおられますが、
残念ながら、次章の抗癌剤治療へと幕が進む患者さんもいます。
そこまでシッカリ見据えて、
自分が身を委ねる病院を探して下さい。
また、不幸にしてガン難民となってしまっても、
落胆だけしていてもはじまりません。
標準的ではないというだけで、
健康保険で可能な、まっとうな治療はまだまだ残されています。
ガン難民になるや、
本当に他に治療方法が無いと思い込んでしまって、
いかがわしい代替療法などに走る患者さんも少なくありませんが、
多くはお金儲けのガンビジネスです。
騙されないで下さい。
本日は主治医に勧められるまま、
必死に梯子を上り続けさせられ、
挙句に突然その梯子をはずされるという、
典型的なガン難民を見ましたので、それについて書きました。
難民になる前に亡命先を考えておいて下さい。
以上 文責 梅澤 充



