何回も繰り返し書いてきているとおり、
手術が不可能なガンは抗癌剤治療では、
残念ながら多くの場合、治る、完治することはありません。
その大前提を見誤ると、
インチキな代替療法などに引っかかり、
お金ばかりか、命まで失ってしまうことにもなりかねません。
ほとんどの場合、抗癌剤を使って治療を続けることが絶対的に必要になります。
しかし、抗癌剤治療にできることは延命することだけです。
治らないのであれば、
ガンと終生付き合っていかなければなりません。
それは、糖尿病や高血圧、リウマチといった慢性の病気と同じです。
それらの慢性の病気では、
病気そのものと付き合うと同時に、
病気と付き合うためのクスリとも一生涯付き合わなければなりません。
ガンも同様です。
ガンと終生付き合うために、
抗癌剤というクスリとも一生涯付き合わなければなりません。
抗癌剤と上手く付き合えなければ、
ガンとも付き合うことはできません。
現在の、人間が耐えることのできる最大耐用量の抗癌剤を使う
標準的な抗癌剤治療では、
それと年単位で付き合える人間はほとんど存在しません。
下の図のような三つ巴のバランスを終生上手く保たなければなりません。
このとき、抗癌剤の力が強すぎれば、
「ガン」にダメージを与えるでしょうけれども、
一番大切な「人間」にも大きな被害が出ます。

バランスを保とうとするとき、
抗癌剤の量や種類は、
エビデンスに固着しなければ、
いくらでも人為的に変えることは可能です。
バランスを保つレベルに
適宜増減してその量・種類を探し出せばよいのですが、
このとき、「ガン」には、
とても付き合いの良い穏やかな細胞もいれば、
扱いにくい、付き合いの悪いヤツもいます。
付き合いの悪いガン細胞でも、
試行錯誤を繰り返していくと、
ほとんどの場合、何処かに上手くコントロールできる
薬剤およびその量を見つけ出すことができます。
しかし、はじめから、極めて穏やかなオトナシイ性格の穏やかな細胞にも、
しばしば巡り会います。
ほんの僅かなクスリを使っただけで、
アッサリと眠ってくれる細胞です。
そのような細胞は、
一般的に穏やかで進行スピードの遅い乳ガンに多いのですが、
悪性度の高い胃ガンや肺ガンの細胞でも時々出くわします。
現在も数人のそのような患者さんを診ています。
僅かな経口抗癌剤だけでも十分にコントロールできる細胞です。
恐らく、「人間」の免疫力が大きく作用しているものと思われますが、
そのような、「ガン」および「人間」に、
いきなり大量の抗癌剤を使った治療をはじめてしまったならば、
エビデンスどおりの、
つらい副作用と
短い生存期間しか得られることはできなくなってしまうものと思われます。
現在診ている多くの患者さんの中で、
一人だけ、抗癌剤を一切使っていない方がおられます。
肝硬変の状態が良くなく、
昨年の5月に「もってあと2ヶ月」といわれた患者さんです。
週二回の点滴で肝硬変の治療に専念しているのですが、
何故かガンは増大してきません。
それどころか、腫瘍マーカーは低下してきており、
先月のCTでもガンは縮小しています。
「切除不能のガン」と診断されただけで、
皆さんパニックになり、
アタマの中は真っ白けで、
冷静な判断力はなくなってしまいますが、
おとなしい、付き合いの良いガンも少なからず存在しています。
標準的抗癌剤治療が必ずしも間違った治療だとは考えていませんが、
それに突き進む前に、
一歩立ち止まって冷静に考えてみてください。
「おとなしい付き合いの良いガン」だった場合には、
標準的抗癌剤治療では間違いなく寿命を縮める結果になってしまうと思います。
ほとんどのガンは、いくら付き合いの悪いヤツでも、
それをシッカリ見極める数週間〜1,2ヶ月程度の猶予は与えてくれます。
最近、「おとなしい付き合いの良いガン」の傾向が、
なんとなくつかめてきましたが、
まだ、発表できるレベルではありませんので、
ここでは公言は控えておきます。
しかし、再発ガンでも、
おとなしいガンが存在していることは事実ですので、
エビデンスどおりの結果しか得られない、
標準的抗癌剤治療という乗り換えのきかない
特急列車に慌てて乗り込む前に、
それをシッカリと見極めてください。
