6月20日の「たまには治る人もいる!?」に対して、
マリーさん”からコメントをいただきました。
オモテのコメントですのでそのまま再掲します。
このコメントに対する私の考えを書きます。
現在も腫瘍内科医には、シッカリ受け継がれている感の強い
「縮小なくして延命なし」
という極めて古典的な抗癌剤治療の根本論理があるが故に、
最大耐用容量という、
人間の身体が耐え得る最大の量の抗癌剤を投与する治療が主流です。
しかし、それに反して
金沢大学の高橋先生が、
2006年4月17日の「ふと考えたこと」
2006年4月18日の「最大耐用量と最大持続可能量」
でも書いたとおり、
最大耐用容量など使わずに、
「腫瘍の縮小が無くても延命は可能だ」ということを
科学的に証明されました。
しかし、それはほとんど無視されています。
何故でしょうか。
以下はまったくの私見で、
下衆の勘ぐりを書きます。
厚生労働省の指針も医者がアドバイスをしているはずですが、
抗癌剤治療においては当然内科医主導のはずです。
高橋先生はじめ、
大量の抗癌剤を使う標準的な治療に疑問を抱いているのは、
外科医ばかりです。
外科医にはガンに対して、
手術という絶対的な武器があります。
当然、内科医にはそれは無く、
唯一の武器は抗癌剤です。
学会では内科と外科はあまり仲良しというわけではありません。
私は知りませんが当然ながら、
醜い覇権争いのようなものもあるのではないかと想像されます。
抗癌剤治療については、
その主導権を持つことになるのはそれに精通している(?)、
手術という絶対的な武器を持たない内科医だと思います。
その結果は、
お国を挙げての標準的抗癌剤治療の推進だと思います。
標準的に大量の抗癌剤を使う治療であれば、
それだけを専門に行っているのですから、
内科医の方が、外科医よりもはるかに優れていると思います。
当然、副作用対策にも秀でていて、
患者さんは、外科医が行う標準的抗癌剤治療よりは、
少ない副作用で抗癌剤治療を受けることができると思います。
また、お国が推し進めようとしている標準的抗癌剤治療の
唯一のよりどころ、金科玉条であるエビデンスは、
ほとんどすべて、巨大な費用をかけて、
製薬会社主導で行われた治験から得られたデータです。
その金科玉条を作り上げた製薬会社への
ご褒美も多少は考慮された結果が、
薬剤の消費量が少ない治療は無視して、
それを大量に消費する標準治療だけを推し進める
一つの要因になっているような気がしないでもありません。
私の妄想・邪推だとは思いますが・・・・
ということは、ガンの縮小効果という面からだけ考えればそのとおりだと思います。
抗癌剤はたくさん使えば、
それだけガンは一時的には縮小してくれます。
それが、患者さんの求めているガン治療に対する効果とは大きく違うことは、
何回も書いているとおりですが・・・・
使い慣れていない医者では、
その量を少なくすることは多々あることだと思います。
毒薬になれていなければ恐怖心が先にたち、
控え目に使うようになると思います。
副作用のコントロールに関しても、
副作用の極めて大きい標準治療だけを行っている専門医の方が、
当然その対策にも長けています。
手術後の再発予防などのように、
標準的抗癌剤治療が本当に必要なときには
毒薬である抗癌剤を扱う専門家が行う方が、
安全だと思います。
それを行う専門医を増やすことは悪くはないと思います。
それを増やす結果、
標準治療だけしかできない国になってしまうことだけは
絶対に避けてもらいたいと思います。
また、放射線治療医は絶対的に不足していますので、
その専門家の養成は早急に願いたいと思います。
以上 文責 梅澤 充
マリーさん”からコメントをいただきました。
オモテのコメントですのでそのまま再掲します。
気になる新聞の記事
今日の朝日新聞2面に
「抗がん剤・放射線の専門医を増やす」と言う記事がありますが、その中に
「医師に抗がん剤に対する知識がないと、副作用を心配して、使う量を減らして
効果が十分でなかったり、副作用を適切にコントロールできなかったりする」
というくだりがありました。
厚生労働省やマスコミは、先生のように、抗がん剤を適切に使用して
効果をあげているDrがおられることを知らないのでしょうか?
