昨日の「データが無い = 効かない」に対して、
いくつかコメントをいただいております。
表のコメントですので、是非ご覧ください。
その中で、とても重要な(深刻な?)現在のガン治療の問題点を突いている一文がありました。
バッチ様からのコメントです。
再掲します。
何故2ヵ月以上経った2月にCT検査になったのかチョット疑問ですが、
一度は縮小したのでしょうか?
その縮小後、すぐに急速に大きくなる。
それは、標準的抗癌剤治療ではよく見ることです。
問題は、6回の抗癌剤治療の間に、
多くの場合、その治療が有効であるのか否かの検査をしないことです。
はじめに6回と決めてしまわれると、
その治療が効いているのかいないのかまったく確認することなく、
最終回まで突っ走ってしまいます。
2006年1月26日の「後戻りできない(しない)抗癌剤治療」
で指摘したことですが、
この傾向はいまだに続いています。
「医師に責任はないのでしょうが、
おおよその経過や見当はつかなかったのでしょうか。」
とありますが、
抗癌剤がその患者さんのガンに効くか効かないかなど、
神様にしか分かりません。
エビデンスとはその確率を教えてくれるだけです。
患者さんがこれから引くクジの当選確率を医者に教えてくれるだけです。
実際にその患者さんが当たりクジを引くか否かは、
誰にも分かりません。
ヤッテみなければ結果は分からない、
のが抗癌剤治療です。
その点は医者には責任はありませんが、
途中経過で、その患者さんが当たりを引いているか、
スカ なのかは、調べることができます。
ハズレ、スカ、であれば、
即刻その治療は中止にして、
別のメニューを考えなければなりません。
しかし、多くの場合、その再検討はなされません。
これは大きな問題です。
ハズレの抗癌剤治療は寿命を縮めます。
無治療のほうがはるかにマシです。
可能な限り頻回に、
治療効果を確認して軌道修正をする必要があります。
ハズレクジを引くことには誰も責任はありません。
しかし、抗癌剤治療は毒薬です。
外れたときのダメージは最小限度に止めなければなりません。
そのためににも、
最小限度の量の抗癌剤で、
先ずそのクスリが効くのか否かを確認する必要があると考えます。
多くのエビデンスでは、
「あるスケジュールの治療を○コース繰り返すと、
○○%の奏功率が得られ、生存期間中央値は○○カ月」
です、と教えてくれます。
したがって、先ず○コースまで突っ走ってしまいますが、
それでは、エビデンスのデータ以上の収穫はまったく望めません。
現在提示されているエビデンスは、
ハズレクジを引いて、
寿命を縮めた患者さんの数字も含まれての生存期間中央値であり奏功率です。
可能な限り頻回に状況判断をして、
その都度、軌道修正を主治医にお願いしてください。
最後まで突っ走しり、
それが、軌道を反れていた場合、
その後の軌道修正も不可能になる可能性もあります。
そうなると、お決まりの
「もはや治療方法はありません」
なる常套句の登場と同時に、
ガン難民の誕生になります。
ガン治療を行ったならば、
必ず可能な限り頻回な治療効果判定を受けてください。
以上 文責 梅澤 充
PS. バッジ様、
私的なブログでも何でもかまいません。
「これで終わりにします」といわずに、いくらでもお使いください。
ストレスの発散は、治療にも良い結果をもたらすと思います。
「使えるものは何でも使う。」
ガン治療の鉄則だと思います。
いくつかコメントをいただいております。
表のコメントですので、是非ご覧ください。
その中で、とても重要な(深刻な?)現在のガン治療の問題点を突いている一文がありました。
バッチ様からのコメントです。
再掲します。
まだ打つのかな?と傍目にも気の毒に思える副作用の78歳の方が、
去年の11月予定通り6回の抗癌剤を終えました。
子宮ガンで手術、放射線後の再発・・治療はもう抗癌剤しかなく、
一大決心のようでした。
それなのに2月のCTでは、投与前より癌が増大してました。
理不尽な話です。医師に責任はないのでしょうが、おおよその経過や
見当はつかなかったのでしょうか。
「どうしてくれる!」と、身寄りのない78歳のおばあちゃんに代わりに
言ってやりたい!!
何故2ヵ月以上経った2月にCT検査になったのかチョット疑問ですが、
一度は縮小したのでしょうか?
その縮小後、すぐに急速に大きくなる。
それは、標準的抗癌剤治療ではよく見ることです。
問題は、6回の抗癌剤治療の間に、
多くの場合、その治療が有効であるのか否かの検査をしないことです。
はじめに6回と決めてしまわれると、
その治療が効いているのかいないのかまったく確認することなく、
最終回まで突っ走ってしまいます。
2006年1月26日の「後戻りできない(しない)抗癌剤治療」
で指摘したことですが、
この傾向はいまだに続いています。
「医師に責任はないのでしょうが、
おおよその経過や見当はつかなかったのでしょうか。」
とありますが、
抗癌剤がその患者さんのガンに効くか効かないかなど、
神様にしか分かりません。
エビデンスとはその確率を教えてくれるだけです。
患者さんがこれから引くクジの当選確率を医者に教えてくれるだけです。
実際にその患者さんが当たりクジを引くか否かは、
誰にも分かりません。
ヤッテみなければ結果は分からない、
のが抗癌剤治療です。
その点は医者には責任はありませんが、
途中経過で、その患者さんが当たりを引いているか、
スカ なのかは、調べることができます。
ハズレ、スカ、であれば、
即刻その治療は中止にして、
別のメニューを考えなければなりません。
しかし、多くの場合、その再検討はなされません。
これは大きな問題です。
ハズレの抗癌剤治療は寿命を縮めます。
無治療のほうがはるかにマシです。
可能な限り頻回に、
治療効果を確認して軌道修正をする必要があります。
ハズレクジを引くことには誰も責任はありません。
しかし、抗癌剤治療は毒薬です。
外れたときのダメージは最小限度に止めなければなりません。
そのためににも、
最小限度の量の抗癌剤で、
先ずそのクスリが効くのか否かを確認する必要があると考えます。
多くのエビデンスでは、
「あるスケジュールの治療を○コース繰り返すと、
○○%の奏功率が得られ、生存期間中央値は○○カ月」
です、と教えてくれます。
したがって、先ず○コースまで突っ走ってしまいますが、
それでは、エビデンスのデータ以上の収穫はまったく望めません。
現在提示されているエビデンスは、
ハズレクジを引いて、
寿命を縮めた患者さんの数字も含まれての生存期間中央値であり奏功率です。
可能な限り頻回に状況判断をして、
その都度、軌道修正を主治医にお願いしてください。
最後まで突っ走しり、
それが、軌道を反れていた場合、
その後の軌道修正も不可能になる可能性もあります。
そうなると、お決まりの
「もはや治療方法はありません」
なる常套句の登場と同時に、
ガン難民の誕生になります。
ガン治療を行ったならば、
必ず可能な限り頻回な治療効果判定を受けてください。
以上 文責 梅澤 充
PS. バッジ様、
私的なブログでも何でもかまいません。
「これで終わりにします」といわずに、いくらでもお使いください。
ストレスの発散は、治療にも良い結果をもたらすと思います。
「使えるものは何でも使う。」
ガン治療の鉄則だと思います。