以上 文責 梅澤 充
手術が不可能なガンは抗癌剤治療では、
残念ながら多くの場合、治る、完治することはありません。
その大前提を見誤ると、
インチキな代替療法などに引っかかり、
お金ばかりか、命まで失ってしまうことにもなりかねません。
ほとんどの場合、抗癌剤を使って治療を続けることが絶対的に必要になります。
しかし、抗癌剤治療にできることは延命することだけです。
治らないのであれば、
ガンと終生付き合っていかなければなりません。
それは、糖尿病や高血圧、リウマチといった慢性の病気と同じです。
それらの慢性の病気では、
病気そのものと付き合うと同時に、
病気と付き合うためのクスリとも一生涯付き合わなければなりません。
ガンも同様です。
ガンと終生付き合うために、
抗癌剤というクスリとも一生涯付き合わなければなりません。
抗癌剤と上手く付き合えなければ、
ガンとも付き合うことはできません。
現在の、人間が耐えることのできる最大耐用量の抗癌剤を使う
標準的な抗癌剤治療では、
それと年単位で付き合える人間はほとんど存在しません。
下の図のような三つ巴のバランスを終生上手く保たなければなりません。
このとき、抗癌剤の力が強すぎれば、
「ガン」にダメージを与えるでしょうけれども、
一番大切な「人間」にも大きな被害が出ます。

バランスを保とうとするとき、
抗癌剤の量や種類は、
エビデンスに固着しなければ、
いくらでも人為的に変えることは可能です。
バランスを保つレベルに
適宜増減してその量・種類を探し出せばよいのですが、
このとき、「ガン」には、
とても付き合いの良い穏やかな細胞もいれば、
扱いにくい、付き合いの悪いヤツもいます。
付き合いの悪いガン細胞でも、
試行錯誤を繰り返していくと、
ほとんどの場合、何処かに上手くコントロールできる
薬剤およびその量を見つけ出すことができます。
しかし、はじめから、極めて穏やかなオトナシイ性格の穏やかな細胞にも、
しばしば巡り会います。
ほんの僅かなクスリを使っただけで、
アッサリと眠ってくれる細胞です。
そのような細胞は、
一般的に穏やかで進行スピードの遅い乳ガンに多いのですが、
悪性度の高い胃ガンや肺ガンの細胞でも時々出くわします。
現在も数人のそのような患者さんを診ています。
僅かな経口抗癌剤だけでも十分にコントロールできる細胞です。
恐らく、「人間」の免疫力が大きく作用しているものと思われますが、
そのような、「ガン」および「人間」に、
いきなり大量の抗癌剤を使った治療をはじめてしまったならば、
エビデンスどおりの、
つらい副作用と
短い生存期間しか得られることはできなくなってしまうものと思われます。
現在診ている多くの患者さんの中で、
一人だけ、抗癌剤を一切使っていない方がおられます。
肝硬変の状態が良くなく、
昨年の5月に「もってあと2ヶ月」といわれた患者さんです。
週二回の点滴で肝硬変の治療に専念しているのですが、
何故かガンは増大してきません。
それどころか、腫瘍マーカーは低下してきており、
先月のCTでもガンは縮小しています。
「切除不能のガン」と診断されただけで、
皆さんパニックになり、
アタマの中は真っ白けで、
冷静な判断力はなくなってしまいますが、
おとなしい、付き合いの良いガンも少なからず存在しています。
標準的抗癌剤治療が必ずしも間違った治療だとは考えていませんが、
それに突き進む前に、
一歩立ち止まって冷静に考えてみてください。
「おとなしい付き合いの良いガン」だった場合には、
標準的抗癌剤治療では間違いなく寿命を縮める結果になってしまうと思います。
ほとんどのガンは、いくら付き合いの悪いヤツでも、
それをシッカリ見極める数週間〜1,2ヶ月程度の猶予は与えてくれます。
最近、「おとなしい付き合いの良いガン」の傾向が、
なんとなくつかめてきましたが、
まだ、発表できるレベルではありませんので、
ここでは公言は控えておきます。
しかし、再発ガンでも、
おとなしいガンが存在していることは事実ですので、
エビデンスどおりの結果しか得られない、
標準的抗癌剤治療という乗り換えのきかない
特急列車に慌てて乗り込む前に、
それをシッカリと見極めてください。
以上 文責 梅澤 充



