ガン性腹膜炎で腹水もたまり、
「余命あと3ヶ月。」
「治療方法はありません」といわれた患者さんで8ヶ月抗癌剤治療を続けてきた患者さんがいます。
困ったことに、
医者ではない知り合いから、
「抗癌剤は毒だから使わないほうが良い」と洗脳されてしまい。
抗癌剤治療を拒否されてしまいました。
治療中止から10日間、
本日来院したときには、
明らかに、悪化していました。
「もはや治療方法はありません」に近い状態になってしまいました。
一目見て最悪のその状態でも、
知り合いの人間は
「抗癌剤止めてよかったね」と言っているそうです。
「最後のチャンスだから再開しよう」と話しても、
「もう少し、様子を見たい」でした。
「あと1週間様子を見たら、生きていないかもしれない」
「無事であっても、もはや抗癌剤治療はできない」
「それは、ガンの進行により死の間際に立たされた患者さんに対して、
抗癌剤治療を行った途端に目を瞑ってしまったなら、
ご家族はその治療によって死期を早めたと思ってしまうから・・・・」
と説明しても、
「自分の力で治したい。」でした。
自分の力とは、
免疫力のことです。「抗癌剤治療は毒。」
「免疫力でガンは治る。」と吹聴する輩は何処にでもいます。
医者でも馬鹿なこと平気で言う人間がいます。
まったく根拠なしに・・・・
3ヶ月の命だったのが、
8ヶ月間も抗癌剤治療を続けている事実を冷静に受け止めれば、
毒ではないことは分かるはずですが、
人間窮地に追い込まれると、
冷静な判断力を失ってしまいます。
何故、無責任に根拠の無いことを言う人間の言葉を
簡単に信じてしまうのか不思議ですが、
判断能力を失ってしまうことは本当に怖いことです。ご家族は今までの治療を続けさせようと必死ですが、
ご本人は受け付けません。
どんなときにも冷静な判断を下せるように、
準備が必要なようです。
以上 文責 梅澤 充
「免疫力」と、十把一絡げにおっしゃいますが
こういう例、
http://www.asahi.com/health/news/OSK200703180024.htmlもある事ですので、一概に盲信するのもいかなるものかと…。
がんの発生メカニズムを多少なりともかじってみるなら、
(がんは体の免疫系から「隠れる」事ではじめて爆発的な増殖を開始出来ます)
「免疫力を上げる」事でがんが治るという説明自体、眉に唾を付けたく
なると思うのですが〜。
〜目隠しして打席に入らされれば、松井だろうがイチローだろうが
バットに当てる事は不可能ってものですよ〜
2007-04-19 木 02:04:24 /URL /T・T /
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免疫力
梅澤先生はがん治療に免疫力が必要であることもとっくにおっしゃっていますよ。
ただ、免疫力だけで治るほど敵は甘くないということです。
ちまたあふれている免疫治療の多くは、将来はともかく、今のところ残念ながらデータ的には治療効果が非常に低かったりします。
効果があったケースも実は抗がん剤を併用していた、などということもあるそうです。
ただ爪をもめば治ってしまうごときのようなものは、患者が誤解するので危ういが、爪をもむだけなら経済的負担もなく、身体に危害もないので、わかっててやるなら問題ない、という趣旨のことも先生は書いておられます。
リンパ球の構成要素の中には、もちろん免疫として働くものが多いのですが、何と中には免疫を抑制する方向に働く細胞も存在するそうです。
投与する抗がん剤が少ない場合、この抑制する細胞のみを殺すという基礎的な研究があるそうです。梅澤先生によると、多量に抗がん剤を使用すると効かないのに、量を減らしていくと効き出す患者さんがいるそうです。
こういう臨床例は、多量に使用した場合は免疫として活躍する細胞までも殺してしまうが、少量にすることでそれは殺さず、抑制するものだけ殺すというように解釈できて、その基礎的研究と合致するのではないかとのことです。
こういう会話が診察室の中では行われています。ただし、先生の本を読み、ブログを2006年1月の記事からすべて読み、その上で先生との貴重な診察時間を迎えるようにしています。
残念ながら「今まで免疫力についての情報をほとんど知らず、抗がん剤治療の限界に気づき、慌てて方向転換を試みていらっしゃる」ような患者さんは、梅澤先生の患者さんでありながら、全く不勉強であるといわざるを得ません。
2007-04-18 水 21:57:18 /URL /まいくま /
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横レス失礼
「国立大学の免疫学教授」とは、N大の先生のことでしょうか?