また、本当に知識がなくて抗がん剤の量を減らすDrもいるのでしょうか?
先生のご意見が伺えれば幸いです。
このコメントに対する私の考えを書きます。
現在も腫瘍内科医には、シッカリ受け継がれている感の強い
「縮小なくして延命なし」
という極めて古典的な抗癌剤治療の根本論理があるが故に、
最大耐用容量という、
人間の身体が耐え得る最大の量の抗癌剤を投与する治療が主流です。
しかし、それに反して
金沢大学の高橋先生が、
2006年4月17日の「ふと考えたこと」
2006年4月18日の「最大耐用量と最大持続可能量」
でも書いたとおり、
最大耐用容量など使わずに、
「腫瘍の縮小が無くても延命は可能だ」ということを
科学的に証明されました。
しかし、それはほとんど無視されています。
何故でしょうか。
以下はまったくの私見で、
下衆の勘ぐりを書きます。
厚生労働省の指針も医者がアドバイスをしているはずですが、
抗癌剤治療においては当然内科医主導のはずです。
高橋先生はじめ、
大量の抗癌剤を使う標準的な治療に疑問を抱いているのは、
外科医ばかりです。
外科医にはガンに対して、
手術という絶対的な武器があります。
当然、内科医にはそれは無く、
唯一の武器は抗癌剤です。
学会では内科と外科はあまり仲良しというわけではありません。
私は知りませんが当然ながら、
醜い覇権争いのようなものもあるのではないかと想像されます。
抗癌剤治療については、
その主導権を持つことになるのはそれに精通している(?)、
手術という絶対的な武器を持たない内科医だと思います。
その結果は、
お国を挙げての標準的抗癌剤治療の推進だと思います。
標準的に大量の抗癌剤を使う治療であれば、
それだけを専門に行っているのですから、
内科医の方が、外科医よりもはるかに優れていると思います。
当然、副作用対策にも秀でていて、
患者さんは、外科医が行う標準的抗癌剤治療よりは、
少ない副作用で抗癌剤治療を受けることができると思います。
また、お国が推し進めようとしている標準的抗癌剤治療の
唯一のよりどころ、金科玉条であるエビデンスは、
ほとんどすべて、巨大な費用をかけて、
製薬会社主導で行われた治験から得られたデータです。
その金科玉条を作り上げた製薬会社への
ご褒美も多少は考慮された結果が、
薬剤の消費量が少ない治療は無視して、
それを大量に消費する標準治療だけを推し進める
一つの要因になっているような気がしないでもありません。
私の妄想・邪推だとは思いますが・・・・
「医師に抗がん剤に対する知識がないと、副作用を心配して、使う量を減らして
効果が十分でなかったり、副作用を適切にコントロールできなかったりする」
ということは、ガンの縮小効果という面からだけ考えればそのとおりだと思います。
抗癌剤はたくさん使えば、
それだけガンは一時的には縮小してくれます。
それが、患者さんの求めているガン治療に対する効果とは大きく違うことは、
何回も書いているとおりですが・・・・
使い慣れていない医者では、
その量を少なくすることは多々あることだと思います。
毒薬になれていなければ恐怖心が先にたち、
控え目に使うようになると思います。
副作用のコントロールに関しても、
副作用の極めて大きい標準治療だけを行っている専門医の方が、
当然その対策にも長けています。
手術後の再発予防などのように、
標準的抗癌剤治療が本当に必要なときには
毒薬である抗癌剤を扱う専門家が行う方が、
安全だと思います。
それを行う専門医を増やすことは悪くはないと思います。
それを増やす結果、
標準治療だけしかできない国になってしまうことだけは
絶対に避けてもらいたいと思います。
また、放射線治療医は絶対的に不足していますので、
その専門家の養成は早急に願いたいと思います。
以上 文責 梅澤 充



