昨日の「倫理規定」に対してウラのコメントをいただきました。
チョット問題を含んでいる内容ですので、掲示します。
ウラですので、文意が変わらない範囲で文章を変えます。
術後の再発予防の補助抗癌剤治療のようですが、
その治療の指針になるものはエビデンスだけです。
エビデンスが出されている抗癌剤の量、種類を変えての治療では、
どの程度の再発予防効果が得られるのかまったく不明です。
標準量と同等かも知れない。
しかし、まったく予防効果は無いかも知れない。
そのことを十分に理解したうえで、
ご自身の望まれる治療を受けたいと考えるのであれば問題は無く、
それでも、それを認めないのは、
主治医の横暴、倫理委員会の勝手な判断だと思いますが、
何処まで、その治療の意味を理解されていたのでしょうか・・・・
ところで、「健康保健での問題もあるとの説明もありました。」
はウソ、言い訳だと思います。
健康保険では、
標準量より過量で使うときには、
クレームが付くことはありますが、
標準量より少なければ文句は出ません。
添付文書にも「適宜減量」は明記されています。
高額な抗癌剤を標準量より少なく使えば、
当然医療費は安くなります。
安くなるぶんには、文句は出ません。
しかし、2006年2月14日の「製薬会社の社会貢献」
でも書きましたが、
実際には、抗癌剤は標準量よりはるかに少なく、
頻回に使っていくほうが、
患者さんは長生きすると思われます。
その分、総使用量は増える。
すなわち医療費の増加につながる恐れは多分にあります。
それを、嫌って標準治療だけしか許さなくなったら大きな問題です・・・・
話はチョット違いますが、
リュープリンという乳ガンに対するホルモン剤があります。
このクスリは今は3万円以上薬価は下がりましたが、
かつては8万円以上していました。
それを添付文書では4週間に一回の割合で注射します。
それが、健康保険保険どおりの使い方です。
しかし、その注射だけで、
毎月2万5千円以上の出費になります。
当時から再発予防効果があることはハッキリと確認されており、
そのことを患者さんに説明しても、
その経済的な負担が故に、
その注射を嫌う患者さんも少なくありませんでした。
このクスリの適応のある患者さんは、
ほとんどが、まだ子供が小さく、
経済的にはあまり豊かではない若い患者さんばかりです。
その注射は女性ホルモンレベルを低下させることが目的ですが、
実際にどの程度下げるのか、女性ホルモンのレベルを測定してみると、
ほぼすべての患者さんで測定限界レベル以下にまで下がっていました。
そこで、「高すぎて経済的に負担が大きい」という患者さんには、
6週間に一回にしてみましたが、
結果は同じでした。
また、子宮筋腫と子宮内膜症だけにしか、
健康保険の適応の無い、半量(1.88mg)の製剤を
4週間に一回で使ってみたところ、
やはり結果は同じでした。
したがって、乳ガンには保険の適応はありませんでしたが、
「安ければ(半量でも値段は半額ではありませんが…)文句は無いだろう」と思い、
「患者さんの体重が少なく、この量で十分だから、廉価な方を使った」
「4週ごとには必要ないから6週ごとにした」
との内容を、診療費支払いの請求書に書いて、
支払い基金というところに提出したところ、
一例もクレームは来ませんでした。
保険は安ければ文句は出ません。
それにクレームを付ければ、
高額な方を正当に使われてしますのですから・・・・
話は本題から大きくそれました。
医学における倫理委員会は、
医学を大所高所から統括していく上には必要なものだとは思いますが、
人の命のかかった医療の現場では、
その個人の希望が最優先されるべきであるように思います。
しかし、そればかりだと「木を見て森を見ず」にもなりかねませんし、
とても難しい問題だと思います。
以上 文責 梅澤 充
チョット問題を含んでいる内容ですので、掲示します。
ウラですので、文意が変わらない範囲で文章を変えます。
私も倫理委員会ってなんだ?と、思ったことがありました。
先日、母の乳癌の術後補助療法でのパクリタキセルの使用用量を検討してもらった時、
こちらがからの要求を受け入れてもらえなかったことがありました。