そうであれば、あの先生の専門は「臨床」ではなく「基礎」です。臨床家からみればいくら動物で結果を出しても「証拠不十分」でしょう。
ところで、がんの発生と免疫力の低下には何らかの相関があるとは思いますが、がんの治療との相関に関してはどうでしょうか?
タバコの火の不始末により出火した家屋の消火のために、タバコの火を消すようなものに思えてなりません。防火対策と消火活動はイコールではないでしょう?
2007-04-18 水 16:38:11 /URL / /
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なぜ免疫力のアドバイスをしてくれないのでしょう?
先生のブログは抗がん剤治療中の患者として、いつも参考にさせていただいています。
「免疫力で癌は治る」という考え方について、思うところがあり、コメントいたしました。
私は乳癌の再発転移が見つかり、抗がん剤治療を始めて三ヶ月になります。
転移は肝臓と肺、骨と骨髄に及び、ファルモルビジン、エンドキサン、5-Fuの3種類を三週に一度投与しています。
私の主治医は幸いにも「休眠療法」の実践者で、薬の量を毎回加減してくれていることもあり、さほど厳しい副作用はありません。尤も脱毛はかなりありますが。
それでも、「抗がん剤は使わなくても免疫力を上げれば癌が治る」という考え方には惹かれるものがあります。
不思議なのは、私の主治医も含めて、どの外科医も「免疫力」について、ほとんど何のアドバイスもしてくれないことです。
癌という疾患が免疫力の低下と深く係わっていることは、現代医学の中でも常識であると思われるのに、「免疫力を上げれば、抗がん剤治療の効果も上がりますよ。」の一言も聞かれません。
退院後に「癌治療」についていろいろ調べていて、「自律神経免疫療法」などの「免疫療法」の情報をたくさん見つけました。
その中には「なるほど・・・」と思わされる記述も確かにありました。梅澤先生は根拠がないとおっしゃっていますが、国立大学の免疫学教授が”堂々と”主張しているとなると、信用したくなるのも無理はありません。
癌患者が「免疫力」という言葉に頼りたくなる理由のひとつに、「医師が免疫力について何も教えてくれない」というのこともあるように思えます。
入院中に「免疫力を高めるための工夫」などをアドバイスしてくれるだけで、患者は「抗がん剤頼みの現状」を打破するきっかけを見つけられるのではないでしょうか。
そうすれば、徒に「免疫力治療」を妄信してしまうことも無いのではないかと思うのです。
私自身は、抗がん剤を続けながら「免疫力を上げるための工夫」も実践しています。その効果なのかγ-GPTは201→133と下がってきました。骨髄転移のせいか幼弱白血球があり、白血球が13200と多目ではありますが、それでも体調は良く、食事も普通に食べられています。
今の体調が休眠療法のおかげなのか、免疫力を上げるための工夫のおかげなのかはよくわかりません。でも、抗がん剤のみに頼らずに自分なりに免疫力を上げる工夫をしていることが無駄になっているとは思えません。
先生のブログに登場した患者さんは、今まで免疫力についての情報をほとんど知らず、抗がん剤治療の限界に気づき、慌てて方向転換を試みていらっしゃるのではないかと思えます。そのお気持ちは、同じ癌患者として痛いほどよく解ります。
医師はなぜ、「免疫力」についてのアドバイスをしてくれないのでしょう。
「免疫学」という別分野だからなのでしょうか。
2007-04-18 水 16:18:16 /URL /私も抗がん剤治療中です /
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2007-04-18 水 08:45:21 / / /
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2007-04-18 水 01:40:47 / / /
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