一昨日の「医者はガンが怖い!?」
で書いたことについてだと思うコメントを、
直接のメールでいただきました。
一見、非常識に少ない量の抗癌剤を使っています。
しかし、怖くはありません。
一昨日の「医者はガンが怖い!?」で書いたとおり、
まじめに、ガン治療に取り組んできた医者は、
標準的な量の抗癌剤治療しか知りません。
私もかつては、まじめに標準的な抗癌剤治療を行っていました。
しかし、それに限界を覚え、
免疫治療を勉強してきました。
免疫活性を亢進させる薬品や健康食品などを使い
免疫力を向上させて、それによりガンと戦うという治療です。
しばらく、その免疫治療を見ていると、
免疫力は上がっていても、
ガンはチットモ良くならない、
ほぼすべての患者さんで、ガンは徐々に悪化していく。
抗癌剤治療を併用している患者さんでは、
抗癌剤治療を行ったときだけ、
検査のデータだけは改善する。
免疫治療だけではガンはすぐに増殖をはじめる。
すなわち、その免疫治療ではほとんど効果が無いということが判りました。
ところが、ガンは徐々に悪化していくものの、
患者さんは長い時間元気に生活することができる。
多くのガンでは、その進行はそれほど素早いものではない。
ということを知りました。
免疫治療だけではガンの増殖を止めることはできませんから、
当然、何らかの方策が必要になります。
抗癌剤治療の副作用を異常に恐れるが故に、
免疫治療に走る患者さんが多いですから、
「免疫治療だけでは確実にガンは悪化している」こと、
「抗癌剤は絶対に必要である」こと、
「先ず、副作用を出さないレベルで抗癌剤を使う」ことなどを、
説明、約束して
最小限度の量の抗癌剤で治療をはじめてみました。
すると、その効果はけっして小さくないことを知りました。
非常に有効に効いてくれる患者さんも多数出てきました。
はじめは免疫治療との併用が良いのかとも思いましたが、
その免疫治療では多額の治療費負担が、
患者さんにのしかかっていましたので、
途中で止めたり、免疫賦活物質の量を減らしたりしましたが、
ほとんど変化は見られませんでした。
少しは免疫賦活をしておいた方が良いような感触は受けましたが、
絶対に必要というものではありません。
このような経緯で少量の抗癌剤治療を開始しましたので、
まったく違和感無く、ごく僅かな量の抗癌剤での治療に入れました。
基本的には、
単独では、まったく効果の無い免疫治療を見てきて、
ガンは恐れるほど速くは進まないことを知ったことが、
慌てて大量の抗癌剤を使って治療を始める必要はないことを知るきっかけでした。
免疫治療という、ほとんど無治療と同様の状態で、
ガンの自然経過を見た医者はあまりいないと思います。
それは、私にとっては大きな収穫でした。
ところで、
そのことは、医者よりも患者さんの方が、
良く理解されているように思います。
健康診断などでガンが発見された患者さんや、
手術後に定期検査で再発が確認され、
やむなく抗癌剤治療が必要になった患者さんでは、
その経過を振り返ってみれば判ると思いますが、
その検査の時まで、
なんら自覚症状は無かったはずです。
しかし、そのガンは、
発見される遥か前から、
存在していたはずです。
再発では、手術を行ったそのときにはすでにそこに巣食っていたのです。
検査の時まで気が付かなかっただけです。
ガンの進行スピードとはその程度のものです。
勿論、膵ガンのように恐ろしく速いガンもありますので、
そのようなガンでは、それなりの対処が必要ですが、
ほとんどのガンは、
いきなり、強力な爆弾を投下して攻撃するほどのことはありません。
ゆっくり、のんびりしているガンに対しては、
そのペースに合わせて、
抗癌剤という武器も使っていけば良いだけです。
医者は自分の身体にガンを宿した経験は無く、
今までの教育の積み重ねがあるだけですから、
患者さんの方が、
ガンの性質については医者より良く知っています。
5月15日の「個人差」でも書いたとおり、
ガンそのものの差も少なくありませんが、
多くのガンでは、それほど慌てる必要はありません。
慌てて、いきなり爆弾の投下を試みてしまった場合には、
エビデンスどおりの結果しか得られません。
ガンの進行程度を身をもって知っている患者さん自身が、
それを知らない医者を説得して、
ご自信の納得のいく治療に導いてください。
以上 文責 梅澤 充
で書いたことについてだと思うコメントを、
直接のメールでいただきました。
・・・・・・・・・・・前略・・・・・・・・・・・・
