昨年くらいに、
発症してしまうと、
致死確率が高いエボラ出血熱の脅威が騒がれていました。
30年以上むかしに、
御巣鷹山という場所に、
飛行機が落ちた数日後、
「救援隊」として、
その地に行ったことがあります。
私が行ったときには、
その場所には、生存者などすでにいませんでした。
死体処理係でした。
あれだけ多くの柩を目の前にするのは、
あれが、最初で最後です。
しかし、フト考えると、
あれだけの事故でも、
生存確率は1%弱という数字が出ます。
致死確率100%ではありません。
500人のうち4人は救命されています。
「奇跡の生存者」が、
当時勤務していた大学病院に搬送されてきたのを思い出します。
100%と思われても、
じつは99%です。
しかし、がんの場合は、
切除不能または再発を観てしまったら、
致死確率はほぼ100%になります。
もちろん、飛行機事故は一瞬であり、
がんは即死は滅多にありません。
根治手術後に、
標準的に大量の抗がん剤を注入する儀式が、
悪だとは思いません。
大規模な患者集団で観察すると、
統計確率的に、
僅かながら、
再発確率は低下するようです。
もちろん、個々の患者さんの効果は分かりません。
再発予防の大量の抗がん剤による副作用の、
脱毛を誇っていたタレントも居るそうですが、
副作用と効果はナンの関係もありません。
標準儀式の虚しさを知ると同時に、
根治手術後の
再発予防のための、
自家がんワクチン治療や、
免疫細胞療法は、
悪くはない、
と考えていましたが、
自費治療であり、
安くはないことを考え、
あまり、その考えは外には出しませんでした。
しかし、昨今の、
抗がん剤の異常な薬価を見せつけられると、
150万円程度という自家がんワクチン治療などは、
けっして破格な値段だとは感じません。
致死確率が100%ならば、
もし、1%でも、
再発確率が下がるならば、
高過ぎる投資ではないようにも感じます。
旅立つ時に、
その程度の遺産を残すことができる患者さんでは、
一考の価値はあるように感じます。
再発を観て、
治らないがんに変貌した後、
年間3500万円の費用を投じて、
延命を期待するよりも、
その憂き目を観る前に、
是非、お勧めです。
100%もれなく付いてくる副作用に耐えることが可能であれば、
再発予防の厳しい毒との併用も悪くはありません。
もちろん現在では、
腫瘍内科医から、
厳しい言論統制が敷かれて、
その治療について自由に公言できないような悲しい社会が構築されていますが、
選択するのは、
ご自身です。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
発症してしまうと、
致死確率が高いエボラ出血熱の脅威が騒がれていました。
30年以上むかしに、
御巣鷹山という場所に、
飛行機が落ちた数日後、
「救援隊」として、
その地に行ったことがあります。
私が行ったときには、
その場所には、生存者などすでにいませんでした。
死体処理係でした。
あれだけ多くの柩を目の前にするのは、
あれが、最初で最後です。
しかし、フト考えると、
あれだけの事故でも、
生存確率は1%弱という数字が出ます。
致死確率100%ではありません。
500人のうち4人は救命されています。
「奇跡の生存者」が、
当時勤務していた大学病院に搬送されてきたのを思い出します。
100%と思われても、
じつは99%です。
しかし、がんの場合は、
切除不能または再発を観てしまったら、
致死確率はほぼ100%になります。
もちろん、飛行機事故は一瞬であり、
がんは即死は滅多にありません。
根治手術後に、
標準的に大量の抗がん剤を注入する儀式が、
悪だとは思いません。
大規模な患者集団で観察すると、
統計確率的に、
僅かながら、
再発確率は低下するようです。
もちろん、個々の患者さんの効果は分かりません。
再発予防の大量の抗がん剤による副作用の、
脱毛を誇っていたタレントも居るそうですが、
副作用と効果はナンの関係もありません。
標準儀式の虚しさを知ると同時に、
根治手術後の
再発予防のための、
自家がんワクチン治療や、
免疫細胞療法は、
悪くはない、
と考えていましたが、
自費治療であり、
安くはないことを考え、
あまり、その考えは外には出しませんでした。
しかし、昨今の、
抗がん剤の異常な薬価を見せつけられると、
150万円程度という自家がんワクチン治療などは、
けっして破格な値段だとは感じません。
致死確率が100%ならば、
もし、1%でも、
再発確率が下がるならば、
高過ぎる投資ではないようにも感じます。
旅立つ時に、
その程度の遺産を残すことができる患者さんでは、
一考の価値はあるように感じます。
再発を観て、
治らないがんに変貌した後、
年間3500万円の費用を投じて、
延命を期待するよりも、
その憂き目を観る前に、
是非、お勧めです。
100%もれなく付いてくる副作用に耐えることが可能であれば、
再発予防の厳しい毒との併用も悪くはありません。
もちろん現在では、
腫瘍内科医から、
厳しい言論統制が敷かれて、
その治療について自由に公言できないような悲しい社会が構築されていますが、
選択するのは、
ご自身です。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。