普段からよく聞くことですが、昨日も
○研病院や○○がんセンターの医者が高圧的で、
自分たち(医者)の決めたこと以外は、
一切認めてくれない。
頭ごなしに決まった治療方法だけを押し付けてくる。
患者の考えなど完全に無視される。
他の治療を併用しようとすると、
「それなら来るな!」
といわれてしまう。
などとの苦情(?)を訴えられる患者さんが何人か来られました。
その苦情は間違っています。
日本中がゴールデンウィーク真っ盛りですが、
その、混むことが分かりきっている時期を選んで旅行しておいて、
「混んでいて何も見ることができなかった」
「高いだけで、サービスは最悪だった」
と、当たり前の状況に対してモンクを言っているようなものです。
一人の従業員に対して客が増えれば、
サービスは低下するのは当たり前です。
よく患者さんの話を聞くと、
○研病院や○○がんセンターの医者の資質に疑問がある場合もありますが、
けっしてそのような医者ばかりではありません。
ほとんどが、真剣に患者さんのためを考え働いている心温かい医者です。
勿論、研究機関でもありますから、
目の前の患者さんだけではなく、
医学の進歩という大命題も忘れてはいないはずですが・・・・
少なくとも、
一般社会のサラリーマンの労働量とは比較にならないほど働いているはずです。
彼らも、サラリーマンですが、
労働基準法には守られていません。
その法律は医者だけは無視されて働かされています。
○研病院や○○がんセンター、さらに地域のガン治療拠点病院などへは、
患者さんが殺到してしまいます。
その押し寄せてくる患者さんの数は、
それら病院のキャパシティーを完全に超えています。
少なくとも、すべて個性の違う一人一人の患者さん、
およびそれぞれ顔つきの違うガンに合わせて治療を組み立てていく時間など
取れるはずがありません。
吉野家の牛丼ならば、
仕込みだけしておけば、30秒で完成でしょうが、
客の好みに合わせて、
はじめから牛丼を作っていたら30分でも不可能です。
吉野家の牛丼でも、
私のように美味しく食べられる人間もいますが、
万人に合うはずがありません。
ちなみに、私はオーストラリア牛の牛丼は嫌いです。
ガンの個性も、患者さんの個性もすべて無視した標準的抗癌剤治療は
30秒で出せる簡単な定食として、
客が押し寄せるところでは最適のとても有り難い完成されたメニューなのです。
エビデンスという、黄門様の印籠のような、
“お墨付き”もついていることですし・・・・
あまりにも多くの患者さんが押し寄せるところに行っておいて、
「自分だけ違うことをしてくれ」
「自分に合った治療をしてくれ」
というのは、あまりにも虫のいい話です。
それらの病院へは、
一本の帯しか用意されていないベルトコンベアに乗るつもりで行かなければなりません。
乗り換えは許されません。
そして、多くの場合、そのベルトコンベアは最終地点に到着する前に、
患者さんは、ガン難民として放り出されます。
○研病院や○○がんセンター、大学病院、ガン治療拠点病院でも、
患者さんの数が今の半分になったならば、
ある程度は、患者さんやガンの個性も考えてくれるようになると思いますが、
今の日本のゴールデンウィークの状況みると、
その日は訪れることはないと思います。
それは、医者に責任があるのではありません。
何も知らずに、押し寄せていく患者さんが悪いのです。
その病院の医者に対してモンクを言うべきではないと思います。
それらの病院へ行くときには、
せめて、どのようなベルトコンベアが設置されていて、
その行き先が何処であるのかだけは
確認しておいたほうが無難だと思います。
その経路、行き先に納得されてから行ってください。
それを知らないで行ってしまうと、
とんでもない目に遭う可能性が多分にあります。
もしすでに、
行き先が、ご自身の希望とは違うベルトコンベアに乗ってしまっていることに気づいたならば、
深手を負ってガン難民になる前に
すぐにでも飛び降りて、
避難してください。
