一昨日の「当たるも八卦の抗癌剤治療」および
昨日の「当たるも八卦の抗癌剤治療」(2)
で、当たる確率の低い抗癌剤でも、
「抗癌剤を次々と変えていくと当たりが出る確率は高くなる。」
ということを書きましたが、
さらに補足しなければならないことがあります。
それは、標準的抗癌剤治療では、
ヒットが出にくい理由です。
一昨日説明したとおり、
打率の低いバッターでも、
何人も続けて凡打に終わる確率は統計学的には非常に低くなります。
27人全員が凡打に終わる完全試合などは、
一年に1000試合もある日本のプロ野球でも数年に一度しかありません。
数千回に1回の確率です。
すなわち27人のうち一本でもヒットが出る確率はその裏返しです。
ほぼ100%近いということになります。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」はずです。
しかし、標準的な抗癌剤治療では、
「標準的な最大耐用量の抗癌剤」が
患者さん目がけて投下されますから、
その爆弾がガンに命中しないで、
外れてしまった場合、
「最大耐用量の抗癌剤という大量破壊兵器」が
患者さんの健全な部分の肉体だけが被爆してしまい、
体力が見る間に消耗されてしまいます。
抗癌剤の最大耐用量については
2006年4月19日の「最大耐用量と最大持続可能量」
に書きましたご参照ください。
その結果ハズレたことが分かっても、
次の爆弾を投下した場合、
持ちこたえるだけの体力がなくなり、
標準的な抗癌剤治療はあえなく終了してしまい、
「もはや治療方法はありません」
とアッサリ敗北宣言が出されます。
せめて、爆弾を1発だけ投下した時点で、
その治療の効果判定をしていれば、
次の爆弾についての検討もできたはずですが、
標準的抗癌剤治療では多くの場合、
はじめから決められた回数だけ、
爆撃が敢行されてしまいますから、
体力消耗により、次の作戦に移行できなくなります。
また、無数の「真性がん難民」を排出する結果になっている
無責任極まりない、
「もはや治療方法はありません」
なる、敗北宣言も、
「もはや標準的抗癌剤治療はできません」
が正確な表現であり、
標準的な大量破壊兵器は使えないだけであり、
ピストル程度の武器ならば
使うことができる体力は残っている場合がほとんどです。
そのピストルを何発も撃っていけば、
まだまだヒットする可能性は残されているはずです。
真のがん難民、真性がん難民につては
2006年12月9日の「続・がん難民」
で説明しました、ご参照ください。
今まで、何回も書いているとおり、
私は、標準的抗癌剤治療が、
「行うべきではない治療」だとは必ずしも考えていません。
その治療が最善である患者さんもいるはずです。
しかし、効果判定の時期が遅れてしまうと
最低の治療で終わってしまう患者さんが
これからもたくさん出てきてしまうと思います。
標準的抗癌剤治療を行うときには、
治療開始前に「○○コース(クール)行います」
と言われたならば、
はじめの1コース目で先ず効果判定を受けてください。
そして、効果が見られたときだけ次のコースに突入してください。
以上 文責 梅澤 充
昨日の「当たるも八卦の抗癌剤治療」(2)
で、当たる確率の低い抗癌剤でも、
「抗癌剤を次々と変えていくと当たりが出る確率は高くなる。」
ということを書きましたが、
さらに補足しなければならないことがあります。
それは、標準的抗癌剤治療では、
ヒットが出にくい理由です。
一昨日説明したとおり、
打率の低いバッターでも、
何人も続けて凡打に終わる確率は統計学的には非常に低くなります。
27人全員が凡打に終わる完全試合などは、
一年に1000試合もある日本のプロ野球でも数年に一度しかありません。
数千回に1回の確率です。
すなわち27人のうち一本でもヒットが出る確率はその裏返しです。
ほぼ100%近いということになります。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」はずです。
しかし、標準的な抗癌剤治療では、
「標準的な最大耐用量の抗癌剤」が
患者さん目がけて投下されますから、
その爆弾がガンに命中しないで、
外れてしまった場合、
「最大耐用量の抗癌剤という大量破壊兵器」が
患者さんの健全な部分の肉体だけが被爆してしまい、
体力が見る間に消耗されてしまいます。
抗癌剤の最大耐用量については
2006年4月19日の「最大耐用量と最大持続可能量」
に書きましたご参照ください。
その結果ハズレたことが分かっても、
次の爆弾を投下した場合、
持ちこたえるだけの体力がなくなり、
標準的な抗癌剤治療はあえなく終了してしまい、
「もはや治療方法はありません」
とアッサリ敗北宣言が出されます。
せめて、爆弾を1発だけ投下した時点で、
その治療の効果判定をしていれば、
次の爆弾についての検討もできたはずですが、
標準的抗癌剤治療では多くの場合、
はじめから決められた回数だけ、
爆撃が敢行されてしまいますから、
体力消耗により、次の作戦に移行できなくなります。
また、無数の「真性がん難民」を排出する結果になっている
無責任極まりない、
「もはや治療方法はありません」
なる、敗北宣言も、
「もはや標準的抗癌剤治療はできません」
が正確な表現であり、
標準的な大量破壊兵器は使えないだけであり、
ピストル程度の武器ならば
使うことができる体力は残っている場合がほとんどです。
そのピストルを何発も撃っていけば、
まだまだヒットする可能性は残されているはずです。
真のがん難民、真性がん難民につては
2006年12月9日の「続・がん難民」
で説明しました、ご参照ください。
今まで、何回も書いているとおり、
私は、標準的抗癌剤治療が、
「行うべきではない治療」だとは必ずしも考えていません。
その治療が最善である患者さんもいるはずです。
しかし、効果判定の時期が遅れてしまうと
最低の治療で終わってしまう患者さんが
これからもたくさん出てきてしまうと思います。
標準的抗癌剤治療を行うときには、
治療開始前に「○○コース(クール)行います」
と言われたならば、
はじめの1コース目で先ず効果判定を受けてください。
そして、効果が見られたときだけ次のコースに突入してください。
以上 文責 梅澤 充