主治医からは私たちの要求は受け入れられず、これは前職場(大学病院)では倫理委員会にかけられるような事例だと、
また、健康保健での問題もあるとの説明もありました。
私は、母には標準量より少し多く使ってほしかっただけなのですが。
術後初めて、治療に関して疑問をいだいた事例でした。
癌の治療は個人差がありると思いますが、母の主治医は納得いくまで説明をしてくれたので、
しょうがないかと半ばあきらめに近い気持ちで治療を続けさせました。
しかし、標準用量以上の抗癌剤投与でダメージを受けたかもしれないと考えれば、
標準量でよかったのかな・・・と思いますし、気持ちは複雑です。
術後の再発予防の補助抗癌剤治療のようですが、
その治療の指針になるものはエビデンスだけです。
エビデンスが出されている抗癌剤の量、種類を変えての治療では、
どの程度の再発予防効果が得られるのかまったく不明です。
標準量と同等かも知れない。
しかし、まったく予防効果は無いかも知れない。
そのことを十分に理解したうえで、
ご自身の望まれる治療を受けたいと考えるのであれば問題は無く、
それでも、それを認めないのは、
主治医の横暴、倫理委員会の勝手な判断だと思いますが、
何処まで、その治療の意味を理解されていたのでしょうか・・・・
ところで、「健康保健での問題もあるとの説明もありました。」
はウソ、言い訳だと思います。
健康保険では、
標準量より過量で使うときには、
クレームが付くことはありますが、
標準量より少なければ文句は出ません。
添付文書にも「適宜減量」は明記されています。
高額な抗癌剤を標準量より少なく使えば、
当然医療費は安くなります。
安くなるぶんには、文句は出ません。
しかし、2006年2月14日の「製薬会社の社会貢献」
でも書きましたが、
実際には、抗癌剤は標準量よりはるかに少なく、
頻回に使っていくほうが、
患者さんは長生きすると思われます。
その分、総使用量は増える。
すなわち医療費の増加につながる恐れは多分にあります。
それを、嫌って標準治療だけしか許さなくなったら大きな問題です・・・・
話はチョット違いますが、
リュープリンという乳ガンに対するホルモン剤があります。
このクスリは今は3万円以上薬価は下がりましたが、
かつては8万円以上していました。
それを添付文書では4週間に一回の割合で注射します。
それが、健康保険保険どおりの使い方です。
しかし、その注射だけで、
毎月2万5千円以上の出費になります。
当時から再発予防効果があることはハッキリと確認されており、
そのことを患者さんに説明しても、
その経済的な負担が故に、
その注射を嫌う患者さんも少なくありませんでした。
このクスリの適応のある患者さんは、
ほとんどが、まだ子供が小さく、
経済的にはあまり豊かではない若い患者さんばかりです。
その注射は女性ホルモンレベルを低下させることが目的ですが、
実際にどの程度下げるのか、女性ホルモンのレベルを測定してみると、
ほぼすべての患者さんで測定限界レベル以下にまで下がっていました。
そこで、「高すぎて経済的に負担が大きい」という患者さんには、
6週間に一回にしてみましたが、
結果は同じでした。
また、子宮筋腫と子宮内膜症だけにしか、
健康保険の適応の無い、半量(1.88mg)の製剤を
4週間に一回で使ってみたところ、
やはり結果は同じでした。
したがって、乳ガンには保険の適応はありませんでしたが、
「安ければ(半量でも値段は半額ではありませんが…)文句は無いだろう」と思い、
「患者さんの体重が少なく、この量で十分だから、廉価な方を使った」
「4週ごとには必要ないから6週ごとにした」
との内容を、診療費支払いの請求書に書いて、
支払い基金というところに提出したところ、
一例もクレームは来ませんでした。
保険は安ければ文句は出ません。
それにクレームを付ければ、
高額な方を正当に使われてしますのですから・・・・
話は本題から大きくそれました。
医学における倫理委員会は、
医学を大所高所から統括していく上には必要なものだとは思いますが、
人の命のかかった医療の現場では、
その個人の希望が最優先されるべきであるように思います。
しかし、そればかりだと「木を見て森を見ず」にもなりかねませんし、
とても難しい問題だと思います。
以上 文責 梅澤 充



