はじめて、「ガンであること」が宣告されると
多くの患者さんは、
アタマの中が真っ白になり、
何も考えることができなくなります。
その結果、正常な判断力を失い、
医者の言うがままの治療に邁進してしまいます。
このことは、「焦らず、一歩立ち止まってゆっくり考えてください」と
今まで何回も書いてきました。
再発と宣告された患者さんでも、
その傾向は多分にあります。
再発の患者さんでは、
すでに「ガン宣告」を経験して免疫(?)ができていますから、
初発の患者さんよりは、
多少は落ち着きは持たれている場合が多いのですが、
一人で焦りまくり、
ノイローゼのようになってしまう患者さんもいます。
しかし、先日セカンドオピニオン見えた方は、
患者さんではなく、
ご家族が慌てふためいていました。
当の患者さんご本人は悠然とされているのに、
ご家族だけが焦りまくって、
今通院中の病院の悪口は言うは、
今後の治療についても先走って考えて、
アレコレ迷走してしましい、
まとまった結果は何も出ていません。
患者さんは5年前に乳ガンの手術をされた方で、半年ほど前に、
「数ヶ月に一度の腫瘍マーカー検査で異常値が出たため、
精査したところ、骨のごく一部に転移病巣が見つかった」
という経過です。
現在も自覚症状も全くありません。
画像診断上転移が確認されるだけです。
主治医に「抗癌剤治療を行う」と言われて
いっそう慌てふためいてしまいしました。
腫瘍マーカーの上昇により発見されただけの
自覚症状の全く伴わない小さな骨転移で、
いきなり全身の抗癌剤治療を敢行するという考え方も
チョット首を傾げてしまいますが、
ご家族の慌て方も尋常ではありません。
一歩も二歩も下がって、
冷静に考えて、
「もっと他の方法は無いものか」と、
イロイロ検索すれば、
答えはたくさん出てきます。
インターネットはじめ、便利な道具がたくさんあります。
その答えを求めるためのセカンドオピニオンだったのでしょうか、
それには、もう少し知識をつけてから、
来られた方が遥かに効果的に、
セカンドのオピニオンを吸収することができます。
この患者さんの場合は、
アタマが真っ白になっても、
とりあえずセカンドオピニオンという
かたちで冷静さを取り戻し、
患者さんの望まれる治療へと方向転換することができましたが、
最低のセカンドオピニオンという手を思いつかなければ、
そのまま、自分の望まない治療へ引きずり込まれてしまいます。
ガンと診断されても、
再発が確認されても、
すぐに命を落とす人はいません。
ほとんどのガンでは、
放置しても半年は大丈夫です。
ガンであることや、再発を告知された患者さんやご家族には、
1日1週間が極めて長い時間に感じてしまうのでしょうが、
ガンはそれほど俊敏な病気ではありません。
地に足をつけて、冷静に考えてください。
その焦りが、取り返しのつかない事態を招きます。
以上 文責 梅澤 充
多くの患者さんは、
アタマの中が真っ白になり、
何も考えることができなくなります。
その結果、正常な判断力を失い、
医者の言うがままの治療に邁進してしまいます。
このことは、「焦らず、一歩立ち止まってゆっくり考えてください」と
今まで何回も書いてきました。
再発と宣告された患者さんでも、
その傾向は多分にあります。
再発の患者さんでは、
すでに「ガン宣告」を経験して免疫(?)ができていますから、
初発の患者さんよりは、
多少は落ち着きは持たれている場合が多いのですが、
一人で焦りまくり、
ノイローゼのようになってしまう患者さんもいます。
しかし、先日セカンドオピニオン見えた方は、
患者さんではなく、
ご家族が慌てふためいていました。
当の患者さんご本人は悠然とされているのに、
ご家族だけが焦りまくって、
今通院中の病院の悪口は言うは、
今後の治療についても先走って考えて、
アレコレ迷走してしましい、
まとまった結果は何も出ていません。
患者さんは5年前に乳ガンの手術をされた方で、半年ほど前に、
「数ヶ月に一度の腫瘍マーカー検査で異常値が出たため、
精査したところ、骨のごく一部に転移病巣が見つかった」
という経過です。
現在も自覚症状も全くありません。
画像診断上転移が確認されるだけです。
主治医に「抗癌剤治療を行う」と言われて
いっそう慌てふためいてしまいしました。
腫瘍マーカーの上昇により発見されただけの
自覚症状の全く伴わない小さな骨転移で、
いきなり全身の抗癌剤治療を敢行するという考え方も
チョット首を傾げてしまいますが、
ご家族の慌て方も尋常ではありません。
一歩も二歩も下がって、
冷静に考えて、
「もっと他の方法は無いものか」と、
イロイロ検索すれば、
答えはたくさん出てきます。
インターネットはじめ、便利な道具がたくさんあります。
その答えを求めるためのセカンドオピニオンだったのでしょうか、
それには、もう少し知識をつけてから、
来られた方が遥かに効果的に、
セカンドのオピニオンを吸収することができます。
この患者さんの場合は、
アタマが真っ白になっても、
とりあえずセカンドオピニオンという
かたちで冷静さを取り戻し、
患者さんの望まれる治療へと方向転換することができましたが、
最低のセカンドオピニオンという手を思いつかなければ、
そのまま、自分の望まない治療へ引きずり込まれてしまいます。
ガンと診断されても、
再発が確認されても、
すぐに命を落とす人はいません。
ほとんどのガンでは、
放置しても半年は大丈夫です。
ガンであることや、再発を告知された患者さんやご家族には、
1日1週間が極めて長い時間に感じてしまうのでしょうが、
ガンはそれほど俊敏な病気ではありません。
地に足をつけて、冷静に考えてください。
その焦りが、取り返しのつかない事態を招きます。
以上 文責 梅澤 充



