本日も、「副作用がつらいから、抗癌剤の量を減らして治療をして欲しい」と
主治医に懇願するも、
「そんな量では効かない!」
と一蹴され、相談に来られた患者さんがいます。
大量に抗癌剤を使う標準的治療では、
たしかに、ガンの縮小効果、
また、僅かといえども延命効果が確認されています。
そして、その標準的な量を減量した場合のデータは出ていません。
同時に、増量した場合のデータも出されていません。
治験が行われた、
「その量」のデータだけしか残されていません。
データが無いのですから、
効くのか効かないのか誰にも分からないはずです。
それを、多くの抗癌剤治療専門の先生は、
「データが無い = 効かない」
と決め付けてしまいます。
そもそも、何回も書いているとおり、
抗癌剤治療はデータが出ているといっても、
それはすでに亡くなられた患者さんから得られたデータであり、
今治療を行っている、
一人の患者さんにとっては、
当たるか外れるかどちらか一つです。
「80%の奏功率」といっても、
20%の患者さんは奏功しないのです。
データのある治療を受けた一人の患者さんが
80%のグループに入るか、
20%に入るかは、それを実行してみなければ分かりません。
データの無い治療でも、
まったく同様だと思います。
実行してみなければ、
一人の患者さんに対する、その治療の効果など分かるはずはありません。
「データが無い = 効かない」
は正しくありません。正解は
「データが無い = 効くのか否か分からない」です。
同時に、
「データがある = その確率で効く人が存在する」
「データがある = その患者さんに効くとは限らない」です。
ただし、これも何回も書いているとおり、
データの無い、エビデンスの無い治療を行うときにその結果責任を負うのは、
患者さん本人です。
医者としては、
エビデンスのある治療を勧めることは当然の義務でもあります。
患者さんがそのエビデンスを望まないときにだけ、
その治療を行うことができます。
しかし、その責任の所在が患者さんにあることが確認されなければ、
「そんな量では効かない」と一蹴されてしまうだけです。
何度か書きましたが、いまだに、
「私の地域で少量の抗癌剤を使って治療をしてくれる病院を紹介して欲しい」
という問い合わせを受けますが、
私は知りません。
それより、患者さんご自身が、
「自己責任のうえに、自分の望む治療をして欲しい」と
医者に訴えるほうが、
そのような病院と出会う近道であるように思います。
昨日は、
「そんな治療では責任は持てない」
と主治医から言われた患者さんが来られましたが、
医者はガン治療に対して、どんな責任が持てるのでしょうか。
私は「責任を持つ」などとずうずうしいことは言ったことはありません。
責任を持つことなどできるはずがありません。
残念ながら、ほとんどの場合ガンが勝ってしまうのですから・・・・
問題はそこに至るまでの道のりです。
医者としては、ガンが予想通りに勝ったときに、
データのある治療を行い、
エビデンスどおりの「ガンの勝ち」に終わったときに、
「これが標準的な治療です」
「エビデンスどおりです」
と言い訳ができるだけです。
言い訳と責任がゴッチャになっているように思います。
ガン治療においては、
最終的には患者さんご自身が責任を負わされます。
であれば、はじめから
「自己責任を負うから望む治療をして欲しい」
と表明しておいたほうが無難だと思います。
主治医から「責任は持てません」といわれたならば、
「先生のいうとおりに治療をしたら、どのように責任を取ってくれるのですか?」
と聞いてみてください。
その答えが楽しみです。
以上 文責 梅澤 充
主治医に懇願するも、
「そんな量では効かない!」
と一蹴され、相談に来られた患者さんがいます。
大量に抗癌剤を使う標準的治療では、
たしかに、ガンの縮小効果、
また、僅かといえども延命効果が確認されています。
そして、その標準的な量を減量した場合のデータは出ていません。
同時に、増量した場合のデータも出されていません。
治験が行われた、
「その量」のデータだけしか残されていません。
データが無いのですから、
効くのか効かないのか誰にも分からないはずです。
それを、多くの抗癌剤治療専門の先生は、
「データが無い = 効かない」
と決め付けてしまいます。
そもそも、何回も書いているとおり、
抗癌剤治療はデータが出ているといっても、
それはすでに亡くなられた患者さんから得られたデータであり、
今治療を行っている、
一人の患者さんにとっては、
当たるか外れるかどちらか一つです。
「80%の奏功率」といっても、
20%の患者さんは奏功しないのです。
データのある治療を受けた一人の患者さんが
80%のグループに入るか、
20%に入るかは、それを実行してみなければ分かりません。
データの無い治療でも、
まったく同様だと思います。
実行してみなければ、
一人の患者さんに対する、その治療の効果など分かるはずはありません。
「データが無い = 効かない」
は正しくありません。正解は
「データが無い = 効くのか否か分からない」です。
同時に、
「データがある = その確率で効く人が存在する」
「データがある = その患者さんに効くとは限らない」です。
ただし、これも何回も書いているとおり、
データの無い、エビデンスの無い治療を行うときにその結果責任を負うのは、
患者さん本人です。
医者としては、
エビデンスのある治療を勧めることは当然の義務でもあります。
患者さんがそのエビデンスを望まないときにだけ、
その治療を行うことができます。
しかし、その責任の所在が患者さんにあることが確認されなければ、
「そんな量では効かない」と一蹴されてしまうだけです。
何度か書きましたが、いまだに、
「私の地域で少量の抗癌剤を使って治療をしてくれる病院を紹介して欲しい」
という問い合わせを受けますが、
私は知りません。
それより、患者さんご自身が、
「自己責任のうえに、自分の望む治療をして欲しい」と
医者に訴えるほうが、
そのような病院と出会う近道であるように思います。
昨日は、
「そんな治療では責任は持てない」
と主治医から言われた患者さんが来られましたが、
医者はガン治療に対して、どんな責任が持てるのでしょうか。
私は「責任を持つ」などとずうずうしいことは言ったことはありません。
責任を持つことなどできるはずがありません。
残念ながら、ほとんどの場合ガンが勝ってしまうのですから・・・・
問題はそこに至るまでの道のりです。
医者としては、ガンが予想通りに勝ったときに、
データのある治療を行い、
エビデンスどおりの「ガンの勝ち」に終わったときに、
「これが標準的な治療です」
「エビデンスどおりです」
と言い訳ができるだけです。
言い訳と責任がゴッチャになっているように思います。
ガン治療においては、
最終的には患者さんご自身が責任を負わされます。
であれば、はじめから
「自己責任を負うから望む治療をして欲しい」
と表明しておいたほうが無難だと思います。
主治医から「責任は持てません」といわれたならば、
「先生のいうとおりに治療をしたら、どのように責任を取ってくれるのですか?」
と聞いてみてください。
その答えが楽しみです。
以上 文責 梅澤 充



