今週、私の友人が、
大塚北口診療所の関連の東京北部病院で手術を受けました。
手術は無事に終了したことは、
当日、執刀した外科医から聞いていました。
所用で見舞いにも行けませんでしたが、
悪性疾患、すなわちがんではなく、
治る病であり、
特別な心配はしていませんでした。
しかし本日、本人から、
明日退院する許可を得たと連絡がありました。
たしかに、数日の入院で済むという現実は知っていましたが、
身近な人間が、
全身麻酔の手術後三日目に退院できるのをみると、
隔世の感があります。
むかし私の家族が同じ手術を受けましたが、
当時は一月も入院していた記憶があります。
入院期間の短縮は、
医療費抑制の手段にもなっていますが、
外科手術において人間の身体に対する侵襲の低減が大きな力になっています。
ただし、生命保険では、
入院期間が短すぎると、
給付金が出ないこともありますので、
ご注意ください。
私自身は、すでにメスを置いてしまいましたが
がんに対する手術でも、
侵襲は、当時と比較にならないほど小さくなっているようです。
麻酔の技術も長足の進化を遂げています。
しかし、30年以上使われている細胞毒も、
いまだに幾つも生き残っています。
副作用低減の薬剤は進歩し続けていますが、
まだまだ、治らないことが分かっていながらの、
キツイ治療が横行しているようです。
むかしと同じ細胞毒を使うがん剤治療で、
なかなか入院させないのは、
人間の身体が、毒に強くなったからではありません。
医療費の削減が最大の目的です。
しかし、それを尻目に、
凄まじい薬価の薬剤がどんどん出てきます・・・
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
大塚北口診療所の関連の東京北部病院で手術を受けました。
手術は無事に終了したことは、
当日、執刀した外科医から聞いていました。
所用で見舞いにも行けませんでしたが、
悪性疾患、すなわちがんではなく、
治る病であり、
特別な心配はしていませんでした。
しかし本日、本人から、
明日退院する許可を得たと連絡がありました。
たしかに、数日の入院で済むという現実は知っていましたが、
身近な人間が、
全身麻酔の手術後三日目に退院できるのをみると、
隔世の感があります。
むかし私の家族が同じ手術を受けましたが、
当時は一月も入院していた記憶があります。
入院期間の短縮は、
医療費抑制の手段にもなっていますが、
外科手術において人間の身体に対する侵襲の低減が大きな力になっています。
ただし、生命保険では、
入院期間が短すぎると、
給付金が出ないこともありますので、
ご注意ください。
私自身は、すでにメスを置いてしまいましたが
がんに対する手術でも、
侵襲は、当時と比較にならないほど小さくなっているようです。
麻酔の技術も長足の進化を遂げています。
しかし、30年以上使われている細胞毒も、
いまだに幾つも生き残っています。
副作用低減の薬剤は進歩し続けていますが、
まだまだ、治らないことが分かっていながらの、
キツイ治療が横行しているようです。
むかしと同じ細胞毒を使うがん剤治療で、
なかなか入院させないのは、
人間の身体が、毒に強くなったからではありません。
医療費の削減が最大の目的です。
しかし、それを尻目に、
凄まじい薬価の薬剤がどんどん出てきます・・・
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。