本日も、メチャクチャに忙しく、
診療の合間では、原稿を書く時間が取れませんでした。
現在、診察終了後の午後7時です。
朝は7時半から病棟回診・・・・
本日セカンドオピニオンの患者さんがお持ちになられたネタは、
とても書きたい内容なのですが、
かなり長くなりそうな内容であり、
本日は時間がありません。
後日にまわします。
そこで何を書こうかと悩んでいたところ、
昨年の今日2月16日の内容を見たところ、
「誤解も多い腫瘍マーカー」なる題で書かれていました。
ちょうど、その腫瘍マーカーのことでチョットだけ誤解をされている患者さんが来られましたので、
その誤解について書きます。
消化器ガンの術後で、
肝転移と腹膜転移を合併している患者さんです。
抗癌剤治療により腫瘍マーカーは一度下がって、
次の月には、若干増加しています。
しかし、その増加とは比較にならない程度に
肝転移の病巣は増大しています。
1.5cmが3cmに成長してしまっています。
体積にすれば8倍です。
「腫瘍マーカーの数値は、ガンの成長をまったく反映していない。」
というのが、患者さんのご意見です。
たしかに、そのようなことは珍しくありません。
しかし、その患者さんの場合、
腹膜に転移があることは、
手術中に確認されています。
その腹膜転移は、CTでは見ることはできません
この場合、肝臓のガン細胞は増えてしまっているけれど、
その見えない腹膜転移のガン細胞は減っている。
という可能性もあります。
勿論、腫瘍マーカーが、ガンの動向を正確には把握していないだけ、
という可能性も多分にありますが、
CTでは見えない他の場所のガン細胞には有効に効いてくれている
という可能性も否定はできません。
腫瘍マーカーの数字とは、
その程度のものです。
ガン治療の経過を追っていく上で、
腫瘍マーカーの動向は重要ですが、
その意味は慎重に考えなければなりません。
それにより、今後の治療方針も変わります。
その数字だけで一喜一憂するお気持ちはとても良く分かりますが、
あまり神経質にならずに、
おおらかに観てください。
本日も疲れきってしまいました。
終わりにします。
以上 文責 梅澤 充
診療の合間では、原稿を書く時間が取れませんでした。
現在、診察終了後の午後7時です。
朝は7時半から病棟回診・・・・
本日セカンドオピニオンの患者さんがお持ちになられたネタは、
とても書きたい内容なのですが、
かなり長くなりそうな内容であり、
本日は時間がありません。
後日にまわします。
そこで何を書こうかと悩んでいたところ、
昨年の今日2月16日の内容を見たところ、
「誤解も多い腫瘍マーカー」なる題で書かれていました。
ちょうど、その腫瘍マーカーのことでチョットだけ誤解をされている患者さんが来られましたので、
その誤解について書きます。
消化器ガンの術後で、
肝転移と腹膜転移を合併している患者さんです。
抗癌剤治療により腫瘍マーカーは一度下がって、
次の月には、若干増加しています。
しかし、その増加とは比較にならない程度に
肝転移の病巣は増大しています。
1.5cmが3cmに成長してしまっています。
体積にすれば8倍です。
「腫瘍マーカーの数値は、ガンの成長をまったく反映していない。」
というのが、患者さんのご意見です。
たしかに、そのようなことは珍しくありません。
しかし、その患者さんの場合、
腹膜に転移があることは、
手術中に確認されています。
その腹膜転移は、CTでは見ることはできません
この場合、肝臓のガン細胞は増えてしまっているけれど、
その見えない腹膜転移のガン細胞は減っている。
という可能性もあります。
勿論、腫瘍マーカーが、ガンの動向を正確には把握していないだけ、
という可能性も多分にありますが、
CTでは見えない他の場所のガン細胞には有効に効いてくれている
という可能性も否定はできません。
腫瘍マーカーの数字とは、
その程度のものです。
ガン治療の経過を追っていく上で、
腫瘍マーカーの動向は重要ですが、
その意味は慎重に考えなければなりません。
それにより、今後の治療方針も変わります。
その数字だけで一喜一憂するお気持ちはとても良く分かりますが、
あまり神経質にならずに、
おおらかに観てください。
本日も疲れきってしまいました。
終わりにします。
以上 文責 梅澤 充



