「休眠療法を受けたいけれど、
主治医にどのように説明してよいのか分からない。」
「今受けている標準的抗癌剤治療との違いを主治医に説明できない。」
「休眠療法では抗癌剤をどの程度に減らすのか?」
というご質問をしばしばいただきます。
このことについては、何回も書いていることですが、
再び書きます。
名付けの親の金沢大学 高橋先生の
正確なお考えは知りませんが、
「ガンの縮小なくして、延命なし。」
という、今でも信じている医者もいる、
古い考えが支配的な抗癌剤治療の時代に、
「ガンは縮小しなくても、延命効果は得られる。」
ということを科学的に立証した先生ですから、
ガンが増大することを抑えることに主眼をおいた治療をされていると思います。
私も、同様で、
ガンの状態、患者さんの副作用の程度、
などを観ながら、
抗癌剤の種類・量を適宜調節しながら治療を進めていきます。
したがって、休眠療法といえども、
副作用が無く、抗癌剤の治療効果の薄い患者さんでは、
標準的な量に近い抗癌剤を使用せざるを得ない場合もありえます。
一概に、「何%減量する」という使い方ではありません。
十分の一程度で済む患者さんもいれば、
50%程度は必要な方もいます。
いわば、「患者さんの身体とガンの状態に逐一合わせていく抗癌剤治療」
ということができると思います。
一方、標準的抗癌剤治療とは、
すべての患者さんで均等なスケジュールが、
はじめから決められており、
それを、一斉に全員に行います。
その標準的に投入された抗癌剤に患者さんの身体が合わせていくという治療です。
多くの患者さんは歯を食いしばって我慢しなければなりませんが、
涼しい顔で過ごすことができる方もいます。
その投下された爆弾により、
爆死してしまう患者さんもいれば、
かすり傷ですむ方もいます。
また、当然のことですが、
軽重不明ながら必ず起こるはずである、
被爆に対しては、
被害を最小限度に抑えるべく、
必死の副作用対策もはじめからスケジュールに入っています。
その標準的抗癌剤治療との違いは、
一言で言えば、
抗癌剤に身体を合わせるか、
身体とガンに抗癌剤を合わせるかの違いです。
身体に合わせる抗癌剤治療の方が、
当然ラクですし、効果も期待できると思います。
ただし、そこで目指す治療効果は、
ガンが縮小することではなく、
ガンが増大しないことです。
それと、副作用が容認できる範囲であることです。
休眠療法の大きな欠点は、
患者さん一人一人でスケジュールが違ってきますから、
とても手間がかかります。
一人の医者が診ることができる患者さんの数は限られてしまいます。
したがって、標準的な治療にはなりえないと思います。
やはり、国家レベルでのガン治療対策を考えた場合、
誰でも均一な標準的抗癌剤治療が最善の治療ということに
落ち着かざるを得ないのではないかと思います。
以上 文責 梅澤 充
主治医にどのように説明してよいのか分からない。」
「今受けている標準的抗癌剤治療との違いを主治医に説明できない。」
「休眠療法では抗癌剤をどの程度に減らすのか?」
というご質問をしばしばいただきます。
このことについては、何回も書いていることですが、
再び書きます。
名付けの親の金沢大学 高橋先生の
正確なお考えは知りませんが、
「ガンの縮小なくして、延命なし。」
という、今でも信じている医者もいる、
古い考えが支配的な抗癌剤治療の時代に、
「ガンは縮小しなくても、延命効果は得られる。」
ということを科学的に立証した先生ですから、
ガンが増大することを抑えることに主眼をおいた治療をされていると思います。
私も、同様で、
ガンの状態、患者さんの副作用の程度、
などを観ながら、
抗癌剤の種類・量を適宜調節しながら治療を進めていきます。
したがって、休眠療法といえども、
副作用が無く、抗癌剤の治療効果の薄い患者さんでは、
標準的な量に近い抗癌剤を使用せざるを得ない場合もありえます。
一概に、「何%減量する」という使い方ではありません。
十分の一程度で済む患者さんもいれば、
50%程度は必要な方もいます。
いわば、「患者さんの身体とガンの状態に逐一合わせていく抗癌剤治療」
ということができると思います。
一方、標準的抗癌剤治療とは、
すべての患者さんで均等なスケジュールが、
はじめから決められており、
それを、一斉に全員に行います。
その標準的に投入された抗癌剤に患者さんの身体が合わせていくという治療です。
多くの患者さんは歯を食いしばって我慢しなければなりませんが、
涼しい顔で過ごすことができる方もいます。
その投下された爆弾により、
爆死してしまう患者さんもいれば、
かすり傷ですむ方もいます。
また、当然のことですが、
軽重不明ながら必ず起こるはずである、
被爆に対しては、
被害を最小限度に抑えるべく、
必死の副作用対策もはじめからスケジュールに入っています。
その標準的抗癌剤治療との違いは、
一言で言えば、
抗癌剤に身体を合わせるか、
身体とガンに抗癌剤を合わせるかの違いです。
身体に合わせる抗癌剤治療の方が、
当然ラクですし、効果も期待できると思います。
ただし、そこで目指す治療効果は、
ガンが縮小することではなく、
ガンが増大しないことです。
それと、副作用が容認できる範囲であることです。
休眠療法の大きな欠点は、
患者さん一人一人でスケジュールが違ってきますから、
とても手間がかかります。
一人の医者が診ることができる患者さんの数は限られてしまいます。
したがって、標準的な治療にはなりえないと思います。
やはり、国家レベルでのガン治療対策を考えた場合、
誰でも均一な標準的抗癌剤治療が最善の治療ということに
落ち着かざるを得ないのではないかと思います。
以上 文責 梅澤 充