以上 文責 梅澤 充
○研病院や○○がんセンターの医者が高圧的で、
自分たち(医者)の決めたこと以外は、
一切認めてくれない。
頭ごなしに決まった治療方法だけを押し付けてくる。
患者の考えなど完全に無視される。
他の治療を併用しようとすると、
「それなら来るな!」
といわれてしまう。
などとの苦情(?)を訴えられる患者さんが何人か来られました。
その苦情は間違っています。
日本中がゴールデンウィーク真っ盛りですが、
その、混むことが分かりきっている時期を選んで旅行しておいて、
「混んでいて何も見ることができなかった」
「高いだけで、サービスは最悪だった」
と、当たり前の状況に対してモンクを言っているようなものです。
一人の従業員に対して客が増えれば、
サービスは低下するのは当たり前です。
よく患者さんの話を聞くと、
○研病院や○○がんセンターの医者の資質に疑問がある場合もありますが、
けっしてそのような医者ばかりではありません。
ほとんどが、真剣に患者さんのためを考え働いている心温かい医者です。
勿論、研究機関でもありますから、
目の前の患者さんだけではなく、
医学の進歩という大命題も忘れてはいないはずですが・・・・
少なくとも、
一般社会のサラリーマンの労働量とは比較にならないほど働いているはずです。
彼らも、サラリーマンですが、
労働基準法には守られていません。
その法律は医者だけは無視されて働かされています。
○研病院や○○がんセンター、さらに地域のガン治療拠点病院などへは、
患者さんが殺到してしまいます。
その押し寄せてくる患者さんの数は、
それら病院のキャパシティーを完全に超えています。
少なくとも、すべて個性の違う一人一人の患者さん、
およびそれぞれ顔つきの違うガンに合わせて治療を組み立てていく時間など
取れるはずがありません。
吉野家の牛丼ならば、
仕込みだけしておけば、30秒で完成でしょうが、
客の好みに合わせて、
はじめから牛丼を作っていたら30分でも不可能です。
吉野家の牛丼でも、
私のように美味しく食べられる人間もいますが、
万人に合うはずがありません。
ちなみに、私はオーストラリア牛の牛丼は嫌いです。
ガンの個性も、患者さんの個性もすべて無視した標準的抗癌剤治療は
30秒で出せる簡単な定食として、
客が押し寄せるところでは最適のとても有り難い完成されたメニューなのです。
エビデンスという、黄門様の印籠のような、
“お墨付き”もついていることですし・・・・
あまりにも多くの患者さんが押し寄せるところに行っておいて、
「自分だけ違うことをしてくれ」
「自分に合った治療をしてくれ」
というのは、あまりにも虫のいい話です。
それらの病院へは、
一本の帯しか用意されていないベルトコンベアに乗るつもりで行かなければなりません。
乗り換えは許されません。
そして、多くの場合、そのベルトコンベアは最終地点に到着する前に、
患者さんは、ガン難民として放り出されます。
○研病院や○○がんセンター、大学病院、ガン治療拠点病院でも、
患者さんの数が今の半分になったならば、
ある程度は、患者さんやガンの個性も考えてくれるようになると思いますが、
今の日本のゴールデンウィークの状況みると、
その日は訪れることはないと思います。
それは、医者に責任があるのではありません。
何も知らずに、押し寄せていく患者さんが悪いのです。
その病院の医者に対してモンクを言うべきではないと思います。
それらの病院へ行くときには、
せめて、どのようなベルトコンベアが設置されていて、
その行き先が何処であるのかだけは
確認しておいたほうが無難だと思います。
その経路、行き先に納得されてから行ってください。
それを知らないで行ってしまうと、
とんでもない目に遭う可能性が多分にあります。
もしすでに、
行き先が、ご自身の希望とは違うベルトコンベアに乗ってしまっていることに気づいたならば、
深手を負ってガン難民になる前に
すぐにでも飛び降りて、
避難してください。
以上 文責 梅澤 充