アナログ人間から脱却できない私は、
いまだにスマホではなく、
二つ折りの携帯を使っていますが、
このブログは、
パソコンからだけではなく、
薄くて軽いタブレットからも発信しています。
旅先からなどは、
そのタブレットで書いています。
一昨日の晩は、
ホタルを観に行きました。
子供の頃は母親の実家があった千葉で、
ホタル採集をして楽しんだり、
シカゴで生活をしていた時は、
アパートの近隣でよく、
その光りを見かけましたが、
しばらくご無沙汰でした。
偶然、昨年の7月下旬に、
岩手県の温泉で、
予期せぬ数匹のホタルを観てから、
急に懐かしくなりました。
自宅近くには、
椿山荘という、
ホタルで有名なホテルもありますが、
野生のホタルではありません。
野生のホタルが恋しくなり、
当日の天気を確認して素泊まりの宿を予約して、
見学に行きました。
日本には、源氏ホタル、平家ホタル、姫ホタルという、
三種類以上のホタルが、
生息していることは知っていましたが、
後ろ二者だけしか観たことはありませんでした。
はじめてゲンジボタルという虫を観ました。
ホタルは光を点滅させて飛ぶと思い込んでいましたが、
ゲンジボタルは、
4 秒か5 秒程度、発光を続けて、
スーッと闇に消えていく。
またどこかからともなく光り、
スーッと消えていくの繰り返しでした。
三脚を据えて写真を撮っている観光客が、
バスの団体さんで来ていました。
私の車にも三脚は積んでいましたが、
写真を撮るよりも、
目に焼き付けておく方を選びました。
したがって写真を提示することはできませんが、
蒸し暑い曇り空、無風という絶好の気候にも恵まれて、
さらに、カエルの大合唱を BGM にして、
ただただ美しい、
の一言しかありません。
団体客が帰ると、
聴こえるのはカエルの大合唱だけの静寂?
二時間以上鑑賞していて、
何百か何千の光りを観たか分かりませんが、
まったく飽きませんでした。
私の手に停まって光っている、
慌て者もいました。
光って飛ぶ成虫は、
餌を食べることはできず、
寿命は数日程度だとかの豆知識と同時に、
あの光と、飛ぶエネルギーは、
何処から由来するのだろうとか、
などなど鈍いアタマで考えながら、
時間はアッという間に過ぎていきました。
お腹が空いて、
お酒も飲みたくなり、
宿に戻って一人酒のときも、
美しい光景は忘れられませんでした。
自然は本当に美しい。
ホタルを楽しむことができるのは、
北国以外では、
今年は、あと二ヶ月もありません。
都会には無い、
もちろん病院にも無い、
あの幻想的な光りのショータイムは、
何となく人間を元気にしてくれるように感じます。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
いまだにスマホではなく、
二つ折りの携帯を使っていますが、
このブログは、
パソコンからだけではなく、
薄くて軽いタブレットからも発信しています。
旅先からなどは、
そのタブレットで書いています。
一昨日の晩は、
ホタルを観に行きました。
子供の頃は母親の実家があった千葉で、
ホタル採集をして楽しんだり、
シカゴで生活をしていた時は、
アパートの近隣でよく、
その光りを見かけましたが、
しばらくご無沙汰でした。
偶然、昨年の7月下旬に、
岩手県の温泉で、
予期せぬ数匹のホタルを観てから、
急に懐かしくなりました。
自宅近くには、
椿山荘という、
ホタルで有名なホテルもありますが、
野生のホタルではありません。
野生のホタルが恋しくなり、
当日の天気を確認して素泊まりの宿を予約して、
見学に行きました。
日本には、源氏ホタル、平家ホタル、姫ホタルという、
三種類以上のホタルが、
生息していることは知っていましたが、
後ろ二者だけしか観たことはありませんでした。
はじめてゲンジボタルという虫を観ました。
ホタルは光を点滅させて飛ぶと思い込んでいましたが、
ゲンジボタルは、
4 秒か5 秒程度、発光を続けて、
スーッと闇に消えていく。
またどこかからともなく光り、
スーッと消えていくの繰り返しでした。
三脚を据えて写真を撮っている観光客が、
バスの団体さんで来ていました。
私の車にも三脚は積んでいましたが、
写真を撮るよりも、
目に焼き付けておく方を選びました。
したがって写真を提示することはできませんが、
蒸し暑い曇り空、無風という絶好の気候にも恵まれて、
さらに、カエルの大合唱を BGM にして、
ただただ美しい、
の一言しかありません。
団体客が帰ると、
聴こえるのはカエルの大合唱だけの静寂?
二時間以上鑑賞していて、
何百か何千の光りを観たか分かりませんが、
まったく飽きませんでした。
私の手に停まって光っている、
慌て者もいました。
光って飛ぶ成虫は、
餌を食べることはできず、
寿命は数日程度だとかの豆知識と同時に、
あの光と、飛ぶエネルギーは、
何処から由来するのだろうとか、
などなど鈍いアタマで考えながら、
時間はアッという間に過ぎていきました。
お腹が空いて、
お酒も飲みたくなり、
宿に戻って一人酒のときも、
美しい光景は忘れられませんでした。
自然は本当に美しい。
ホタルを楽しむことができるのは、
北国以外では、
今年は、あと二ヶ月もありません。
都会には無い、
もちろん病院にも無い、
あの幻想的な光りのショータイムは、
何となく人間を元気にしてくれるように感じます。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。