手術不能のガンを患ったあるお一人の患者さんが
本日から、「標準的ではない抗癌剤治療」をはじめました。
今まで通院していたがんセンターでは
緩和ケアだけを勧められていました。
「緩和ケアだけでは忍びない。
まだ、積極的に治療を続けよう」
と、ごく自然な考えに至りました。
今後治療を続けるために、
それまで、治療を受けていたがんセンターから決別するにあたり、
がんセンターの主治医からは、
「何処で、どのような治療をするのか」
と執拗に聞かれたそうです。
「抗癌剤の量を最大限減量した治療を近くの病院で行う」
旨のことを話したところ、
「そんな治療が効くはずがない。
やるだけ無駄ですよ。」
と捨て台詞を投げつけられたそうです。
もし、その医者が本当に
「その治療では効果が無い」と考えたとしても、
何故、「効けばイイですね」
くらいのことを言ってあげられないのか、
とても寂しく思います。
その患者さんは、
すべてのガン治療は止めて、
緩和ケアだけをすることを勧められているのです。
全身状態はけっして悪くなく、
自覚症状はほとんど無く、
ご自宅でご家族とともに十分に生活ができる状態です。
そのような患者さんに対して、
「そんな治療は無駄」であって、
座して死を待つだけの
緩和ケアならば行う意義はあるのでしょうか。
緩和ケアであれば疼痛の緩和と同時に、
きっと精神修養のようなこともしてくれるのでしょうけれども、
それがどれだけ患者さんのためになるのか疑問です。
もし、死を待つだけであれば、
寿命を短くしてしまう可能性のある
標準的抗癌剤治療は行うべきではないとは思われますが、
寿命の短縮を起こさない抗癌剤治療であれば、
それを行う価値は十分にあるのではないでしょうか。
副作用が発現しないレベルの抗癌剤治療でも
延命の可能性は十分にあります。
緩和ケアを勧められてから、
すでに何年も元気で、
「効くはずがない標準的ではない治療」を続けている患者さんは
今でも何人も診ています。
最長の患者さんでは6年半になります。
緩和ケアを勧められた時よりは、
遥かに良い状態で毎週抗癌剤治療に通院してきます。
ガンという病気は放置すれば、
必ず人間の命を奪います。
緩和ケアとはガンに対しては放置することです。
その緩和ケアを行いガンがよくなることはありません。
そのままガンを進行させるだけです。
進行したガンの存在により大きな苦痛を伴う場合には、
「効かないかもしれない治療」などは行うべきではなく、
緩和ケアだけでも悪くはないのかも知れませんが、
自覚症状も乏しく、
自宅で生活できる全身状態であれば、
ガンに対し、「効くかも知れない治療」を行うべきだと考えます。
ただし、そのときに大きな副作用を発生させるのであれば、
それは避けるべきかも知れません。
害がないのであれば、
そして、まだ生きていることを望むのであれば、
積極的に治療を続けるべきだと思います。
久しぶりに
がんセンターのあまりにも心無い対応に、
腹が立ちました。
以上 文責 梅澤 充
本日から、「標準的ではない抗癌剤治療」をはじめました。
今まで通院していたがんセンターでは
緩和ケアだけを勧められていました。
「緩和ケアだけでは忍びない。
まだ、積極的に治療を続けよう」
と、ごく自然な考えに至りました。
今後治療を続けるために、
それまで、治療を受けていたがんセンターから決別するにあたり、
がんセンターの主治医からは、
「何処で、どのような治療をするのか」
と執拗に聞かれたそうです。
「抗癌剤の量を最大限減量した治療を近くの病院で行う」
旨のことを話したところ、
「そんな治療が効くはずがない。
やるだけ無駄ですよ。」
と捨て台詞を投げつけられたそうです。
もし、その医者が本当に
「その治療では効果が無い」と考えたとしても、
何故、「効けばイイですね」
くらいのことを言ってあげられないのか、
とても寂しく思います。
その患者さんは、
すべてのガン治療は止めて、
緩和ケアだけをすることを勧められているのです。
全身状態はけっして悪くなく、
自覚症状はほとんど無く、
ご自宅でご家族とともに十分に生活ができる状態です。
そのような患者さんに対して、
「そんな治療は無駄」であって、
座して死を待つだけの
緩和ケアならば行う意義はあるのでしょうか。
緩和ケアであれば疼痛の緩和と同時に、
きっと精神修養のようなこともしてくれるのでしょうけれども、
それがどれだけ患者さんのためになるのか疑問です。
もし、死を待つだけであれば、
寿命を短くしてしまう可能性のある
標準的抗癌剤治療は行うべきではないとは思われますが、
寿命の短縮を起こさない抗癌剤治療であれば、
それを行う価値は十分にあるのではないでしょうか。
副作用が発現しないレベルの抗癌剤治療でも
延命の可能性は十分にあります。
緩和ケアを勧められてから、
すでに何年も元気で、
「効くはずがない標準的ではない治療」を続けている患者さんは
今でも何人も診ています。
最長の患者さんでは6年半になります。
緩和ケアを勧められた時よりは、
遥かに良い状態で毎週抗癌剤治療に通院してきます。
ガンという病気は放置すれば、
必ず人間の命を奪います。
緩和ケアとはガンに対しては放置することです。
その緩和ケアを行いガンがよくなることはありません。
そのままガンを進行させるだけです。
進行したガンの存在により大きな苦痛を伴う場合には、
「効かないかもしれない治療」などは行うべきではなく、
緩和ケアだけでも悪くはないのかも知れませんが、
自覚症状も乏しく、
自宅で生活できる全身状態であれば、
ガンに対し、「効くかも知れない治療」を行うべきだと考えます。
ただし、そのときに大きな副作用を発生させるのであれば、
それは避けるべきかも知れません。
害がないのであれば、
そして、まだ生きていることを望むのであれば、
積極的に治療を続けるべきだと思います。
久しぶりに
がんセンターのあまりにも心無い対応に、
腹が立ちました。
以上 文責 梅澤 充