ところで、まじめにガンを診ている他の先生方は、怖くて出来ないという、低濃度の抗癌剤治療を
何故梅沢先生は怖がらず出来るのでしょうか。チョット疑問です。
私が「この量を見るとやはり怖いですよね」というと、
「これは、怖くていきなりはできませんね」
と言われました。
一見、非常識に少ない量の抗癌剤を使っています。
しかし、怖くはありません。
一昨日の「医者はガンが怖い!?」で書いたとおり、
まじめに、ガン治療に取り組んできた医者は、
標準的な量の抗癌剤治療しか知りません。
私もかつては、まじめに標準的な抗癌剤治療を行っていました。
しかし、それに限界を覚え、
免疫治療を勉強してきました。
免疫活性を亢進させる薬品や健康食品などを使い
免疫力を向上させて、それによりガンと戦うという治療です。
しばらく、その免疫治療を見ていると、
免疫力は上がっていても、
ガンはチットモ良くならない、
ほぼすべての患者さんで、ガンは徐々に悪化していく。
抗癌剤治療を併用している患者さんでは、
抗癌剤治療を行ったときだけ、
検査のデータだけは改善する。
免疫治療だけではガンはすぐに増殖をはじめる。
すなわち、その免疫治療ではほとんど効果が無いということが判りました。
ところが、ガンは徐々に悪化していくものの、
患者さんは長い時間元気に生活することができる。
多くのガンでは、その進行はそれほど素早いものではない。
ということを知りました。
免疫治療だけではガンの増殖を止めることはできませんから、
当然、何らかの方策が必要になります。
抗癌剤治療の副作用を異常に恐れるが故に、
免疫治療に走る患者さんが多いですから、
「免疫治療だけでは確実にガンは悪化している」こと、
「抗癌剤は絶対に必要である」こと、
「先ず、副作用を出さないレベルで抗癌剤を使う」ことなどを、
説明、約束して
最小限度の量の抗癌剤で治療をはじめてみました。
すると、その効果はけっして小さくないことを知りました。
非常に有効に効いてくれる患者さんも多数出てきました。
はじめは免疫治療との併用が良いのかとも思いましたが、
その免疫治療では多額の治療費負担が、
患者さんにのしかかっていましたので、
途中で止めたり、免疫賦活物質の量を減らしたりしましたが、
ほとんど変化は見られませんでした。
少しは免疫賦活をしておいた方が良いような感触は受けましたが、
絶対に必要というものではありません。
このような経緯で少量の抗癌剤治療を開始しましたので、
まったく違和感無く、ごく僅かな量の抗癌剤での治療に入れました。
基本的には、
単独では、まったく効果の無い免疫治療を見てきて、
ガンは恐れるほど速くは進まないことを知ったことが、
慌てて大量の抗癌剤を使って治療を始める必要はないことを知るきっかけでした。
免疫治療という、ほとんど無治療と同様の状態で、
ガンの自然経過を見た医者はあまりいないと思います。
それは、私にとっては大きな収穫でした。
ところで、
そのことは、医者よりも患者さんの方が、
良く理解されているように思います。
健康診断などでガンが発見された患者さんや、
手術後に定期検査で再発が確認され、
やむなく抗癌剤治療が必要になった患者さんでは、
その経過を振り返ってみれば判ると思いますが、
その検査の時まで、
なんら自覚症状は無かったはずです。
しかし、そのガンは、
発見される遥か前から、
存在していたはずです。
再発では、手術を行ったそのときにはすでにそこに巣食っていたのです。
検査の時まで気が付かなかっただけです。
ガンの進行スピードとはその程度のものです。
勿論、膵ガンのように恐ろしく速いガンもありますので、
そのようなガンでは、それなりの対処が必要ですが、
ほとんどのガンは、
いきなり、強力な爆弾を投下して攻撃するほどのことはありません。
ゆっくり、のんびりしているガンに対しては、
そのペースに合わせて、
抗癌剤という武器も使っていけば良いだけです。
医者は自分の身体にガンを宿した経験は無く、
今までの教育の積み重ねがあるだけですから、
患者さんの方が、
ガンの性質については医者より良く知っています。
5月15日の「個人差」でも書いたとおり、
ガンそのものの差も少なくありませんが、
多くのガンでは、それほど慌てる必要はありません。
慌てて、いきなり爆弾の投下を試みてしまった場合には、
エビデンスどおりの結果しか得られません。
ガンの進行程度を身をもって知っている患者さん自身が、
それを知らない医者を説得して、
ご自信の納得のいく治療に導いてください。
以上 文責 梅澤 充



