世界的に観ても、
日本は、異常なまでに、
大量の抗癌剤を消費しています。
何故そんなに大量の抗癌剤が使われるのでしょうか。
日本のガン患者さんは、
その実情をご存じでしょうか。
大量消費の最大の原因は、
世界に冠たる、
国民皆保険のうえ、
高額療養費制度のお蔭だと思われます。
同時に、
それを消費する指示を出す権利を握っている、
一部の特殊な腫瘍内科医が、
消費を願う製薬会社から、
不可思議な現金を受け取っている現実もあります。
根治手術を受けた後の、
再発予防のために使われる抗癌剤では、
それにより、
ごく僅かですが、
天寿を全うできる確率が高くなります。
しかし、それ以外の、
治らない固形ガンに対して使われる薬剤はすべて、
緩和医療としての役割しか持ちません。
治らないのですから。
日常生活を失わない範囲で使われる抗癌剤では、
明らかに、延命効果はあると思われます。
しかし、治ることが期待できない、
根治手術不能の固形ガンでは、
標準的に大量の抗癌剤では、
一番、大切であるはずの、
生きている間の平穏な時間は確実に奪われ、
ただ心臓が動いている時間の延長だけを、
求めているように感じています。
そして、体力が落ちて、
抗癌剤を受け入れることができない状態に至ると、
無情な緩和ケア行宣告が待っています。
はじめから、緩和医療であったことを知らされず。
そんな馬鹿げた儀式の何処が治療なのか、
本当に疑問です。
多くの患者さんは、
「それしか選択肢が無かったから」
と言われますが、
「そんな儀式は拒否する」という覚悟も、
患者さんの貴重な いのち の時間を、
無駄にしないためには重要です。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
日本は、異常なまでに、
大量の抗癌剤を消費しています。
何故そんなに大量の抗癌剤が使われるのでしょうか。
日本のガン患者さんは、
その実情をご存じでしょうか。
大量消費の最大の原因は、
世界に冠たる、
国民皆保険のうえ、
高額療養費制度のお蔭だと思われます。
同時に、
それを消費する指示を出す権利を握っている、
一部の特殊な腫瘍内科医が、
消費を願う製薬会社から、
不可思議な現金を受け取っている現実もあります。
根治手術を受けた後の、
再発予防のために使われる抗癌剤では、
それにより、
ごく僅かですが、
天寿を全うできる確率が高くなります。
しかし、それ以外の、
治らない固形ガンに対して使われる薬剤はすべて、
緩和医療としての役割しか持ちません。
治らないのですから。
日常生活を失わない範囲で使われる抗癌剤では、
明らかに、延命効果はあると思われます。
しかし、治ることが期待できない、
根治手術不能の固形ガンでは、
標準的に大量の抗癌剤では、
一番、大切であるはずの、
生きている間の平穏な時間は確実に奪われ、
ただ心臓が動いている時間の延長だけを、
求めているように感じています。
そして、体力が落ちて、
抗癌剤を受け入れることができない状態に至ると、
無情な緩和ケア行宣告が待っています。
はじめから、緩和医療であったことを知らされず。
そんな馬鹿げた儀式の何処が治療なのか、
本当に疑問です。
多くの患者さんは、
「それしか選択肢が無かったから」
と言われますが、
「そんな儀式は拒否する」という覚悟も、
患者さんの貴重な いのち の時間を、
無駄にしないためには重要です。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。