抗がん剤治療の専門医のことを、
日本では、
多くの外科医は、
蔑視の意味を込めて「ケモ屋」とよびます。
化学療法Chemotherapy(キィモテラピー)の、
「Chemo」から「ケモ」で、
それの執行人です。
先日の「優しい治療とキツイ儀式」に対して、
「獣医」というHNで、
投稿がありました。
チョッと面白く感じました。
エビデンスの意味をご存じないようです。
そのまま晒してありますので、
ご興味があるかたはご覧ください。
本当の「獣医」ならではの感覚でしょうか。
最悪の場合、
対象患者?動物を、
射殺、毒殺することも、
法律上、罪には問われない獣医さん、
近い将来、屠殺される運命の動物まで診なければならない獣医さん、
ならではの、
考え方なのでしょうか。
あるいは、
本物の人間の患者さんへの「ケモ屋」が、
得意の屁理屈で、
キツイ儀式に持ち込みたくて、
「獣医」と名乗っているだけでしょうか。
なんとなく後者のような気がします。
ケモ屋も獣医も同類かも知れません。
ケモ屋は大塚北口診療所にも一人います。私です。
他の標準的なケモ屋と、
少しだけ違うのは、
患者さんが被る副作用を、
がんと同様に、「敵」とみなしていること、
エビデンスをただの参考値だけにとどめていることです。
大塚北口診療所で、
抗がん剤治療をおこなっている部屋を、
院内では通称「ケモの部屋」とよんでいます。
あるとき、大塚北口診療所と、
その関連病院である東京北部病院との間で運行している、
シャトルバスの運転手さんが、
『大塚北口診療所の「ケモの部屋(へや)」に届けて欲しい』と、
東京北部病院から、
小荷物の運搬を依頼されました。
何も知らない運転手さんは、
大塚北口診療所に着いたときに、
狭い院内を見回して、
ウロウロして、
そこに居た私に、
恐ろしげに、
『「ケモノベヤ」ってどこですか?』と、
訊ねられたことをフト思い出しました。
その時は、つい、噴出してしまいました。
きっと標準「ケモ屋」は、
「ケモの部屋」と、
「獣べや」と、
同格と感じているのでしょうね。
「緩和」まで同一感覚で居ないことを祈るばかりです。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
日本では、
多くの外科医は、
蔑視の意味を込めて「ケモ屋」とよびます。
化学療法Chemotherapy(キィモテラピー)の、
「Chemo」から「ケモ」で、
それの執行人です。
先日の「優しい治療とキツイ儀式」に対して、
「獣医」というHNで、
投稿がありました。
チョッと面白く感じました。
エビデンスの意味をご存じないようです。
そのまま晒してありますので、
ご興味があるかたはご覧ください。
本当の「獣医」ならではの感覚でしょうか。
最悪の場合、
対象患者?動物を、
射殺、毒殺することも、
法律上、罪には問われない獣医さん、
近い将来、屠殺される運命の動物まで診なければならない獣医さん、
ならではの、
考え方なのでしょうか。
あるいは、
本物の人間の患者さんへの「ケモ屋」が、
得意の屁理屈で、
キツイ儀式に持ち込みたくて、
「獣医」と名乗っているだけでしょうか。
なんとなく後者のような気がします。
ケモ屋も獣医も同類かも知れません。
ケモ屋は大塚北口診療所にも一人います。私です。
他の標準的なケモ屋と、
少しだけ違うのは、
患者さんが被る副作用を、
がんと同様に、「敵」とみなしていること、
エビデンスをただの参考値だけにとどめていることです。
大塚北口診療所で、
抗がん剤治療をおこなっている部屋を、
院内では通称「ケモの部屋」とよんでいます。
あるとき、大塚北口診療所と、
その関連病院である東京北部病院との間で運行している、
シャトルバスの運転手さんが、
『大塚北口診療所の「ケモの部屋(へや)」に届けて欲しい』と、
東京北部病院から、
小荷物の運搬を依頼されました。
何も知らない運転手さんは、
大塚北口診療所に着いたときに、
狭い院内を見回して、
ウロウロして、
そこに居た私に、
恐ろしげに、
『「ケモノベヤ」ってどこですか?』と、
訊ねられたことをフト思い出しました。
その時は、つい、噴出してしまいました。
きっと標準「ケモ屋」は、
「ケモの部屋」と、
「獣べや」と、
同格と感じているのでしょうね。
「緩和」まで同一感覚で居ないことを祈るばかりです。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。