日本の腫瘍内科医の中には、
日本の抗がん剤治療は、
欧米よりも30年も遅れている。
と叫んでいる人もいます。
30年近く前に、
米国のシカゴという街の、
ど真ん中にあった大学病院で、
2年間ほど過ごしましたが、
今の日本の医療水準は、
そんな大昔の米国よりも、
どれだけ進歩していることか。
30年前のがん治療では、
イレッサやハーセプチン、アバスチンなどの分子標的薬はもちろん、
タキサン系の細胞毒すら、
世界中の何処にもに存在していませんでした。
さらに副作用軽減の薬剤も、
ほとんどありませんでした。
日本では半世紀以上むかしから、
世界に冠たる国民皆保険が普及して、
1980年代当時から、
米国よりも、
遥かにありがたいがん医療が、
広く普及していたように感じます。
何を持って、
欧米よりも遅れていると云うのか、
意味不明ですが、
一種の恐怖心を煽る詐欺かも知れません。
治療は、「標準一本」でも、
それ以外の治療の排除には手段は選びませんから。
日本の抗がん剤治療が、
世界に遅れているなどという被害妄想は不要です。
まぁ、たしかに、
教授の肩書で、
抗がん剤を作っている製薬会社から現金を受け取り、
金額も会社名もネット上で開示されてしまっている、
悲しい K 医師のような腫瘍内科医は、
30年前の米国では、
消滅していたことは事実ですが・・・
30年後に私が生きていることは、
あり得ませんが、
その頃には、標準とされる医療はすべて、
AI 人工知能で十分でしょう。
医療分野では、
ヒトのチカラが必要で、
医療者が生き残る診療科は、
精神科と整形外科分野だけだと、
云われています。
現在の標準とされる抗がん剤は、
すでにロボットでも可能です。
ヒトの手は不要です。
むしろ、その方が優れています。
がん治療は、
精神科的な要素は、
多分にありますが、
「標準一本」なら、
ヒトのチカラは不要です。
しかし別の角度から観ると、
ごく一部の腫瘍内科医が言う、
30年の遅れとは、
随分と遠慮した数字です。
30年前のシカゴ近隣の病院には、
全て十字架を背負ったキリスト様のチャペルがありました。
ドイツの病院もそうでした。
それはいまだに日本の病院では、
滅多に観ることはありません。
日本人の価値観・死生観は、
欧米よりも2000年ほど、
ずれているかも知れません。
勿論それは、「遅れ」ではありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
日本の抗がん剤治療は、
欧米よりも30年も遅れている。
と叫んでいる人もいます。
30年近く前に、
米国のシカゴという街の、
ど真ん中にあった大学病院で、
2年間ほど過ごしましたが、
今の日本の医療水準は、
そんな大昔の米国よりも、
どれだけ進歩していることか。
30年前のがん治療では、
イレッサやハーセプチン、アバスチンなどの分子標的薬はもちろん、
タキサン系の細胞毒すら、
世界中の何処にもに存在していませんでした。
さらに副作用軽減の薬剤も、
ほとんどありませんでした。
日本では半世紀以上むかしから、
世界に冠たる国民皆保険が普及して、
1980年代当時から、
米国よりも、
遥かにありがたいがん医療が、
広く普及していたように感じます。
何を持って、
欧米よりも遅れていると云うのか、
意味不明ですが、
一種の恐怖心を煽る詐欺かも知れません。
治療は、「標準一本」でも、
それ以外の治療の排除には手段は選びませんから。
日本の抗がん剤治療が、
世界に遅れているなどという被害妄想は不要です。
まぁ、たしかに、
教授の肩書で、
抗がん剤を作っている製薬会社から現金を受け取り、
金額も会社名もネット上で開示されてしまっている、
悲しい K 医師のような腫瘍内科医は、
30年前の米国では、
消滅していたことは事実ですが・・・
30年後に私が生きていることは、
あり得ませんが、
その頃には、標準とされる医療はすべて、
AI 人工知能で十分でしょう。
医療分野では、
ヒトのチカラが必要で、
医療者が生き残る診療科は、
精神科と整形外科分野だけだと、
云われています。
現在の標準とされる抗がん剤は、
すでにロボットでも可能です。
ヒトの手は不要です。
むしろ、その方が優れています。
がん治療は、
精神科的な要素は、
多分にありますが、
「標準一本」なら、
ヒトのチカラは不要です。
しかし別の角度から観ると、
ごく一部の腫瘍内科医が言う、
30年の遅れとは、
随分と遠慮した数字です。
30年前のシカゴ近隣の病院には、
全て十字架を背負ったキリスト様のチャペルがありました。
ドイツの病院もそうでした。
それはいまだに日本の病院では、
滅多に観ることはありません。
日本人の価値観・死生観は、
欧米よりも2000年ほど、
ずれているかも知れません。
勿論それは、「遅れ」ではありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。