昨日の「治療を始める前まで元気だった」はじめ、何回か、
「自覚症状を表さない、まだおとなしい状態のガンに対して、
副作用という極めて強い自覚症状発生させてしまう標準的な抗癌剤治療を
イキナリはじめるのは如何なものか。」
冷静に考えた方が良いと思う。
という内容のことを書いていますが、
極端な患者さんもおられます。
本日、以下のメールをいただきました。
私の疲れなど、一晩ぐっすり眠れば一発で解消しています。
昨日はいつもどおり美味しくお酒もいただきました。
つまらない話はさておき、
「自己免疫力を高め、無治療でいく」
とは、まさに「無治療」であり、
ガンとの闘いを完全放棄して白旗を揚げるに等しい行為です。
この患者さんは、
抗癌剤治療のつらい副作用を経験した結果、至った結論です。
私は、「ガンと闘うな」という考え方も間違いだとは思いませんが、
この患者さんの場合「自己免疫力を高め」ることで、
ガンと闘おうとしているようです。
不幸にも、某A教授の理論に巡り合い、
それを信じてしまったようです。
「自己免疫力を高めてがんに打ち勝つ」患者さんが
皆無だとは思いません。
宝くじだって当たる人がいます。
しかし、それでガンをコントロールできるのであれば、
世界中のすべてのガン患者、医者がそれを実践します。
腫瘍内科医とて、
患者さんを抗癌剤の副作用で苦しめようと考えて、
標準的抗癌剤治療を行っているのではありません。
患者さんにエビデンスどおりの生存期間を得ていただくために
仕方なくつらい治療を行っているのです。
ガン患者さんが「自己免疫力を高める」という考え方自身は、
けっして間違いではないと思います。
間違いどころか、
免疫力を殺してしまうような抗癌剤治療のほうが、
よほど問題だと思っています。
標準的な抗癌剤治療では
その免疫力を殺すことにより、
患者さんは長生きができないのであろうと想像されます。
自覚症状の無いガンに対して、
強い副作用を伴い、しかも大きな延命効果も得られない治療を行うことは、
正しい治療だとは思えません。
しかし、「自己免疫力を高めた」だけで、
闘いを挑めるほどガンは甘い病気ではありません。
それだけでは、
無治療となんら変わりはありません。
「無治療で押し通す」
これもガンという病気に対する
一つの考え方だとは思います。
「まったくの無治療で行くのだ」と決めて、
免疫力を高めるのは悪くはないと思います。
その患者さんの価値観ですから・・・・
しかし、それでガンと闘えるなどと勘違いしたら、
大きな悔いを残すことになると思います。
このようなとんでもない勘違いを生んでしまうのも、
標準的抗癌剤治療の大きな副作用の一つかもしれません。
以上 文責 梅澤 充
「自覚症状を表さない、まだおとなしい状態のガンに対して、
副作用という極めて強い自覚症状発生させてしまう標準的な抗癌剤治療を
イキナリはじめるのは如何なものか。」
冷静に考えた方が良いと思う。
という内容のことを書いていますが、
極端な患者さんもおられます。
本日、以下のメールをいただきました。
・・・・・・・前文略・・・・・・・・・
先生のブログをいつも読ませていただいております。
大変お忙しいご様子、恐縮ですが、
自己免疫力を高め、無治療でいくということについて、
何かアドバイスがありましたらお願いいたします。
私の疲れなど、一晩ぐっすり眠れば一発で解消しています。
昨日はいつもどおり美味しくお酒もいただきました。
つまらない話はさておき、
「自己免疫力を高め、無治療でいく」
とは、まさに「無治療」であり、
ガンとの闘いを完全放棄して白旗を揚げるに等しい行為です。
この患者さんは、
抗癌剤治療のつらい副作用を経験した結果、至った結論です。
私は、「ガンと闘うな」という考え方も間違いだとは思いませんが、
この患者さんの場合「自己免疫力を高め」ることで、
ガンと闘おうとしているようです。
「自己免疫力を高めてがんに打ち勝つ」ということで、無治療で食事療法や、
運動あるいは呼吸法を取り入れて、
自分なりにやってみようかと思っています。
不幸にも、某A教授の理論に巡り合い、
それを信じてしまったようです。
「自己免疫力を高めてがんに打ち勝つ」患者さんが
皆無だとは思いません。
宝くじだって当たる人がいます。
しかし、それでガンをコントロールできるのであれば、
世界中のすべてのガン患者、医者がそれを実践します。
腫瘍内科医とて、
患者さんを抗癌剤の副作用で苦しめようと考えて、
標準的抗癌剤治療を行っているのではありません。
患者さんにエビデンスどおりの生存期間を得ていただくために
仕方なくつらい治療を行っているのです。
ガン患者さんが「自己免疫力を高める」という考え方自身は、
けっして間違いではないと思います。
間違いどころか、
免疫力を殺してしまうような抗癌剤治療のほうが、
よほど問題だと思っています。
標準的な抗癌剤治療では
その免疫力を殺すことにより、
患者さんは長生きができないのであろうと想像されます。
自覚症状の無いガンに対して、
強い副作用を伴い、しかも大きな延命効果も得られない治療を行うことは、
正しい治療だとは思えません。
しかし、「自己免疫力を高めた」だけで、
闘いを挑めるほどガンは甘い病気ではありません。
それだけでは、
無治療となんら変わりはありません。
「無治療で押し通す」
これもガンという病気に対する
一つの考え方だとは思います。
「まったくの無治療で行くのだ」と決めて、
免疫力を高めるのは悪くはないと思います。
その患者さんの価値観ですから・・・・
しかし、それでガンと闘えるなどと勘違いしたら、
大きな悔いを残すことになると思います。
このようなとんでもない勘違いを生んでしまうのも、
標準的抗癌剤治療の大きな副作用の一つかもしれません。
以上 文責 梅澤 充



