はじめて「がん」という病名を聞いた、
患者さん、ご家族では、
「素人で何も分からない」
と言われるかたは少なくありません。
それは普通だと思います。
現在の日本では、
知らない事象に巡り合った時に、
多くのかたは、
インターネットを使って知識を得ようとします。
しかし、そこには玉石混交、
あらゆるがん情報が垂れ流しにされています。
かなり怪しい宣伝情報もあります。
同時に、一般のかたの目には、
格式が高そうな学会からの情報も流されています。
多くの素人さんは、
格式が高そう、
それだけで、
信用してしまう傾向がありますが、
それは、詐欺に引っかかる被害者の真理と同じです。
「有名なヒトがウソを言うはずがない」
たしかに、有名どころは、
ネット上で虚偽の内容は公開していないと思います。
しかし、隠蔽、非開示はたくさん行われています。
都合の良い面だけ提示して、
患者さんが引いてしまうような事実は開示しません。
実際の臨床の現場では、
治らないがんに対して、
「標準」を施行した場合の、
生存期間中央治値が示されることがあります。
現在では、その悲惨な数字・エビデンスを知って、
逃亡する患者さんが出ることを恐れ、
それすら提示しないで、
闇雲に「標準が最高の治療であると」と、
何も知らない素人の患者さんを騙して、
強引に治療(儀式)突入させられることも珍しくはありません。
もしも生存期間中央治値が提示されても、
その治療(儀式)では、
PS.0または1で元気だった患者さんが、
たった一回の儀式執行の副作用で、
数 %の確率で死に至っている
という事実までは、
開示されていません。
多くの日本人は、
二人に一人の罹患、
三人に一人死亡。
などと言う言葉だけは知っていても、
「自分には関係ない」
と思っているようです。
そんな気持ちでいる中で、
突然の病名告知があると、
慌ててしまいます。
慌ててしまうと、
その先の道は、
ほぼ決まってしまいます。
その道は、
多くの患者さんは望まれていない、
想像以上に厳しいイバラの道です。
焦らされて、
そこに迷い込む前に、
たくさん流されている情報を、
十分に吟味しておくほうが無難です。
ただただ慌てるばかりで、
何処へも進めない患者さん、ご家族も、
珍しくはありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
患者さん、ご家族では、
「素人で何も分からない」
と言われるかたは少なくありません。
それは普通だと思います。
現在の日本では、
知らない事象に巡り合った時に、
多くのかたは、
インターネットを使って知識を得ようとします。
しかし、そこには玉石混交、
あらゆるがん情報が垂れ流しにされています。
かなり怪しい宣伝情報もあります。
同時に、一般のかたの目には、
格式が高そうな学会からの情報も流されています。
多くの素人さんは、
格式が高そう、
それだけで、
信用してしまう傾向がありますが、
それは、詐欺に引っかかる被害者の真理と同じです。
「有名なヒトがウソを言うはずがない」
たしかに、有名どころは、
ネット上で虚偽の内容は公開していないと思います。
しかし、隠蔽、非開示はたくさん行われています。
都合の良い面だけ提示して、
患者さんが引いてしまうような事実は開示しません。
実際の臨床の現場では、
治らないがんに対して、
「標準」を施行した場合の、
生存期間中央治値が示されることがあります。
現在では、その悲惨な数字・エビデンスを知って、
逃亡する患者さんが出ることを恐れ、
それすら提示しないで、
闇雲に「標準が最高の治療であると」と、
何も知らない素人の患者さんを騙して、
強引に治療(儀式)突入させられることも珍しくはありません。
もしも生存期間中央治値が提示されても、
その治療(儀式)では、
PS.0または1で元気だった患者さんが、
たった一回の儀式執行の副作用で、
数 %の確率で死に至っている
という事実までは、
開示されていません。
多くの日本人は、
二人に一人の罹患、
三人に一人死亡。
などと言う言葉だけは知っていても、
「自分には関係ない」
と思っているようです。
そんな気持ちでいる中で、
突然の病名告知があると、
慌ててしまいます。
慌ててしまうと、
その先の道は、
ほぼ決まってしまいます。
その道は、
多くの患者さんは望まれていない、
想像以上に厳しいイバラの道です。
焦らされて、
そこに迷い込む前に、
たくさん流されている情報を、
十分に吟味しておくほうが無難です。
ただただ慌てるばかりで、
何処へも進めない患者さん、ご家族も、
珍しくはありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。