私は、軽率で大嫌いな役者(?)ですが、
世のオバサマ方にとても人気があるというある男が、
先日、テレビのコマーシャルで
「家は人生で最大の買い物。もっとわがまま言っていいんじゃないかな」
と言っていました。
その男の言葉はいつも軽薄で思いつくことだけを
何も考えずに言っているようで、
好きではありませんが、
そのコマーシャルの言葉は、
当然誰かのコピーでしょうが、
まったくそのとおりだと思います。
勿論、ガン治療はそれ以上のはずです。
家は多少住みにくくても、
買った(建てた)後での改修も可能です。
しかし、ガン治療は違います。
一歩間違った買い物をしてしまうと、
そのまま、終着点まで突っ走ってしまうこともあります。
一度治療をはじめてしまうと、
途中での軌道修正は難しい場合も少なくありません。
勿論、早期であれば、
修復も可能になります。
早期ならば解決できるところは、
ガンそのものと同じです。
進行してしまうと、
手に負えなくなります。
昨日も、ある有名な都内の病院の外科医が、
ビックリするほど少ない量の抗癌剤で、
極めて巧みに、とても悪質なガンの発育をコントロールしていた患者さんのご家族が相談に来られました。
相談は、患者さんの通院の都合で、
地元の大学病院に転院されてからのことです。
その大学病院では、
あれほどの少量でコントロールされていたガンに対して、
標準量に近い抗癌剤を使っての治療をいきなりはじめてしまいました。
結果は、一回の投与で抗癌剤治療は継続不能になり、
入院を余儀なくされてしまいました。
その患者さんは今後も抗癌剤治療は不可能だと思われます。
抗癌剤治療を開始するときには、
あるいは、すでに治療を行っているときでも、
ご自分の命に直結するガンという病気の治療です、
思いつく限りのわがままを言うべきだと思います。
その患者さんの場合は運が悪かったといえばそれまでですが、
それまで行っていた、身体に優しい
ほとんど副作用など発現しない治療とのギャップを考えると、
とても残念に思います。
わがままを言うためには、
それなりの知識が必要です。
毎日いただく相談のメールを拝見していると、
命を左右するガン治療に関して、
まったくといっていいほど知識を持たない患者さんやご家族にしばしば遭遇します。
難しい専門知識は要りません、
しかし、ある程度の知識・常識を持たないと、
わがまますら言えません。
逆に知識を持てばその分だけ、
わがままは増えてきます。
現在の治療に満足されているという患者さんは
「ご自身の知識が少ないのではないか」
と、一度振り返って考えてください。
私が、現在治療を続けている患者さんでも、
必ず、“抜け”はあるはずです。
“抜け”は無いように努力はしていますが、
勉強してそれを探し出して、
指摘してください。
以上 文責 梅澤 充
世のオバサマ方にとても人気があるというある男が、
先日、テレビのコマーシャルで
「家は人生で最大の買い物。もっとわがまま言っていいんじゃないかな」
と言っていました。
その男の言葉はいつも軽薄で思いつくことだけを
何も考えずに言っているようで、
好きではありませんが、
そのコマーシャルの言葉は、
当然誰かのコピーでしょうが、
まったくそのとおりだと思います。
勿論、ガン治療はそれ以上のはずです。
家は多少住みにくくても、
買った(建てた)後での改修も可能です。
しかし、ガン治療は違います。
一歩間違った買い物をしてしまうと、
そのまま、終着点まで突っ走ってしまうこともあります。
一度治療をはじめてしまうと、
途中での軌道修正は難しい場合も少なくありません。
勿論、早期であれば、
修復も可能になります。
早期ならば解決できるところは、
ガンそのものと同じです。
進行してしまうと、
手に負えなくなります。
昨日も、ある有名な都内の病院の外科医が、
ビックリするほど少ない量の抗癌剤で、
極めて巧みに、とても悪質なガンの発育をコントロールしていた患者さんのご家族が相談に来られました。
相談は、患者さんの通院の都合で、
地元の大学病院に転院されてからのことです。
その大学病院では、
あれほどの少量でコントロールされていたガンに対して、
標準量に近い抗癌剤を使っての治療をいきなりはじめてしまいました。
結果は、一回の投与で抗癌剤治療は継続不能になり、
入院を余儀なくされてしまいました。
その患者さんは今後も抗癌剤治療は不可能だと思われます。
抗癌剤治療を開始するときには、
あるいは、すでに治療を行っているときでも、
ご自分の命に直結するガンという病気の治療です、
思いつく限りのわがままを言うべきだと思います。
その患者さんの場合は運が悪かったといえばそれまでですが、
それまで行っていた、身体に優しい
ほとんど副作用など発現しない治療とのギャップを考えると、
とても残念に思います。
わがままを言うためには、
それなりの知識が必要です。
毎日いただく相談のメールを拝見していると、
命を左右するガン治療に関して、
まったくといっていいほど知識を持たない患者さんやご家族にしばしば遭遇します。
難しい専門知識は要りません、
しかし、ある程度の知識・常識を持たないと、
わがまますら言えません。
逆に知識を持てばその分だけ、
わがままは増えてきます。
現在の治療に満足されているという患者さんは
「ご自身の知識が少ないのではないか」
と、一度振り返って考えてください。
私が、現在治療を続けている患者さんでも、
必ず、“抜け”はあるはずです。
“抜け”は無いように努力はしていますが、
勉強してそれを探し出して、
指摘してください。
以上 文責 梅澤 充




